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小林あにのブログ一覧

2019年10月28日 イイね!

TGRラリーチャレンジin豊田に参戦しました

10月27日日曜日、愛知県豊田市内で開催されたTGRラリーチャレンジin豊田へ参戦してきました。今回は各クラス年間ランキング上位者による特別戦という位置づけです。

さて、前日の26日土曜日。参加確認と車検を済ませるために、サービスパークが設置される豊田市の鞍ヶ池公園へとやって来ました。

12時に現地集合して、荷下ろし、参加確認、車検と済ませましたが、12時半には終わってしまいました。これで前日にできることはなくなってしまったので、一旦解散です(笑)。


ドライバーやすい氏は、Eー4クラス年間ランキング3位の表彰を受けるために、TGRラリーチャレンジの年間表彰式へと向かいましたが、コドラ4位に終わった私はそのまま帰宅して、家で猫と一緒にゴロゴロしていました(笑)。

夜は豊田市駅近くの飲食店(名古屋飯兼台湾料理?ジャンルがよくわからない(笑)。)で有志によるラリー前夜祭。15名ほどの方々が集まり、それぞれ懇親を深めておりました。超激辛ラーメンを注文して、一部非常に盛り上がっていました(笑)。


翌日は4時半に自宅を出発。やすい氏の自宅で合流してサービスパークへと向かいます。


サービスパークのある鞍ヶ池公園に5時半前には到着。近い所で開催されるのは本当に楽で助かります(笑)。

5時42分。レキ受付のためにHQテント前に並んでいます。日が昇るのがすっかり遅くなりました。


6時を回りレキ受付開始。ボンネットに貼り付けるゼッケンを受け取り、レキへと向かいます。

今回設定されている3か所のSSのうち、2か所は昨年と同じコース。昨年のアイテナリーと見比べると距離は若干違っていますが、昨年のペースノートを手直しして使うことになりました。

実際には、1か所は確かに距離が伸びていましたが、もう1か所は昨年のペースノートの内容と同じで、一体何なんでしょうね(笑)。

レキを終えてサービスパークに戻りました。レキの間にサービス担当のツールボックスMさんと今回は参戦しなかったFさんがやって来ていて、サービスの設営を終えていました。


ドライバーズミーティングまでの間に、レキでペースノートに書き足した内容を整理して清書しておきます。

ひとまず準備も終わり、二人してテントでのんびりしていたら、テレビ愛知のスタッフに「取材させてもらってもいいですか?」と声を掛けられ、やすい氏は「全然いいですよ!」と乗り気で対応(笑)。私は椅子に座っていたら「コドラさんも一緒に。」呼ばれ、車の前でハンディカメラ回されながら一緒に取材を受けました。

「見慣れない古い車だからだろうね。前に九州へ行った時も取材を受けたよ。ほとんどカットされてたらしいけど(笑)。」。とやすい氏の弁。Mさんは取材の様子をしっかりと写真に収めていました(笑)。

ドライバーズミーティングを終えると、順次、セレモニアルスタート会場へと移動します。


いつもだと原田選手のレビンの後ろですが、今回はHATANO選手の86の後ろです。年間ランキング順のスタートですね。

さて、今回のコース設定は、3種類のコースを2周して6本のSS構成。

距離は、
SS1・4「鞍ヶ池」   :1.54km。
SS2・5「焙烙」    :1.94km。
SS3・6「パークロード」:0.77km。
SS合計8.50kmです。鞍ヶ池公園内の「パークロード」がギャラリーステージとなっています。 

走行タイムは、

SS1:1分27秒4(63.4km/h)クラス3位。クラス1位に6.4秒差。
このSSの道路は普段は閉鎖されているらしく、しかもかつては「かまぼこ」が施されていたものを削って使用している「らしい」です。そのために非常にバンピーで、よくスライドします。

