今朝、父親から「今日はどっか出かけんのか?」と携帯に電話があり、「どこか連れていってくれ、ということか。」ということで、ドライブに行ってきました。
刈谷市内で父親を乗せて出発します。クラッチを変えたので、「発進時に振動が出るけど故障じゃないから。」と最初に伝えておきます。
ひとまず知立バイパスから名四国道へと走りつつ、行き先の希望を聞いてみたところ「琵琶湖が見たい。」とのことで、名古屋高速経由で一宮ICから名神高速を西へ向かいます。つい先々週にも同方向へ行きましたが、特に気にしません。
北陸道に入って最初の神田PAで休憩・昼食をして、最寄りの長浜ICで下りて琵琶湖岸へと市街地を走ります。
湖岸道路に出て、長浜城の横で信号待ちしていたところ、左手に旧長浜駅舎の案内板。せっかくなので立ち寄ってみました(お城は行ったことがあるので。)。
旧長浜駅舎
明治15年完成で現存最古の駅舎だそうです。
2階建てですが、見学できるのは1階のみ。思っていたよりもこじんまりとしてます。
駅長室
一等・二等待合室
さらに併設の長浜鉄道文化館と北陸線電化記念館も見学してきました。
館内では1954年製作の特急つばめ号の運行の様子の記録映画が上映されていて、椅子に座って親子で見入っておりました。
父親は昔の思い出が蘇ってきたのか、「SLで幸田駅まで行ったなぁ。」とか話してました。
その後は展示されていた電気機関車、蒸気機関車に乗り込み、運転席に座ってみたりしてました。
ED70型電気機関車
D51型蒸気機関車
最後に、庭に展示されている北陸本線の柳ヶ瀬、山中、葉原、子不知の各トンネルに掲げられていた篇額を写真に撮っておきました(現地にあったままのほうが意義がある気もしますが、保存のためには仕方ないのかも。明治の元勲の起毫だし。)。
次は通りの向かいにある慶雲館を見学します。
説明では、明治20年の明治天皇皇后京都行幸で、帰路に大津から琵琶湖を船で渡り、長浜で汽車に乗り換える際の休憩所として、地元の有力者が1万円の私財を投じて3か月余りで建てたそうです。
玉座
ここにある説明を読むと、明治天皇皇后は昼食をとり1時間ほどの滞在で汽車に乗り込み東京へ出発したそうです。
結果的には1時間の休憩のために、当時の金額で1万円(今の価値は知りませんが。)。今の感覚では理解し難いところですが、名誉が勝る時代の産物といえるかもしれません。
帰りは琵琶湖を眺めながら湖岸道路を米原市まで。ここから国道21号を経由し関ヶ原ICから名神高速で帰宅しました。

Posted at 2014/07/06 21:55:00 | |
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