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2024年11月13日

【2024年】「豊田しもやまラリー」へ参戦しました

2024年5月18日・19日、愛知県豊田市で開催された「豊田しもやまラリー」へ参戦してきました。2024年の初ラリーとなります。「中部・近畿ラリー選手権」として開催される本ラリーですが、私たちは「JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ」クラスへの参戦です。

2016年の初ラリー以来、我らコンビはずっとTGRラリーチャレンジシリーズへの参戦のみでしたが、最近はSS総距離が10kmにもならないラリーがほとんどで、ドライバーやすい氏が「もっと長いSS距離を走りたい!」と、今年は地方戦への参戦を決めました。

シリーズ参戦予定の「JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ」は中部・近畿ラリー選手権併催のシリーズなので、基本、地方選手権と同じ距離のSSを走行できるのが決め手のようです(そして「いきなり地方選手権クラスへの参戦だと、レベルが高すぎるからね。」という理由もあるとのこと。)。

ちなみに、このラリーには私たちのほかにもTGRラリー組が出場していました。どうも今年からの努力義務で、「2016年以降にTGRラリーを15戦を超えて参戦している場合、2024年のTGRラリーへ参戦する前に地方戦もしくは全日本戦へ1戦以上参戦すること。」とあったようです。

5月18日土曜日、サービスパークとなる「下山保健福祉センターまどいの丘」へとやって来ました。天気は快晴で、ハッキリ言って暑いです(笑)。


土曜日はレッキ(下見走行)、参加確認、車検という流れで、これはTGRラリーと変わりありません。ただ、ドライバーズブリーフィングの開始が17時からと遅いので、車検終了後の拘束時間が長いのが難点ですね(笑)。

今回のラリーのSS総距離は34.82km。SS1・4「根池龍王」7.98km、SS2・4「ドラゴンレイク」9.43kmの構成です。今までの経験の中で一番長かったSS1本の距離は6~7kmなのですが、どちらのSSもその距離を超えています(笑)。

そしてTGRラリーとの大きな違いがレッキを2回できること。TGRラリーは1回だけなので、ペースノートがうまくできるかどうかはある意味一発勝負。それが2回実走行できるわけですから、この違いは大きいです(もちろん法定速度内ですけどね。)。

とは言っても、コース自体がなかなか表現が難しい場所が多くて、作ったペースノートもけっこうチェックマーク(赤丸のところ)を入れる羽目になってしまいました。


レッキが終了してサービスパークへ戻ったら、参加確認と車検に向けての準備。


車検については、TGRラリーとは違った厳しさがあるかもと少し心配しましたが、特にそのような事もなく無事に通過しました。

この後、ドライバーズブリーフィングへ参加して土曜日の日程は終了。豊田市下山は各々の自宅から近いので、今回は「前夜祭」をすることもなく帰宅しました。

翌19日日曜日。サービスパークへ7時15分に到着。昨日の快晴から一転、雨がぱらつくような天気…。コースが落ち葉や泥で汚れているので、この天気には参りました…。


それでは走行タイムと簡単なラリーの内容について(時間が経ちすぎて、状況をほとんど覚えていませんが(笑)。)。今回、私たちのクラスには9台が参戦しています。

SS1:8分39秒5(55.2km/h)。クラス3位。
クラストップから35.1秒差。クラストップはTGRラリーでクラス優勝する方なので、まあ仕方ないかと…。
屈曲路なのはTGRラリーでもよくある事なのでそれは良いのですが、とにかく道が汚い(笑)。前述しているとおり、杉の落ち葉が敷き詰められている場所や、砂・泥が被っている場所、それに加えてのウエットコンディションで、助手席に乗っていても「グリップ感が全然無い…。」とわかる状態。無事にSSを走り終えて、ホッとしました。

SS2:9分21秒0(60.5km/h)。クラス2位。
クラストップから41.7秒差。
ラリージャパンのSSコースの一部を逆走で使用するコース。SS1・3と比べると道幅が広く(1.5車線くらい)、路面も舗装もおおむねきれいです。
思っていたよりもスピードが乗る区間が多くて、「ノート読むのが遅い!」と言われたり、ロストしたりとワタクシ的には酷い目に遭いました…。

午前のループのタイムカード。複写式のタイムカードでない時は、念のために写真を撮っておきます。


午前のループを終えてサービスパークへ戻ってきました。いろいろとダメなところもありましたが、速報では良い順位にいることがわかり、午後のループもコースから落ちないように完走目指していくことにします。


SS3:8分59秒5(53.2km/h)。クラス3位。
クラストップから55.4秒差。
そして、SS1のタイムの20秒落ち…。二人して「えーっ!どうして!」と声が出ます。2周目でコンディションがさらに悪くなって、コースオフしている車両も増えていましたが、そんなに悪くはないだろうと予想していたのに、このタイムにはガッカリです…。

SS4:9分27秒7(59.7km/h)。クラス2位。
クラストップから47.4秒差。
2周目になっても「ノートのタイミングが合ってない!」とお叱りの言葉…。ふふふふ…。


何はともあれ、悪コンディションの中、無事に完走いたしました。


正式結果はトータルタイム36分27秒7。ラリーの内容はどうあれ、初参戦でクラス2位と望外の結果を得ることができました。毎戦毎戦課題ばかりですが、「終わり良ければ総て良し」ということで、久しぶりに表彰台の喜びに浸りました(笑)。

さて、表彰式での地元の方のあいさつで、「そんなこともありましたが~」と大量のコースオフについてサラッと触れられていましたが、もうそんな出来事には慣れていらっしゃるのか、全然気にもせず「みなさん来年もよろしくお願いしますね。」とウェルカムな感じでした。ある意味、ラリーが根付いてきたのかな(笑)。

そして、オフィシャルの方からは「今回のコース状況に苦情を申し立てた方もいるようですが、ラリーはあるがままのコース状況で走行するものです。『TGRラリー』とは違うんです。」というような話も出ました。

今回のラリーで、あらためて「TGRラリーは『至れり尽くせり』なラリーなんだな。」と実感しました。SSコースは清掃されているし、危険な場所には目印としての標識やテープも張られているのですからね。

ラリー後はサービスを担当してくれた方々と一緒に打ち上げしました。
ブログ一覧 | 中部・近畿ラリー選手権 | 日記
Posted at 2024/11/13 21:46:41

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この記事へのコメント

2024年11月14日 3:56
参戦お疲れ様でした。 また2位表彰台おめでとうございます!
とても読み応えあって楽しく拝見させていただきました。

ノートラブルで完走するのって重要であり、難しいことだと思いました。
それにしてもお話から察するにクラス優勝者は別次元ですね(笑)
コメントへの返答
2024年11月14日 9:00
ありがとうございます。5月の話なのに恐縮です(笑)。

初めての地方戦ラリーだったので、細かいところで戸惑った点もありましたけど、無事に完走できて大きなオマケが付いた感じです。

クラス優勝者は地方戦クラスで出てもらうような方でしたが、総合上位なんかもはや異次元ですね。そう考えると全日本やWRCのレベルとは一体…。

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