2023年4月22日土曜日、弟の誘いで母と私の3人で静岡県浜松市と長野県飯田市の境にある兵越峠までドライブしてきました。
こちらは現在掘削工事中の三遠南信道青崩峠トンネル。
5月26日に貫通したとの報道発表が飯田国道事務所からありました。延長4,998mを4年がかりで掘削したとのこと。周辺は中央構造線が通り、相当厳しい条件下でのトンネル工事だったそうですが、これで開通へのめどが立ったことになりますね。
こちらは青崩峠トンネルのすぐ近くにある草木トンネル。
当初、三遠南信道は地盤・地質に不安のある青崩峠を通過せず、この草木トンネルを通過し、青崩峠の東隣となる兵越峠から飯田市南信濃和田方面へと進む予定でした。ところが調査を進めていったところ、兵越峠の方がより困難な工事になりそうだと判明し、結局、青崩峠直下にトンネルを建設することになりました。
そのため、三遠南信道のトンネルとして建設された草木トンネルは一般道へと格下げになり、歩道も追加設置されて現在に至るわけです。トンネル内の照明も規格的な問題なのか節電のためなのか、現在はほとんど点灯していません。
草木トンネルを通過すると、兵越峠へと向かう浜松市道に出ます。昔は兵越林道(ヒョー越林道)と呼ばれていました。狭い峠道ですが、地元の車だけでなく、私たちのような遠方ナンバーの車もちらほらと通行しています。
兵越峠に到着しました。
峠付近を散策します。
こちらは峠で行われる「峠の国盗り綱引き合戦」の勝敗結果に基づき表示されている「国境」の看板。
長野県と飯田市の境界標識。
山桜が咲いていました。
さて、ついでに兵越峠から飯田市側に伸びる昔の峠道を少し辿ってみます。峠にあるトイレの裏側から入っていきます。
何となくですが、道跡が残っています。
道跡がだいぶ怪しくなってきました。
道跡の外は一気に下へと切り落ちています。
この先はそれなりの格好で来ないとまずそうな雰囲気。ここで引き返しました。
トイレの前に立っていた兵越峠の説明板。だいぶ傷んでしまって、説明文が読み取りづらくなってしまっています。
兵越峠を下り、国道152号への合流地点でふたたび停車。写真を撮ります。
この先へは行ったことがありませんが、道幅が狭く「酷道」のようです。現在は青崩峠トンネルの工事のため通行止めになっています。
次にやって来たのは、我が家のドライブでは定番の道の駅「信州新野千石平」。
昼御飯も定番の唐揚げ定食でした(笑)。
岡崎市内まで戻ってきたところで晩御飯。昔の勤務先で利用していた和食屋で、味噌ヒレカツ定食を食べました。
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Posted at
2023/06/18 11:32:25