2019年8月24日土曜日、岡山県内へとドライブに出かけてきました。
最初に立ち寄ったのは、久米郡美咲町の「柵原ふれあい鉱山公園」。続いて向かったのは、そこから約25km離れた津山市内です。
やって来たのは、JR津山駅の西隣にある「津山まなびの鉄道館」。1936年(昭和11年)に建設された扇形機関車庫を再利用した鉄道館です。
敷地内へ入る前に扇形機関車庫の外周を見てみます。機関車庫内に外光を採り入れるため、大型のガラス窓が連続的に設置されています。
こちらが機関車庫です。
機関車庫の天井は、かつて配備されていたSLの煤煙で真っ黒です。
機関車庫の前に設置されている転車台。
展示車両です。
キハ33。
キハ181。特急やくものネームプレートが掲げられています。
キハ58。この車両だけ車内展示もしていました。
キハ28。
キハ52。勾配線区で活躍したディーゼルカーですね。
D51。2号機です。煙突からドームが伸びていて、「なめくじ」と呼ばれたタイプですね。
開いているスペースを覗くと、レールとレールの間にピットが掘られています。
DF50。電気式ディーゼル機関車です。電気式は、車内にディーゼル発電機を装備して、発電した電気によりモーターを駆動して走行するタイプの機関車です。
DD13。
DD15。除雪用のディーゼル機関車です。見えているのは除雪装置で、機関車本体はその後ろにあります。
DD51。かつてはSLを駆逐したディーゼル機関車として鉄道ファンに疎まれたこともありましが、現役機が減少してきた昨今では再注目されているようです。
10t貨物移動車。「重要機械 米子機械区」というプレートが貼られているところから、鳥取県の米子駅に在籍していたのでしょうか。
DE50。この機関車は、DD51の後継車両開発を目的として製作された量産先行試作車ですが、地方路線の電化推進や大型ディーゼル機関車の需要減により、量産されることはなかったそうです。
DD16。塗装の退色が激しいです。
展示車両は以上でした。
出入口とは反対側になる壁面。丸窓があって、おしゃれなところもありますね。
こちら側も大きなガラス窓が目立ちます。
隣の敷地には車両の留置線があって、多くのディーゼルカーが停まっています。
津山駅を遠望。この付近の拠点となる駅です。
ホームに岡山行きの列車が停車中。岡山行きなので、津山線の列車ですね。
あらためて転車台を撮影。
最後に場内の全景です。
規模は小さいものでしたが、1時間ほど滞在していました。
さて、次の目的地へ移動しようかと思いましたが、「津山なら津山城も見ておくか。」ということで、津山城址へ来ました。
思っていたよりもお城のある山が高いのがちょっと…。でもまあ、お城も好きですからね。こういう機会は大事にしないと。
城内への入口へ来ました。
入園料300円を払って入場します。
予想以上に高くて立派な石垣群です。使われている石も巨大な物ばかり。山陽と山陰を中継する津山へ城を置くことが重要視されていたことが伺えます。
備中櫓。復元再建した櫓だそうです。
息を切らさないよう、のんびりと登っていきます。
市街地の真ん中にある山なので、やはり眺めは抜群です。お城から東側の街並みです。
ちょっとコースから外れて、本丸の東側の小道を進みます。
最上部である本丸へと来ました。
天守台です。かつては4重5階の層塔型天守が立っていましたが、1873年(明治6年)の廃城令により、破却されたそうです。天守が写っている古写真が残っています。
天守台から西側の街並みの眺め。
天守台から城の北東部の眺め。
本当に眺めは抜群でした。明治時代に壊されていなければ、もっと良かったのでしょうけど、お城は旧時代の象徴でしたからね。
帰りものんびりと歩いて下ります。階段に使われている石も大きなもので段差が高く、いちいち「よいしょっ、よいしょっ。」と行かないといけないのが辛い…。安土城の大手口の階段の次にきつかったです。
駐車場まで戻ったらお土産を買って、ついでにソフトクリームも買いました(笑)。とにかく暑かったです…。
ここからは最後の目的地である備前市三石地区へと移動します。
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ドライブ・鉄道・廃線跡 | 日記
Posted at
2019/08/25 22:31:52