11月9日土曜日、WRC日本イベントのプレイベントとなるセントラルラリー愛知/岐阜の1日目を見に行ってきました。
今回はSS観戦はせず(チケットが買えなくても岡崎中央総合公園のショートSSが無料観戦できましたが、何か人混みに行くのが疲れそうだったので(笑)。)、リエゾン区間で移動中のラリー車を見物です。
やって来たのは、新城市作手善夫にある「涼風の里」。県道35号沿いにあり、茅葺屋根の売店と駐車場・トイレがある道の駅のミニ版といった施設です。
「涼風の里」から少し歩くと今回のSSの一つである三河湖SSへと向かう県道363号との交差点があります。この交差点でラリー車を見物しようという目論みです。
ちなみに交差点から5km先が通行止めとありましたが、実質は500mほど先の山林区間の入口にオフィシャルさんが立ち番して規制をかけていました。
さて、1か所目の額田SSを終えて、この交差点に1号車のトヨタ・ヤリスWRC(勝田貴元・バリット組)が現れたのは9時9分。1時間半ほど待ちました。
初めに言い訳ですが、写真まともに撮れていません…。普段動く物体を撮ることがなく(風景ばかり。)、フレームから外れる、ピントが合わないというものばかりです…。
ヤリスWRC、仮ナンバーを付けての登場。手続き上の都合なのか、フィンランドのナンバープレートではないのね。
マイクロソフトのスポンサーロゴも無し。チーム名はワークスと同じですが、控えめ仕様です。
2台目に現れたのは、5号車のトヨタ86・R3(コバライネン・北川組)。逃げ去る後ろ姿。
3台目は、3号車のシュコダ・ファビアR5(福永・齊田組)。福永選手のスポンサーであるオレンジの三恵工業スリーファイブカラーです。お尻しか撮れませんでした。
こちらも仮ナンバー。本来は2019年シーズン中に車検を取得して全日本ラリーに中途参戦する予定だったと聞きましたが、取得できなかったということなのでしょう。
4台目は、4号車のスバル・インプレッサWRXSTI(萩原・中里組)。ファビアにぴったりくっついてきていたので写真撮れず。
5台目は、2号車のシトロエン・C3・R5(新井大輝・ミノア組)。これまた仮ナンバー。ヨーロッパ参戦時の白色主体のカラーリングではなく、シトロエンらしい赤色です。
以下は飛び飛びで。
シトロエン・DS3・R3。
ルノー・メガーヌ。
トヨタ・MIRAI。
トヨタ86。佐々木・岩田組です。TGRラリーチャレンジの参戦で顔なじみの方です。
参戦仲間のメッセンジャーに写真を貼り付けたら「やっぱり小林さんでしたか。マニアックなポイントにいますね(笑)。」と返事をもらいました(笑)。
このあともしばらく写真を撮っていましたが、日が出たり陰ったりするなかでことごとく失敗…。トボトボと「涼風の里」へと戻りました。
スイーパーが通過したのを見届けて、遅い朝御飯です。駐車場を使って何も買わないわけにもいかないので、味ごはんをいただくことにしました。
味は私好みの甘辛さで良かったですが、何か硬いものを噛み砕きました。何だろう…。そのまま食べちゃいましたけど(笑)。
店先で座って食べていたところ、西尾市吉良町からドライブに来たという83歳のおばあさんに話かけられ、吉良上野介の話や隣町の一色の大提灯の話など雑談していました。
さて、2周目が来るまで結構時間が空くので、一旦安城市の自宅まで帰ります。ちょっとだけ休憩して、ふたたび山へ(別に戻らなくてもよかったですが、パソコンを使いたかったので。)。
今度は、額田SSの入口近くになる岡崎市宮崎町の宮崎郵便局へとやって来ました。
ここで、2回目の額田SSに向かうラリー車を撮ろうと思ったのですが、同じように見物しようとして家から出てきた近所のおじいさん・おばあさんに、「さっき千万町(ぜまんじょ)への道に立ってる人に千万町のSS(額田SSのこと。)が中止になったと聞いたよ。東名の事故の関係みたいだよ。」との話を聞きました。
「これは参ったな…。」と思いつつ、リエゾン扱いでの通過はあるだろうと取りあえず待ってみることに。おじいさん・おばあさん達も道路を眺めて待っています。
しかし、待っているおじいさん二人が持っているカメラを見てびっくりしましたね。二人とも30cm以上はあるレンズを付けているんですよ。その内の一人はスエット姿で自宅の玄関で構えている(笑)(玄関先がすぐ道路。)。
そのうち、スエット姿のおじいさんと私だけになり待っていたら、遠方から大きなエンジン音が。家に入っていた人たちも出てきました。
ヤリスWRCと普段着のおばあさんの図。ギャラリーステージでは見かけない光景だねぇ(笑)。ラリーファンとしては、これが当たり前の景色になるといいな。
ちなみにここでも撮影にことごとく失敗…。もっとよくカメラの説明書を読んで、使いこなさないといけませんね…。
最後のそこそこ見られる写真。28号車ヴィッツ(天野・井上組)です。
このあと、最終の36号車とトラブルでもあったのか20号車が通過したところで宮崎郵便局を後にしました。まだ外にいたスエット姿のおじいさんが手を振ってくれたので、振り返してあいさつしました(笑)。
額田SSはおばあさんの情報通りキャンセルとなっていて、通過ルートも変更されたようで、20号車は岡崎市千万町町へ向かう県道333号ではなく、新城市作手へ向かう県道37号をそのまま直進。
たまたま後ろに付けることになった私も、朝に写真を撮っていた「涼風の里」あたりまでくっついて走ることになりました。ラリー車は三河湖SSへと向かったため、私はもう1本北側の峠を越える県道で三河湖SSのギャラリー会場付近へ。
もちろん立ち寄ることはなく、そのまま直進して旧下山村の豊田市大沼町で国道301号へ右折。帰路へとつきました。
国道へと右折した先の路肩に、ラリー車待ちのドライバーやすい氏が立っているとは思いも寄りませんでしたが(笑)。