10月9日の日曜日、福島市西部の奥羽本線(山形新幹線)赤岩駅周辺に残る廃線跡を歩いてきました。昨年9月と10月の連休にも訪れているので、これで3度目となります。
当日は天候が不順で昼過ぎまでは雨から曇りの予想となっていたため、空が明るくなるのを待って13時半過ぎの遅い出発となりました。
今回は2代目松川橋梁の橋脚を見物するため、赤岩駅へと向かう砂利道を下っていきます。
坂の途中で分岐する道へとそれて、さらに下っていくと松川橋梁の上に出ました。
ここから橋梁脇の急斜面を右往左往しながら慎重に下り、何とか無事に松川のほとりへと降り立ちました。
左右のコンクリート橋脚が現行の山形新幹線のもの、真ん中の四角い橋脚が2代目松川橋梁のものです。堂々と聳え立っております。実に巨大です。
この時点で結構気力・体力を使ってしまって、すでにお疲れモード(笑)。橋脚見物はそこそこにして松川の渓谷を下流へと向かっていきます。
最近は雨天の日も多くて川の水量が気になっていましたが、長靴でも十分両岸を行き来できる程度で助かりました。
途中には錆びたレールが1本転がっておりました。
真上の廃線跡から転がってきたのか、上流から流れてきたものなのか…。
このまま河原を歩いて初代松川橋梁へと行こうかと思っていましたが、あと少しというところで切り立った岩壁と深い淵に行く手を阻まれてしまいました。
やむなく少し上流へと引き返し、第7号隧道の坑口前へと斜面を登ることにします。
※急斜面を登っているので、地面ばかり写ってます。あと息切れの音がうるさいです。
激しく息を切らせながら何とか廃線跡まで上がってきました。第7号隧道です。
すっかり疲れ果ててしまい、「第6号隧道だけは行っておくか。」と先に進むことにします。
第6号隧道
こちらも動画を添付しておきます。
この先、草むらや周囲を警戒しながら先へと進む気力がなかったので引き返しました。
ふたたび第7号隧道へ戻ってきました。
今度は中へと入っていきます。
こちらのトンネルは内部崩落を起こしています。廃線となった原因です。
坑口を振り返ってから、横坑で外へ。
第7号隧道の側壁です。
ここから一気にトンネル上の尾根を登り、車へと戻っていきました。
※約20分間、ひたすら急斜面を登ってます。
1本目の映像は途中で音声が途絶えます。登り始めてすぐに一度側壁へと引き返していますが、前方に猿がいるのを見つけたからです。
最後に同じ福島市内の「あづま温泉」へ。熱い温泉に浸かり汗を流しました。
ブログ一覧 |
奥羽本線 庭坂~板谷間 鉄道・廃線跡 | 日記
Posted at
2016/10/10 16:04:30