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イイね!
2019年07月21日

岐阜県恵那市岩村の街並みを散策してきました

本日は、母と弟を連れて岐阜県恵那市岩村の街並みを散策してきました。

岩村は、山城として知られる岩村城の城下町です。古くからの街並みが残っており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

我が家族は、岩村城へは何度も行ったことがあるのですが、街並みの方は歩いたことがありませんでした。たまたま土曜日に私が一人でドライブへ行ったことに母が「私も連れていってほしかった。」と言っていたので思案して、思いついた岩村の街並みへ出かけることにしたわけです。

普段だと国道153号で稲武へ出て、そこから国道257号で岩村へと行くルートですが、このルートは少々時間がかかるので、今回は東海環状道でせと品野ICまで行き、国道363号で岩村へと向かいました。思ったよりも早く2時間ほどで現地に到着し、正解のルートでした。

岩村コミュニティセンター駐車場へ車を停めて、ここから徒歩で街並みの中心となる岩村本通りを目指します。

通りの入口まで来たところで、母が「岩村駅を見たい。」と言い出したので、ルートを外れて明知鉄道岩村駅へとやって来ました。





母は駅舎へと行ってしまったので、私は外から駅構内や復元された腕木式信号機を眺めていました。





あらためて仕切り直して、岩村本通りの散策を始めます。蒸し暑さはありますが、予想した以上に人通りが少ないですね。



最初に立ち寄ったのは、旧柴田家。明治時代の家屋だそうです。





巖邑(いわむら)天満宮。



民家の軒先にあった石輪(何て呼べばいいものか?)。元々は石臼のような気がしますが、どうしてこのような形で置いてあるのかわかりません。



道標。方角からして「左なごや」と刻まれていると思います。弟は「右と刻んであるんじゃないの?」と言っています。右と読めないこともないのも事実。



緩い坂道を登り進んでいきます。



「下町枡形」という所まで来ました。城下町や宿場町によくある屈曲路ですね。この辺りから人通りが多くなってきました。





この先で立ち寄ったのが「勝川家」。江戸時代末期に台頭した商家だそうで、建物は江戸時代後期のものだそうです。





いきなりですが、別棟にあった古い流し台。タイルの絵柄が綺麗だったので。



別棟の2階。三方が壁無しでガラス戸のみという珍しい造り。



いくつもの扉が付いた大きな蔵です。



別棟の外観。古い建物だとはわかりますが、何の案内板もないので、いつの時代のものかは不明です。



銅製の雨樋。青銅?と思いましたが、弟が「銅製。緑青が付いたものでしょ。和風建築には今でも使うことがあるよ。」と言っておりました。



海鼠壁。屋根の付け根の部分には市松模様が施されていますが、装飾なのかそれとも何か意味があるのでしょうか?



こちらは、通り沿いの家屋の2階。昔の日本家屋らしく室内が暗いです。



続いては「土佐屋」。染物業を営んでいたそうです。





こちらも奥に別棟があります。



室内には機織り機が展示してあります。



こちらは懐かしかったので1枚。



これは敷地の奥にある染付作業をする建物。染料を入れた壺がずらりと並んでいます。



ふたたび通りへ戻ります。

控えめに装飾されたコンクリート建築物。戦前物でしょうか。



岩村郵便局前の古い形のポスト。



旧十六銀行岩村支店。現在は観光案内所になっています。



見物できる古建築で最後に訪れたのは「木村邸」。こちらは、江戸時代中期から末期に栄えた問屋で、岩村藩の財政を支えてきたそうです。



そんなご縁で「殿様通用門」があったそうです。しかし「殿様通用門」、この説明書きはもう少し良い言い回しがなかったのかな(笑)。



建物に入ってすぐの所にある囲炉裏。



高い屋根を支える、パズルのように組み上げられた柱。



煉瓦積みの竈。



この部屋は襖絵がかかれているので、藩主などが訪れた部屋なのでしょうか。



中庭を通り抜ける用水路。戦国末期、城下町の整備に合わせて造られたそうです。



中庭の様子。栄えた家だけあって、こちらも蔵が大きいです。





岩村本通りと交差する国道363号を渡ってすぐの所にある薬局。



薬を宣伝した古めかしい木製看板。



ここにも古いコンクリート建築物。



岩村醸造へ来ました。テレビで紹介されたりしています。







紹介されている理由の一つは、間違いなく店内を通り抜けるトロッコレールでしょう。







街並みの外れに来ました。通りはこの先で国道257号に合流し、町の南側に控える難所の木ノ実峠へ向かっていきます(今はトンネルであっという間ですが。)。





ということで、ここで引き返します。岩村駅からここまで約1.3kmでした。



帰りの途中でカステラ屋に寄り、アイスクリームとカステラをいただきました。





岩村というと、古い街並みが残る観光地としては「ややマイナーかな。」という感じでしたが(私が行ったことのある馬籠・妻籠や奈良井に比べると。)、江戸時代からの旧家がよく保存されていましたし、街並みの統一感もあってなかなか良かったです。

個人的には装飾のある古いコンクリート建築物が残っているのも良かったですね(笑)。

あと、今回は行きませんでしたが、岩村城も山全体に石垣が残る雄大な城跡なので、一緒に巡ると良いかと思います。

今回のおまけは、帰る途中、豊田市内で立ち寄った、旧名鉄三河線枝下駅跡。レールをそのまま残しているのがポイント高いです。











ブログ一覧 | ドライブ・鉄道・廃線跡 | 日記
Posted at 2019/07/21 22:19:20

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この記事へのコメント

2019年7月30日 17:39
風情があっていいトコですね~♪私も行ってみたくなりました!
来年あたりに新城観戦やオプミと絡めて、計画を立てて行きたいです\(^o^)/
コメントへの返答
2019年7月30日 21:49
新城市からでしたら、ほぼ国道257号で行けますよ(新城市の山間部では、県道へ迂回したほうが道が良い区間がありますので。)。
新城市の隣町の設楽町の街中の国道沿いには、新城ラリーのスポンサーをしている関谷醸造のお店があるので、立ち寄るのもいいかもです(私は寄ったことはないのですけど(笑)。)。

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