今日は夏休み2日目。といっても、平日の休みは何があるのかわからないので(職場からね。)、遠出する気もなく、近場で暇をつぶすパターンが多くなってしまいます。
昨日は、知多郡武豊町の廃線跡へと行ってきましたが、本日は名鉄三河線の三河知立駅へ行ってきました。車でですけどね(笑)。
今日も車の車外温度計が37℃とかいう暑さでしたが、知立駅前の市営駐車場に車を停めて(三河知立駅にはコインパーキングがないので。)、タオルで汗を拭きながら徒歩で向かいます。
最初にやって来たのは、三河八橋駅方にある三河線と名古屋本線の連絡線跡。貨物列車などが行き来した短い路線でしたが、1984年(昭和59年)に廃止されました。
駅構内に少しだけ線路が残っています。
かつての線路跡は駐車場になっています。
踏切跡にだけ複線でレールが取り残されています。
踏切跡の先の線路跡には住宅が建っているので迂回。迂回した先は、整地されて痕跡は何もありません。
名古屋本線との合流地点に来ました。電車を真正面から撮影するには良い場所です。
ふたたび三河知立駅へと戻ってきました。三河八橋駅方の踏切です。踏切の注意標識が機関車マークのままです。
適度に草生しているところがいい感じ。
側線が多いので保線用車両の滞泊に使われているようです。
知立駅方のポイント。ランプ部分がやや首を傾げていますね。
知立駅方の踏切から駅に進入する電車を撮りました。
ここでやっと駅舎に来ました。昔の駅舎は木造平屋の立派のものでしたが、今は名鉄の無人駅で標準的な雰囲気の駅舎です。
駅構内のポイント。
一周して三河八橋駅方の踏切まで来ました。
ここにあるポイントは電気転轍機と呼ばれるタイプのものですね。
知立行きの電車がやって来ました。
この駅で知立行きと猿投行きが列車交換します。三河線はワンマン対応の6000系に統一されてしまったので、見る側としては面白みに欠けますね。
駅の外周を一周したので、今度はホームへ入ろうと思い、自動券売機を操作してみたところ、入場券のボタンは無反応。販売していないようです。
このまま帰るのもありでしたが、せっかくなので名古屋本線知立駅まで歩いていき、電車に乗って三河知立駅のホームへと降り立ちました。
駅間0.7kmなので、苦になるような距離ではありませんですしね。
ホーム屋根は木造の古めかしいもの。現在使用中のホームには2番ホーム、3番ホームの番号が付されています。
1番ホームは写真右側のホームですが、永らく使用されていないようです。
現在の名古屋本線知立駅が1959年(昭和34年)に開業するまでは、付近の名古屋本線上に設置されていた(旧)知立駅まで、このホームから連絡通路が設けられていました。
ホーム上からポイントを眺めます。日常的には使用されていないためか、特に手入れもされていないようで、矢羽根の部分の塗料が剥げてきています。
三河八橋駅方の出発信号機。この駅は上下線と待避線の3線に両方向とも出発信号機が設置されていて、どの線路からでも両方向に出発可能のようです。
三河八橋駅方を遠望。
右方向へとカーブしていく線路が、かつての連絡線です。
旧1番ホームは2両編成の長さしかない昔ながらのホームですね(使っていないので当然ですが。)。
知立駅方の遠望です。信号機がある右カーブを曲がれば、すぐに知立駅です。
ということで、三河知立駅でした。
駅舎は改築されてしまっていますが、貨物も取り扱っていた昔の三河線の駅構内・配線の雰囲気をよく残している駅です。私が小さい頃は、三河線にはこんな感じの駅がけっこうありましたが、駅構内がどんどん整理・縮小されて、小ぎれいでこじんまりとした駅ばかりになりました。
三河知立駅も早晩、知立駅周辺の連続立体高架事業により移転することが予定されていて、また一つ昔ながらの駅が消えることになります。
ブログ一覧 |
名鉄三河線 | 日記
Posted at
2019/08/22 20:58:54