2021年4月3日土曜日は三岐鉄道北勢線の北大社車両区を、4月4日日曜日は豊橋鉄道東田本線の赤岩口車両区を訪れました。
先週、三岐鉄道三岐線の保々車両区を訪れて見物しましたが、今回はその続きで、北勢線の車両基地である北大社車両区を訪れてみました。
地図はこちら。北勢線東員駅から阿下喜駅方面へ向かった場所にあります。星印の場所に車を停めて、徒歩で現地に向かいます。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
線路沿いを歩いているとちょうど電車がやって来ました。この路線の最高速度は45km/hなので、私でも落ち着いて写真を撮ることができます(笑)。
車から住宅街の路地を歩くこと5分ほど、北大社車両区へ着きました。保々車両区に比べると敷地は狭いようです。
クモハ276です。
敷地に沿って歩き、正門を通り過ぎると屋根だけの建物があります。ここはかつて北大社駅という駅も設置されていたので、駐輪場の跡でしょうか?
屋根の下には、勾配標や速度制限標識などいろいろなものが転がっています。
車両区の東員駅側の端に来ました。
クハ141です。軌間762mmのナローゲージなので、車両もこじんまりとしています。
車両区からもう少し東員駅寄りにある踏切の脇からの眺めです。最初に見たクモハ276の編成が見えています。
かつて駅ホームがあった場所は整地され、線路も敷き直されているそうです。
車両区の東員駅側の端まで戻ってきました。
こちらは最初にやって来た阿下喜駅側の端。間近まで住宅が迫っています。
車まで戻る途中、また電車がやってきたので見送るかたちで撮りました。
車へと戻ってきました。
電車をきれいにしたり、架線柱をコンクリートポールにするなどだいぶ更新改修が進んできましたが、小さな電車が集落の中を縫うように走る光景は変わらないようです。
さて、翌4月4日日曜日。今度は路面電車である豊橋鉄道東田本線の終着駅、赤岩口駅に隣接する赤岩口車両区を訪れました。
この車両区も路面電車の基地のためか小さな敷地です。周囲を路地や駐車場が取り巻いているので、四方から見物できます。
これは3500形ですかね。元都電荒川線の電車。台車が取り払われて、仮台車に載せられています。
800形。元名鉄の岐阜市内線・美濃町線で走っていた電車ですね。
T1000形「ほっトラム」。
こちらも3500形。「ヤマサのちくわ」のラッピングですね。
赤岩口駅側からの眺め。本線からはスイッチバック方式で庫内と出入りしています。
次に競輪場前駅にある折り返し電車用の電車留置線を見に行きます。はじめは路面電車に乗っていこうかと思いましたが、ちょうど出発していってしまったので、1kmほど歩いていきます。
こちらが競輪場前駅横にある電車留置線(電留線)です。
一般の建物の脇に線路を引き込んでちょこんと電車が待機しているのが、何ともマニア心をくすぐります(笑)。
せっかくなので、赤岩口駅までは路面電車に乗って戻ることにします。
こちらは豊橋駅前へ向かい出発していった780形。この電車も元名鉄で岐阜市内線・揖斐線で走っていました。
赤岩口駅まで乗った800形の車内。
車両区の出入口。路面電車なので踏切がなく、道路・歩道との境界もあいまいですが、やはり線路内に立ち止まることだけは避けませんとね。
800形。パトカーを模したラッピングですね。
豊橋鉄道赤岩口車両区でした。
路面電車に乗ったのは富山県高岡市で乗って以来、4年半ぶりですかね。豊橋市内線は初めてになるのかな。高岡市で乗った時はTGRラリー高岡万葉戦を観戦しに行って、ラリーパークからサービスパークへ移動するのに乗りました。
この車両区の前を通る愛知県道4号は、ドライブなどで通ることはほとんどありませんが、ここの車庫のことは通るたびに横目で見たりしてました。三岐鉄道の車両区(車両基地)を見物するうちに、「ああ、そういえばいい機会だし行ってみるかな。」と思い出して、やって来た次第です。
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ドライブ・鉄道・廃線跡 | 日記
Posted at
2021/04/04 22:47:34