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2019年07月31日

JR東海道本線美濃赤坂駅と西濃鉄道

今週土曜日が出勤のため、振替休日で今日がお休み。前々から行ってみようかと思っていたJR東海道本線美濃赤坂駅へ電車に乗って行ってきました。

美濃赤坂駅はJR東海道本線の駅となっていますが、実際には大垣駅からの通称美濃赤坂線と言われる支線の終着駅です。

安城駅から9時33分発の大垣行き快速に乗り、大垣駅で美濃赤坂行の2両編成ワンマンカーへ乗り換え。10時45分に美濃赤坂駅に到着しました。

電車はしばらく待機した後、ふたたび折り返していきますが、今回は美濃赤坂駅とこの駅に接続する貨物専用私鉄の西濃鉄道を見物しようと思っていたので、そのまま電車を見送ります。

一旦、駅の外に出て駅舎を撮影します。


美濃赤坂駅までの開通は1919年(大正8年)。この駅舎の建物資産標も大正8年。開通当時の駅舎がそのまま使われているということですね。


中には懐かしい造り付けの木造の長椅子。無人化されたのが昔なので、窓口を塞いでいる板も年季が入っています。右側が切符売り場で、左側が小荷物の受付だったのでしょうか。




東海道本線と言っても、たった2駅しかない支線ローカル線。本数はまばらです。次発の電車は13時12分発なので、約2時間半散策できることになりますね。


ホームと駅名標。広い駅ですが旅客用ホームは1面1線です。






古い駅で見かける煉瓦造りの危険品庫。


それでは、美濃赤坂駅の外周を巡ってみます。

駅前には西濃鉄道の本社があります。


駅の西側に沿って歩いていきます。

踏切跡に出くわしました。


こちらは西濃鉄道昼飯線の廃線跡。2006年に廃止になったそうですが、実際にはそれ以前から休止状態だったようです。


道路脇に寝かされていた昔の標識。


駅の南側にある踏切にやって来ました。安楽寺大門踏切とあります。


名称の由来となるお寺が踏切前にあります。


住宅街を抜けて、駅の東側へとやって来ました。


古い煉瓦の壁があったので追ってみましたが、工場の敷地が終わる前に途切れてしまいました。土留めのようです。




駅構内で停車中のJR貨物EF210電気機関車。西濃鉄道から送り出される石灰石列車を引き継ぐためにやって来たのでしょう。


貨物メインの駅らしい広い構内ですが、EF210以外、機関車も電車も貨車も停まっておらず、閑散としています。


駅の北側の踏切にやって来ました。遮断機はありません。こちらの路線は西濃鉄道市橋線です。


踏切から駅構内を眺めます。架線が張られているのはここまで。


この先は非電化になります。


ここからは、市橋線に沿って時間が許す限り歩いてみます。

店舗の出入り口がそのまま踏切になってますね。


小さな橋梁を撮っていますが、その奥の住宅も出入り口はやはり踏切から。


遮断機が設置されてないので、貼り紙で「何時何分頃に貨物列車が走行するので注意してください。」と注意喚起しています。今時、手書きなのがいい味出しています(笑)。


この踏切で市橋線は大きくカーブして、石灰石鉱山のある山へと向かっていきます。




そろそろ駅へと戻る時間になってきたので、最後に石引神社という所へとやって来ました。


こちらの神社の境内を市橋線が通過しています。




こちらの踏切にも貼り紙が。


せっかくなのでお参りさせていただきました。


駅へと戻る道は市橋線沿いではないので、これが見納め。




赤坂の集落の中を駅へと歩いていきます。

塗装が剥がれて錆が目立つ丸形ポスト。使用していないのかと思ったら現役でした。


旧中山道との交差点に出てきました。立派な旧家です。


狭い道同士ですが、どちらも県道です。この辺りが赤坂宿の中心になるようです。


この交差点の先で見つけた昭和30年代の道路標識。速度制限30km/hの標識のようです。


ようやく美濃赤坂駅へと戻ってきました。


猛暑の真っ昼間に歩き回っていたので、Tシャツはグッショリ、タオルも汗が絞れるほどでした(笑)。

駅舎に入ると同じ電車でやって来ていた小学生2人組がおりました。てっきり折り返しの電車で帰ったものと思っていたので、「君たちはどこからきたの?」と尋ねたところ、「特急ひだに乗って京都から来ました。」と言うので、ちょっと驚いてしまいました。

2人とも一眼レフのデジカメを持っており、行動からして明らかに鉄道好き。夏休みを利用してやって来たのでしょう。

しかし、電車が戻ってくるまでの2時間半、どこで何をしていたのか?そもそも、わざわざ京都からこの駅へとやって来るあたり、この歳にして相当のマニアかもしれません(笑)。

さて、2時間半ぶりに冷房の効いた快適空間へ(笑)。


結局、駅を出発するまでには西濃鉄道から石灰石列車はやって来なくて、EF210が1両佇んだままでした。

列車本数がまばらな美濃赤坂駅でしたが、地元の人は時刻表に合わせてきちんと駅に現れて、思っていたよりも多くの人が利用していました。次の荒尾駅でも平日の昼間にも関わらず小さなホームにずらりと人が並んでいて、ちょっとびっくりしました。

最後に大垣駅の美濃赤坂線専用切り欠きホームでも撮ろうかと思いましたが、豊橋行き快速の出発まで時間がなかったので、早足で乗り換え。

冷房の効いた車内でウトウトしながら帰りました。
ブログ一覧 | 鉄道・廃線跡 | 日記
Posted at 2019/07/31 22:07:37

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この記事へのコメント

2019年8月1日 8:19
こんにちは

矢橋工業ホキ9500による石灰石輸送って今や貴重ですよね。
西濃鉄道は数少ない工場引き込み線なので、一度見に行きたいとは思ってます。
そういつまでも走ってなさそうですし。

貴重なものを見せていただき萌えさせていただきました。
ありがとうございます。
コメントへの返答
2019年8月1日 20:52
いえいえ、とんでもありません。

踏切の注意書きに貨物列車の通過予定が13時30分とあったとおり、13時12分の電車の発車時刻には間に合わず、見ることができなかったのは残念でした。

神社から戻ってくる時に、さらに奥の方から盛んに警笛の音が鳴り響いていたので、積み込み作業をしていたのかもしれません。

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