TC2前での待機中の様子です。鬱蒼とした杉林に囲まれています。


SS2:2分01秒6(57.4km/h)クラス2位。クラス1位に2.6秒差。
初めてのコース。上り基調でコーナーが連続し、路面は汚れています。HATANO選手に2.6秒差に迫るクラス2位のタイムを出しながらも、やすい氏はやはりエンジンのフィーリングに違和感を感じている様子。
     
SS3:1分08秒8(40.2km/h)クラス4位。クラス1位に19.5秒の大差。
痛恨の180度スピン。「タイヤがスライドする感覚がつかめた。」と次のコーナーへ進入したところでリアが流れてのスピン。路肩にベンチがあったためにその場ですぐに切り返しができず、大きくタイムロス。これで、やすい氏のモチベーションが切れました…。
     
これで1ループ目が終了。サービスパークへと戻ります。


45分のサービスタイムが終わり、2ループ目へと出発。

SS4:1分26秒8(63.8km/h)クラス3位。クラス1位に7.6秒差。
1走目よりも0.6秒短縮。ドライバーやすい氏の感想は「スムーズに走れたのに縮まらないなぁ。」。私が、「1回目はスライドするほど踏み込んでいたということでは?」と言ったら、「そうかもしれないな。」との返事。

SS5:2分02秒0(57.2km/h)クラス2位。クラス1位に4.8秒差。
1走目よりも0.4秒遅いタイム。コース内にリタイア車が3台あり、注意して通過する状況。なので、タイムについては「こんなもんかな。」という感じでした。

SS5から国道301号で鞍ヶ池公園へと走行中。


SS6:51秒8(53.5km/h)クラス3位。クラス1位に3.2秒差。
最後はセーブして走ったとのこと。

最終SSを終えて無事にサービスパークへと帰還しました。


最終結果は、E-4クラス完走4台中3位、総合完走55台中27位でした。ちなみにクラス優勝はHATANO選手で44.1秒差。HATANO選手は総合でも1位でした。

これで今年のラリー活動は終了。ドライバーは2年連続クラス3位となりました。E-4クラスの参加台数が少ない中、同じメンバーでのしのぎあいとなるわけですが、海外経験もあるHATANO選手は別格として、今年も原田選手には及びませんでした。

これからは、ラリーに参戦して経験を重ねるだけではなくて、林道での練習会に参加したりして、十分な距離を走りつつ、より実戦的な練習をすることで、ラリーに参戦していない時にも経験を積んでいく方向になっていきそうです。

来年のスケジュールやレギュレーションはまだ未定なので、現時点では来年の予定も当然未定です。やすい氏としては、しばらく離れているレース活動の再開も考えているみたいですが、一応ラリー活動は継続の方向のようなので、引き続きコドラとして助力していければなと思っております。


各SSの車載動画を貼り付けておきます。

SS1「鞍ヶ池1」



SS2「焙烙1」



SS3「パークロード1」ここでスピンしました。



SS4「鞍ヶ池2」



SS5「焙烙2」



SS6「パークロード2」

Posted at 2019/10/29 00:29:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | TGRラリーチャレンジ | 日記
2019年09月26日 イイね!

TGRラリーチャレンジin富士山すそのは不受理となりました

今日のお昼、ドライバーやすい氏から「すその戦、不受理となりました…。」とメールがありました。

丹波篠山戦でクラス3位が確定して、すその戦は多分出ないと話していたのですが、その後、出る・出ないを繰り返し、最終的に出るということになったで、結果を待っていたわけですが、事務局からの回答は不受理でした。

不受理を食らったのは、今までで初めてのことですね。

まあ、今年は出場回数に制限があり、制限回数には達していたので、あとは申込台数次第でしたが、関東から近くて交通の便が良い富士山すその戦はやはり無理でした(笑)。

これで、あとは特別戦である豊田戦のみとなりました。参加条件がクラス7位以上なので、申込みさえしておけば普通に受理されるでしょう。

さて、昨年は「豊田モリコロ」戦でしたが、今年は「豊田」戦。モリコロパークでのSSは無いのでしょうか?前哨戦としてセントラルラリーで使用するSSを一部でも使わせてもらえるとおもしろいですけどね。

まあ、アイテナリーが公表されればわかることなので、気長に待ちますか。

Posted at 2019/09/26 22:17:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | TGRラリーチャレンジ | 日記
2019年09月20日 イイね!

