10日土曜日は、山梨県の清里まで出かける用事のついでに、中央本線旧鳥居隧道と国道19号の廃道である旧片平橋へ立ち寄りました。
中央道で伊那ICまで行き、ここから国道361号権兵衛トンネルで中央アルプスを通過。奈良井ダム湖の脇を通り抜け、国道19号新鳥居トンネルの塩尻側出入口の上を通る旧国道に車を停めます。
旧国道から斜面を降りると昔の線路跡に残る旧鳥居隧道の前に出ます。年に1回くらいは訪れてますね。
出入口付近の煉瓦の剥離や脱落が非常に多いです。出入口付近は外気の影響を受けやすいので、冬季に何度も凍結・解凍を繰り返して剥離してくるのだと思います。
トンネル内部は全面SLの煤煙が煉瓦にこびりついていて灰色や黒色ですが、剥離した所だけ煉瓦の地色の赤色が現れてます。
出入口から光が届く範囲内をいったり来たりしながら、壁面や天井の写真を撮ったり、剥がれ落ちた煉瓦を持ってみたり、SLの煤の塊を触ったりしてました。
次は旧片平橋へ向かいます。国道19号を北上して中山道の関所があった贄川集落の先にある駐車帯へ車を停めます。
国道脇の路地を奈良井川へと歩いていくと旧片平橋があります。
以前は橋に関する説明板は設置されていませんでしたので、由来がわかって助かります。しかし、国道沿いに案内が無いので、ほとんど見に来る人はいないと思いますが…。
橋は昭和10年架橋ですが、素人目には目立った痛みもなく同時のままきれいに残されているようです。

Posted at 2014/05/11 20:21:19 | |
トラックバック(0) |
ドライブ・廃道・廃線跡 | 日記