2024年3月3日日曜日、愛知県蒲郡市をメイン会場に開催された2024年全日本ラリー選手権第1戦「ラリー三河湾2024」を見物してきました。
今まで新城市をメイン会場に開催されていた「新城ラリー」が昨年をもって閉幕となり、その後継ラリーイベントとして新たに開催されたのが「ラリー三河湾」となります。
いつもだとラリー会場へは車で向かうのですが、一緒に行く予定だった弟が仕事疲れで行くのを取り止めたため、「一人なら電車でいいや。」と今回はJR東海道線に乗って蒲郡駅まで行き、そこから無料シャトルバスに乗り換えて会場へと向かいました。
ラリー会場の一つであるラグーナ蒲郡へとやって来ました。新城ラリーを見慣れた目からすると何か人出が少なく感じます。
展示されていた三菱ランサーWRC05とインプレッサWRC98。両車両とも、いろんなラリーイベント会場でよく見かけるようになりました。
サービスパークへとラリー車が戻ってくるまでの間、会場内を散策したり、顔見知りのKさんとYさんがいるチームへ顔を出して雑談したりして過ごしました。
さて、10時20分となり「KIZUNA」ステージでの走行を終えたラリー車がサービスパークへと戻ってくるはずなので、海岸沿いにあるスタート・フィニッシュゲートへと向かいます。
ゲートに立つ関谷醸造の酒瓶広告塔は、新城ラリーからの引継ぎのようですね。
1号車の勝田・木村組が戻ってきていました。ドアが泥で汚れていますね。
1号車の後方には、TCインの時刻まで待機しているラリー車の列が続いています。
昨年の勝田・木村組のラリー車は、先行開発車両として製作されたGRヤリスRally2を使用していました。こちらは昨年の新城ラリーでの写真。
そして2024年1月1日付けでFIA(国際自動車連盟)からRally2車両として公認を受けたことにより、本戦からは公認車両のGRヤリスRally2となっています。外観上の相違点は、素人目ではリアウイングの形状とマフラーのセンター出しくらいしかわかりません。
新井・金岡組のシュコダ・ファビアRally2。新井大輝選手は昨年のプジョー208Rally4からの乗り換え。今や全日本ラリーで総合優勝を狙うにはRally2車両であることは必須。YouTubeでファビアの車両維持に苦労している話を見て、資金面での苦労を感じさせますが、全日本戦でチャンピオン争いができる唯一の若手と言えるので、頑張ってほしいですね。
福永・齊田組のシュコダ・ファビアRally2。
奴田原・東組のGRヤリスRally2。昨年まではJN-2クラスのGRヤリスでしたが、本戦からGRヤリスRally2へと乗り換えました。アドバンカラーのGRヤリスRally2、なかなか気に入りました(笑)。
田口・北川組のGRヤリスRally2。ラリーチームアイセロも今年からGRヤリスRally2へと変更しましたが、昨年チャンピオンを獲得したコバライネン選手が病気療養のため長期欠場となり、田口勝彦選手が当面は代役として出場するとのこと。
サービスイン前のリグループにて。
サービス風景など。
合間にふたたびイベント会場をぶらぶら。1996年1000湖ラリー優勝車の三菱ランサーエボリューションⅢ。1000湖ラリーは現在のラリーフィンランドですね。
このシートにトミ・マキネンが座って、フィンランドの超高速ステージをかっ飛ばしていたと思うと感慨深いですね…。
スイーパーが戻ってきました。
サービスタイムが終わって各車が午後のステージへと順次出発。公園のベンチに座り、三河湾をボーっと眺めながら時間をつぶします。
13時03分、まずは00カーが戻ってきました。
続いて13時14分、0カーがゲートへ。
MCさんから「フィニッシュ時の撮影練習をしましょう。」と指示されて、ドライバーさんとコドライバーさんが車から降りて記念撮影の練習(笑)。
選手たちが全ステージを終えてゲートへと戻ってきました。まずは、総合2位の新井・金岡組。
続いて総合3位の福永・齊田組。
総合優勝の勝田・木村組。
シャンパン・ファイトです。これも新城ラリーからの引継ぎとなる発泡日本酒でのシャンパン・ファイト。終了後、選手のみなさん、地面を見て吹き飛んだキャップを探していました(笑)。
メディア陣による記念撮影。齊田選手のガッツポーズが(笑)。
優勝チームメンバーの記念撮影。
4位以下のフィニッシュ風景をいくつか。
新城ラリーの時は、フィニッシュ時にはゲートがものすごい人だかりとなり、とても近づけませんでしたが、今回のラリー三河湾では苦も無く最前列で見物することができました。
今回のラリー三河湾では、イベント会場・デモラン会場・スタートフィニッシュゲートの場所がそれぞれ離れていたため、ひどい人混みに出会うこともなく、ゆとりを持って見物することができました。
新城ラリーのことを思うとやや閑散としたイメージで、お祭り的な賑わしさが無く寂しい気もしましたが、また来年開催時はいろんな見直しがあるでしょうから、期待したいと思います。
さて、帰りもシャトルバスと電車を乗り継いで帰宅。ラリー見物はけっこう歩き回るので、車で来ると帰りに疲れて運転するのが辛いものでしたが、今回はそんな苦労ともおさらば(笑)。電車の本数が多いJR東海道線が最寄りで利用できるようになったのは間違いなく蒲郡開催の強みですね。
Posted at 2024/05/06 20:53:54 | |
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ラリー三河湾 | 日記