TGRラリーチャレンジin丹波篠山に参戦しました

9月15日日曜日、兵庫県丹波篠山市内で開催されたTGRラリーチャレンジin丹波篠山へ参戦してきました。今回は、第40回神大ラリーとして中部近畿ラリー選手権及びJMRC近畿SSシリーズとの併催です。

現地の丹波篠山市へとやって来たのは、前日の9月14日。土曜日に参加確認と車検を済ませるためです。


新名神の四日市JCT~新四日市JCTでの土砂崩れ通行止めの影響を受けて、他の用事を済ませてから来る予定だったドライバーやすい氏が約束の到着時間に遅れましたが(私も影響を受けましたが、自宅を早く出ていたので、鐘ヶ坂隧道に寄り道しても早めに到着。)、車検開始時刻には十分余裕で間に合いました。

滞りなく参加確認と車検が終了。一旦、宿泊先である三田市内へと移動です。


夜は、同じE-4クラスで走る原田選手ご夫妻と会食。




今回、E-4クラスを走るのは、原田組と私たちの2台のみ。この時点での年間ランキングは原田組がクラス2位で私たちはクラス3位。クラスチャンピオン争いをしている原田組はクラス優勝して暫定1位になって次戦に臨みたいし、私たちは確実に完走することで2位以上のポイントを取り、年間3位を確定させたい。

もちろん冗!談!ですが!「僕らはどうしても優勝したいんだよね(笑)。」、「僕たちは年間3位を確定できればいいですから、今回は2位でもOKですよ(笑)。ちゃんと忖度しますよ(笑)。」なんて会話を楽しんでおりました(笑)。

愛知県組のプライベーター同士、遠征で顔を合わせるたびに仲良くなってしまってますからね(笑)。宿泊先や食事先は普通に連絡取り合ってますし。

でも、本音を言えば、私たちの目下の目標は、どうしてもあと一歩届かない原田組に勝つことなので、本番が始まればお互い本気で対決するわけですよ。


開催当日の15日日曜日、三田市内を5時前に出発。5時半にレキ受付を済ませて、レキへと向かいます。

ここでアクシデント発生。受付でもらったレキ指示書(コマ図ではなかった。)に「駐車場出口から約100m走行して左折、4km走り、トンネル出口を右折…。」とあったのですが、なぜか「レキ受付場所に近い交差点を左折」と誤解して走行。4km走行しても山が全然近づいてこないことで「間違った!」と思い、路肩に停車。

実は、私たちの前後を含めて約10台は同じルートを誤走行。続々と道路をUターンして、受付場所まで戻ることになりました。本当はコース全体図をチェックしていればすぐに修正できたことなんですよね。今までで最大の珍事でした(笑)。

ともあれ、レキは無事に終了。難関はSS5・8「いなず」。峠を越えるまではよくあるタイプの道路ですが、峠の先がいきなり狭く鋭いヘアピンの連続。「この道をTGR勢に走らせるの!?」という感じです。

サービスパークに戻り、スタート時間までひと休憩します。


セレモニアルスタートのゲート。近くにはラリーパークも開設されます。


ここも朝からシャトルバスに乗って、観客が続々とやって来るんですよね。どんな周知宣伝してるんでしょうか(笑)。

今回、ドライバーズブリーフィングでもトラブルが発生しました。ラリー参加者はドライバーズブリーフィングに出席することが義務付けられていますが、集合時間を過ぎても4クルーが現れず、オフィシャル側から「来ないクルーは切る!(失格にする?)」という声も出ていて、不穏な空気に。

結局、1クルーは最後の出席確認前に滑り込みセーフ。1クルーは遅刻で30秒加算のペナルティ。出席確認ができなかった2クルーが無断欠席として60秒加算のペナルティーとなりました。

