2022年11月10日(木)、世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン」のイベント会場とサービスパークである、愛知県豊田市の豊田スタジアムへと出かけてきました。
当日はたまたま計画消化の有給休暇を取っていて、家でゴロゴロしていたのですが、ラリーの相方であるドライバーやすい氏も同じくたまたま有給休暇を取っていて、シェイクダウンが行われる豊田市鞍ヶ池公園周辺へ朝から出かけて、ラリーカーの写真や動画をSNSにアップしておりました。
それを見て、「そうか木曜日から始まっているんだっけ。どうしようかなぁ…。」とラリージャパンのホームページをチェックしたところ、現地でサービスパークの当日券を発売するとありました。開場時間は12時からなので「間に合うな。」ということで、急きょ豊田スタジアムへと出かけることにしました。
JR東海道本線・愛知環状鉄道と乗り継いで、最寄りの新豊田駅からスタジアムまでは徒歩で15〜20分くらい。会場へ向かって歩いていた時、前を歩いていた人が連れの人と「平日とは言え世界選手権開催なのに、人通りが全然無いよなぁ…。」なんて言っていましたが、ラリー競技の認知度からすれば致し方ないところではありますよね…。
そんな感じでスタジアム横を流れる矢作川に架かる豊田大橋を渡るまではのんきに歩いていたのですが、会場に着いたらさすがにとぐろを巻く行列ができておりました…。
係員さんに「当日券を販売していると見たのですが、どこで買えますか?」と尋ねたところ、「特に列は分けていないので、このまま一緒に並んで買ってもらえますか。」とのこと。じりじりと動く行列に並んで進むこと1時間。ようやく当日券販売のテントが見えたので、一旦列を離れてダッシュ。当日券を速攻で買って、また元の位置に戻りました。
そこからさらに待つこと15分。ようやく入場することができました。
会場に掲出されているトップ選手の大きな写真を見て、「WRCがようやく開催になったんだなぁ…。」としみじみと実感しましたね。
まずはOZのブースへ行き、話に聞いていたプロトタイプのYZW店長さんのセリカを確認して撮影。
イベント会場はそこそこにして、ワークスチームのサービスパークへと向かいます。
入口にあるヒョンデのサービステント。平日ということもあってか、そんなに観客はいません。
ヒョンデi20 N Rally1です。わかっていたことですが、ワークスチームのサービステントは観客側との間に通路が設定されているので、どうしても車のお尻しか見えませんね。
続いて、フォード・プーマ ハイブリッド Rally1。仮ナンバーのプレートが悪目立ちしてますね(笑)。
北海道でWRCを開催していた時は、「カルネ」(一時的な輸出入(持ち込み)のための措置)により、チームが所在する国のナンバープレートをそのまま装着して走行していましたが、今回は何か法的な問題があったのでしょうかね?
トヨタ・GRヤリス Rally1。ヒョンデとMスポーツ・フォードの前は空いていたので、気楽に写真が撮れましたが、さすがにトヨタの前は観客がごった返していて、後ろから隙を見て撮るような感じでした。
「じっくり見られないなら、ひとまずいいや。」ということで、WRC2以下のクラスのサービスパークへと移動します。
WRC2以下のクラスのサービスパークへと来ました。こちらは全日本ラリーと同じで、サービスパーク内を自由に見物することができて、ラリーカーにも邪魔にならない範囲で間近まで近づくことができました。
どちらにしても、みんなテントへは頭から車を突っ込んでいるので、お尻を撮るのがメインになることには変わりありませんが(笑)。
撮影した写真を並べていきます。
WRC2以下のクラスのサービスパークの見物を一通りしたところで、「私たちも会場にいるよ。」と連絡があったTGRラリー仲間のハラダ氏夫妻と合流。知り合いの参戦者へ会うために、もう一度サービスパークへと戻ります。
開会式・セレモニアルスタートに向けて、各テントのラリーカーが移動し始めました。
急いでワークスチームのサービスパークへ向かうと、ちょうどGRヤリスがサービステントから出発していくところでした。
開会式まではまだ時間があるので、そのままトヨタのテントへ行ったところ、チーム代表のヤリーマティ・ラトバラ氏がおもむろにテント前の観客の所へとやって来て、手当たり次第にサインをし始めました(笑)。
ハラダさんも無事にサインしてもらえました。
開会式の時間が近づいてきたので、スタジアム内へと向かいます。
GRヤリス初号機。
スタジアムの出入口に貼ってあった貼り紙。
場内へ入ると、すでにラリーカーの整列が完了しておりました。
その後は開会式・セレモニアルスタートとのんびり見物しておりました。
ここであらためて気が付いたのが、Rally1カーが無音なこと。Rally1カーは、サービスパーク内の移動時は電動での走行が義務付けられています。それでも「セレモニアルスタートの時はエンジンかけた方が迫力があっていいんじゃないの?知らないうちに『スーッ』と消えちゃって面白くないじゃん。」とハラダさんと話してました。
全車がスタートした後は、スタジアム内のパブリックビューイングでSS1を視聴。TGRラリーで走行したことがあるコースを今回のWRCでは逆走で使用しているので、「自分たちのコーナーリングスピードと全然違うわ!!」とかいろいろ突っ込みながら、楽しんで観ていました。
日も暮れた19時。SS1を終えたラリーカーが続々と戻ってきています。
サービスパークへと戻るのかと思っていたら、この日の夜はサービスタイムは設定されておらず、ラリーカーはそのままスタジアム地下駐車場のパルクフェルメ(車両保管所)へ直行。ワークスのサービス作業を見てみたかったので残念でした。
時間は19時半を回り、ハラダ氏夫妻は最後にオフィシャルショップを覗いてくるとのことでお別れ。初めてのWRC体験でしたが、なかなか楽しむことができました。
次は11月13日日曜日に弟と弟の友人の杉浦くんの3人で、ラリー4日目を岐阜県恵那市岩村で見物する予定です。
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ラリージャパン | 日記
Posted at
2022/12/21 00:47:24