TGRラリーチャレンジ単独開催だと参加者が多いためか出席確認はなく、割とルーズになりがちなところですが、引き締めには良かったのかもしれません。

あらためて、コース設定は3種類のコースを2周して6本のSS構成。

距離は、
SS5・8「いなず」:2.34km。
SS6・9「多紀連山Short」:2.94km。
SS7・10「鍔市ダム」:0.45km。
SS合計11.46kmで、「鍔市ダム」がギャラリーステージとなっています。 

SS走行タイムですが、

SS5:2分19秒6(60.3km/h)クラス2位。クラス1位に7.6秒差。
毎度のスロースターターでペースノートが合わずに手間取ってしまいました。ドライバーやすい氏側としては、今回から使い始めたタイヤ「ヨコハマA036」が言葉通りのぶっつけ本番で限界が読み切れないことと、SS後半の連続ヘアピン区間での回頭性の悪さが響いてタイムが伸びませんでした。

この時点で無理なアタックは止めて、完走狙いへと切り替えます(もちろん登り区間は攻める。)。

SS6:2分49秒7(62.3km/h)クラス2位。クラス1位に5.7秒差。前半は、本番ペースにリーディングが遅れ気味でしたが、何とか修正。

SS7:28秒0(57.8km/h)クラス1位同タイム。路面が悪い。舗装の抉れや道路を横断する凹凸。大きい段差では車が大きく弾みましたが何とか路面をキープしました。
     
これで1ループ目が終了。サービスパークへと戻ります。


さて、今回のような初開催地ではトレノに喰いついてくるお客さんが多く、「懐かしいね。」というような話をして、写真を撮って終わりというパターンなのですが、今回は、「パーツとかはどうやって調達されているんですか?」という質問をされる方が現れました。

その方はレビンに乗っているそうで、やはり車の維持に苦労しているとのこと。おそらくこの車でラリーに出ているのならパーツなどの調達ルートを持っているのではないかと思われたのかもしれません。ドライバーやすい氏が「僕も困っているんですよ。」と返事をしたら残念そうな表情をされていました。

45分のサービスタイムが終わり、2ループ目へと出発します。こちらはSS8「いなず」のTC前での行列。


SS8:2分18秒2(60.9km/h)クラス2位。クラス1位に4.6秒差。1走目よりも1.4秒短縮。ドライバーやすい氏の感想は「そんだけしか縮まってないの?」。

SS9:2分50秒4(62.1km/h)クラス2位。クラス1位に8.1秒差。
1本目よりもスムーズに走行できましたが、タイムは1走目の0.7秒落ち。「ええっ、タイム落ちてるの?」とドライバーやすい氏。SS8の後半からミッションがおかしいとは言っていて、SS9の間もギヤ鳴りしたりしていて、気持ち落とし気味で走ってはいたとのこと。

あとSS1本走って、サービスパークまで戻らないといけないのでもう無茶はできません(さらに、今回は現地まで自走してきているのでなおさら。)。

SS10:30秒3(53.4km/h)クラス1位。クラス2位に1.6秒差。
スタート前に地方選手権車両が横転と追突でコースが狭くなっているとの注意喚起あり。通過はできるとのことでしたが、現場へ行くと路肩にはみ出して通過するしかない状況(笑)。最後は、最終左直角コーナーの立ち上がりでふらつき、もう少しでガードレールに接触するところでした。この短いSSで1.6秒差ついてますが、原田選手は私たちを十分引き離していたので、安全走行したのだと思います。

ミッションのトラブルは起きず、最終SSを終えて無事にサービスパークへと帰還しました。


最終結果は、E-4クラス完走2台中2位、総合完走49台中8位でした。ちなみに原田選手はクラス優勝・総合2位で、24.4秒差をつけられました。

今回も目的どおりのポイントを稼ぐことはできましたが、新しい課題はニュータイヤの使い方、継続課題はペースノートの作り方・読み方ですかね。

今回でドライバーやすい氏は年間ランキング3位が確定。私は1戦サボっているので、暫定4位と4点差の暫定3位。年間4位の方が次戦3位入賞だと逆転されますが、最終戦富士山すその戦は現時点では不出場が濃厚です。

こういうこと言うと怒られちゃいますが、私自身は特にこだわりはないので、どちらでもいいんですけどね(特別戦の出場権利はドライバーズランキングによるわけなので。)。

2ループ目のSSの車載動画を貼り付けておきます。

SS8「いなず」


SS9「多紀連山short」


SS10「鍔市ダム」


さて、このあとは車両保管(スペース上の都合かサービスパークから1.5km離れた場所にて。)、暫定結果掲示、正式結果確定・表彰式となるわけですが、なぜかいつまでたっても車両保管解除のアナウンスがない。

みんなおとなしく待っているわけですが、16時半になっても17時になっても車両保管解除がアナウンスされない。

そうしているうちに、いきなり「表彰式を始めますので会場へ集合してください!」と主催者スタッフの呼びかけが。

待っていた各チームの面々から「車両保管が解除になっていないのにどうして表彰式になるんだ!」との声が。全くその通り。

周知に来たスタッフの方があたふたして連絡を取っていたところへ、先に保管所へ行って待機していたドライバーやすい氏がトレノに乗って戻ってきたものだから、また騒ぎに。

どうやら車両保管所へだけ解除の連絡をしていたらしく、そちらで人員を待機させていたチームの車両が続々と戻ってきます。サービスパークで待機していたチームもそれを受けて動き出し、結局、この件はうやむやになりました(ただ、公式通知に委員の方が訓戒されていたので、関係あるのかな?)。

撤収作業も済んで解散したのは18時過ぎ。待ち時間が長すぎて余計な疲れを感じてしまいましたよ。


翌月曜日の祝日は、会社のバーベキュー・レクに参加しなければいけないので、早く帰りたかったんですけどね。

と言いつつ、途中で眠くなって寝てしまい、「もう急いで帰らんでもいいや。」と、真っ暗な駅に立ち寄って、踏切や線路を撮ったり、古い案内標識の写真を撮ったりしながら帰りました(笑)。






Posted at 2019/09/20 23:12:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | TGRラリーチャレンジ | 日記
2019年07月15日 イイね!

TGRラリーチャレンジin弘前に参戦しました

2019年7月14日日曜日、青森県弘前市内で開催されたTGRラリーチャレンジカップin弘前にドライバーやすい氏と共に参戦しました。

愛知県からは片道1,000km超の遠距離開催地のため、やすい氏運転の積車で出発したのは12日金曜日の23時頃。金曜日は時間外に会社の会議があって帰宅したのが22時近くになってしまったので、私は風呂だけ入っての出発でした。

新東名、圏央道、東北道と走り続けて、現地への最寄りとなる大鰐弘前ICを通過したのは13日土曜日の12時20分頃。



そこからさらにナビの案内に従いながら、ラリー会場となる岩木山百沢スキー場へとやって来ました。



ここで、今回のサービスを担当していただけるやすい氏の知人で埼玉県在住のイクタ氏と合流。いつものようにスペアタイヤなどの大物の荷物を降ろしていきます。

やすい氏とイクタ氏は当日のサービススペースのレイアウトや作業内容について簡単に話し合った後、グラベル林道走行に合わせてフロントタイヤのトーの調整についても相談(普段はタ-マックラリーに合わせて調整してあるため。)。二人でメジャーと空き缶を使って採寸して、イクタ氏がその場で微調整していました。

当日に向けての準備が終わったところで、イクタ氏は温泉に寄る(弘前に来ることを了承した理由の一つは、温泉巡りができるためだそうです(笑)。)とのことでいったん解散。私たちはトレノに乗り合わせて、宿のある弘前市街地へと移動です。

ただし、宿へと向かう前にやすい氏がチェックしていた市街地の模型店へ寄り道(笑)。期待していた掘り出し物は無かったようですが、一品購入しておりました。もう1軒寄りましたが、そちらは閉店となっていました。

宿は弘前駅前にある全国チェーンのビジネスホテル。



夕方からは、ラリー先でのやすい氏のお楽しみである前夜祭(飲み会。)。イクタ氏を交えて3人、青森の海鮮を出してくれる居酒屋(イクタ氏が温泉で仕入れた情報のお店。)で舌鼓を打ちました。



ラリー当日は朝5時にホテルを出発。スキー場へと向かいます。



土曜日は曇天でしたが、当日は朝から快晴。岩木山も頂上まではっきりと見え、空気も清々しいですが、日中の暑さが心配です。





レッキは3本のグラベルSSを回り、走行距離は約50km。普段よりも時間がかかりましたが、スケジュール上は問題なし。

やすい氏の感想としては、抑えるところをきちんと押さえておかないと危ないコースかなといったところでした。跳ねる車内で作成したペースノートをきちんと読めるように清書しておきます。

その後、参加確認・車検・ブリーフィングと滞りなく終了。スタート開始が、併催の東日本選手権・東北ラリーシリーズの参加車両が出発してからとなるので、しばし時間に余裕があり、スタート時間まで休憩。

多くのメーカー・ディーラー系チームが出場してピリピリ感のあるTGRオリジナル戦とは違って、出場台数も少なく何となくのんびりとした空気が流れています。





ちなみに、私たちが参戦しているE-4クラスの参加は2台のみ。これを狙って、遥か遠い地である弘前戦にわざわざ参戦したといって過言ではありません。何とか完走しさえすれば2位のポイントが付くわけですから。

スタート時刻は9時59分。出発ゲートの下で1台づつ紹介されながらのスタートです。このラリーは初めての出場なので、レッキや車検の時からAE92トレノに対するオフィシャルの方々の食いつきが激しいことになっていましたが(笑)、紹介時も担当のオフィシャルさんの説明が長くてTCチェックインの1分前を切ったため、紹介が終わる前に出発しちゃいました(笑)。

ラリー中の車両のトラブルとしては、マフラーがぐらつく状態となりましたが、これについては応急処置で何とか持たせることができました。そのほかは目立ったものはありませんでした。



さて、コース設定は、3種類のコースで5本のSS。SS2だけが1回走行の構成でのオールグラベル林道です。

距離は、
SS1・4「湯口」:3.25km。
SS2  「大助」:3.52km。
SS3・5「百沢」:1.70km。
SS合計13.42kmです。「百沢」がギャラリーステージとなっています。 

こちらは、「百沢」SS前のTCでの待機中の様子です。



走行タイムは、

SS1:4分01秒8(48.3km/h)クラス2位。クラス1位に3.9秒差。
今回からペースノートでの左右の表現をひ(左)・み(右)からL(レフト)・R(ライト)に変更。それが理由という訳でもないですが、コース前半は先読みが行き過ぎてしまいました。
     
ドライバー側としては、道幅が狭いグラベル林道で思ったようなドライビングが出来ず(事前練習を幅が十分あるダートラ場でしていた影響かもと言っていました。)、全然乗れなかったようです。やすい氏の知り合いで今回E-2クラス優勝の佐々木さんに心配されてしまうようなタイムでした(佐々木さんとは17.6秒差…。)。

SS2:3分58秒7(53.0km/h)クラス1位。クラス2位に4.7秒差。
ここでは途中でペースノートをロスト。まだ頭の中でL・Rの処理がきちんとできていないようです…。
    
このSSは「湯口」に比べれば道幅に若干余裕があり、その分乗れたようですが、こちらのロストにあまり注文を出さないくらい、グラベル林道の難しさに戸惑っているようでした。

SS3:2分06秒5(48.3km/h)クラス1位。クラス2位に9.1秒差。
コースの道幅が一番広いSS。
落とし穴は途中にあるジャンクションでの鋭角右ターン。地方戦の4WD勢がほじくり返したのか、轍がものすごく深くなっていて、サイドターンしたら向きを変えたところでトラクションが全然掛からずストップしかかりました。
     
ここでもペースノートをロスト。ちょっと自分に怒りが湧いてきておりました。ちなみに、クラスもう1台のランクスは鋭角ターンで失敗して切り返しをして大幅ロスしたそうでした。

SS4:3分54秒2(49.9km/h)クラス1位。クラス2位に2.6秒差。
SS前のTCで、「熊の目撃情報が入ったので、SSスタート地点までクラクションを鳴らしながら走ってください。」との指示が。
     
お互い気合を入れ直しての「湯口」SS2本目。所々で轍が深くなっていて、ハーフスピンしかかり危ない場面もありましたが、タイムは1本目より7.6秒速くなりました。「ということは、1本目きちんと踏めていれば10秒くらい速く走れたということか…。」とやすい氏。



SS5:2分07秒6(47.9km/h)クラス1位。クラス2位に3.9秒差。
2本目で変更したのは、ジャンクションでのサイド引きを止めたこと。後輪が浮き砂利で具合よく滑ってくれてスムーズにターンできました。

タイムは1本目より1.1秒落ち。路面状況も悪いからなぁと思っていたら、「完走を意識して抑え気味にした。」とのことでした。最後のストレートでの全開は気分良かったですけどね(笑)。



最終結果は、E-4クラス完走2台中1位、総合完走27台中16位でした。クラス2位とは16.4秒差。相手側のミスに助けられて振り切れたというところでしょうか。

総合順位はともかく、ここへ参戦した目的はポイントを稼ぐことであり、一番いい形で達することはできました。

しかし、やすい氏としてはグラベル林道でのドライビングに、経験不足からくる不甲斐なさを実感したラリーとなったようでした(特に「湯口」SSにて。「大助」と「百沢」はおもしろかったそうです。)。

私は相変わらず不安定な(もう何年やってんだというところですが…。)リーディングが問題。後半2本は落ち着いていたので、これを常時発揮できるか(特に高速テクニカルコースで。)が鍵ですかね。

ともあれ、表彰式で金メダルをもらったわけですから、これでE-4クラス通算2勝目。年間ランキングもいい順位に行けるのではないでしょうかね。

さて、日中は快晴だった天気が、ラリーが終わった頃から怪しい雲行きに。雨が来る前にと、普通は暫定結果公表後30分は異議申し立ての時間が取られるところ、早々に拍手での承認で正式結果となり表彰式となりました。

表彰式が終わった頃から雨がパラパラし始めましたが、霧雨に濡れる程度で撤収作業が終わってよかったですよ。



最後にやすい氏と佐々木さんが雑談をしていて、佐々木さんがコドラさんに「彼らはこれから12時間耐久で帰るんだよ(笑)。」と言ったら、コドラさん「ラリーの後に耐久レースまでできるなんて羨ましいですね(笑)。」と発言。やすい氏「羨ましくなんかないわ!」と言い放っておりました(笑)。
Posted at 2019/07/15 22:23:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | TGRラリーチャレンジ | 日記
2019年05月28日 イイね!

TGRラリーチャレンジin恐竜勝山に参戦しました

2019年5月26日日曜日、福井県勝山市内で開催されたTGRラリーチャレンジin恐竜勝山にドライバーやすい氏と共に参戦しました。

ラリー開催前日の25日土曜日にサービスパークとなるスキージャム勝山へ。参加受付を済ませて、スペアタイヤなど大物の荷物を降ろしていきます。

取りあえずの作業を済ませたところで宿泊先へ。宿を勝山市内で確保できなかったため、JR福井駅前まで移動します。





駅前のビジネスホテルへチェックイン。夜はラリー絡みの知り合いをもう一人加え、三人で前夜祭をいたしました。





ラリー当日はホテルを朝5時に出発し、勝山市へと戻ります。

3か所のSSのレッキを済ませてサービスパークへ戻るとサービス担当のツールボックスさんが到着しておりました。



サービスパーク内の一コマ。



今回も勝山市役所でのセレモニアルスタートがあり、市街地まで走行。時間に余裕があったので、車を降りて他のクルーの方たちと雑談などしておりました。



昼のサービスタイムでは、エンジンの調子を見るためにボンネットを開けていたところ、覗き込んでいく年配の方々が多数。車の前に立って記念写真を撮っている人もあり、久々に盛況でした(笑)。



さて、今回のコース設定は、ギャラリーステージがアスファルト駐車場でのジムカーナに戻りましたが、「スキーリゾートショート」SSと「法恩寺」SSは昨年と同様の設定。

距離は、
SS1・4「スキーリゾートショート」1.49km。
SS2・5「駐車場」0.60km。
SS3・6「法恩寺」2.77km。
合計9.72kmです。 

走行タイムは、
SS1:1分30秒1(59.5km/h)クラス3位
SS2:  40秒5(53.3km/h)クラス2位
SS3:2分08秒8(77.4km/h)クラス5位
    スタートでエンスト。コース途中でストップしていた車両のクルーが
    コース上にいたため減速。
SS4:1分30秒8(59.0km/h)クラス4位
SS5:  40秒4(53.4km/h)クラス3位
SS6:2分02秒2(81.6km/h)クラス3位

最終結果は、E-4クラス完走7台中4位、総合完走81台中14位でした。
ちなみに、クラス3位とのタイム差は1.8秒。

今回の結果となった原因の一番はSS3でのエンストでしたが、「法恩寺」SSでのペースノートのリーディング遅れも原因でした。

過去にも同じようなことを書いているとは思いますが、「法恩寺」SSは、コース後半は小刻みにコーナーが連続しながらも高い車速を維持できるレイアウトのため、少しでもリーディングに遅れが出るとアクセルを緩めさせてしまうことになります。

昨年もドライバーやすい氏から指摘されていましたが、今年も同様の事態となってしまいました。最終SS6ゴール後には「遅い!」と叫ばれてしまう始末…。

こんな事を言われてしまう自分は情けない限りですが、コドラを請け負っている以上は凹んでいるわけにもいかないので、自分なりに改善や工夫が必要だとは感じております。

ただ、「休日にラリーをやってるのに、だんだん仕事やってるのと変わらんくなってきたな…。」という気持ちが湧いてきているところもあります。

初めてこの「法恩寺」SSを走ったのは2016年で、距離が200m長い2.97kmでしたが、タイムは2分20秒1(Ave:76.3km/h)と今年より約18秒も遅く、クラストップタイムとの差が約14秒ありました。今年はクラストップタイムとの差が2.6秒まで縮まってきました(トップはA・H選手なので相当ハードルが高いですが(笑)。)。

まあ成果は出ているわけで、毎年「法恩寺」SSの後に凹んで、この後のラリーで持ち直していくパターンだから、大丈夫なんでしょうけどね。

JR九頭竜湖駅前の恐竜。



SS4スキーリゾートショート



SS5駐車場



SS6法恩寺







Posted at 2019/05/29 00:18:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | TGRラリーチャレンジ | 日記

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「大井川鐡道の駅をいくつか巡ってきました http://cvw.jp/b/1796277/48626253/
何シテル?   08/30 00:20
「小林あに」と申します。よろしくお願いします。 休日はドライブしたり、廃道となった旧道や峠の古道を歩いてみたり(煉瓦製のトンネルや暗渠も好物ですが、最近は...
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スバル インプレッサ WRX STI スバル インプレッサ WRX STI
所有4台目(4代目)となるインプレッサ。 ガチガチのマニアというわけではないですが、4 ...
スバル インプレッサ WRX STI スバル インプレッサ WRX STI
平成16年夏に購入。 自身3台目のインプレッサとなります。 購入理由は、2台目インプレ ...
スバル インプレッサ WRX STI スバル インプレッサ WRX STI
平成9年夏購入。 インプレッサ2台目。 行きつけの車屋さんへタイヤ交換の依頼をしに行っ ...
スバル インプレッサWRX スバル インプレッサWRX
平成7年夏購入。 インプレッサ1台目。 購入動機は、WRCのビデオを見たのが一番。 ...
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