25日に伊勢神峠へと出かけて、付近の山道にいい感じで積雪があったのが気に入って、今日も出かけてきてしまいました。
が、いつものように最初は寄り道をいたします。
ここは特にこの時期は国道153号で来た方が速くて安全に来られるんですが、わざわざ足助から県道33号、県道484号を経由してやって来ました。
郡界橋。
大正6年架橋の東海地方でも最古級のコンクリート製アーチ橋のひとつです(これも何回も書いてますね(笑)。)。旧飯田街道(国道153号の前身。)にあたります。
何分、古い橋なので当然通行止め。欄干も低いうえに壊れてますしね。
渡れないならば下から見上げるのが常套手段。河原へと降りていきます。
こちらは旧飯田街道の暗渠。国道153号と郡界橋の間の県道484号の下にあります。
何か価値があるのか?という訳ではないですが、郡界橋と同じ時代の建設ゆえか、暗渠の天井がコンクリート桁になっています。
周囲が石垣なので、石アーチとか石板で造ってもいい気もしますが、奮発したんでしょうね。
暗渠の上流側は水漏れがひどいのか、ツララが無数にぶら下がってます。
この橋はアーチ橋ではありますが、よく見るとアーチの上に橋脚を組む方法を採っています。
まだ技術的に長い距離をコンクリートアーチだけで架ける技術が無く、アーチは低い位置で短く架けて足場にし、その上に高く橋脚を組んで長さを稼ぐという考え方のようです。
橋台は石積みでできています。
鉄筋コンクリートだけでは心もとなかったのか、格子状に鉄棒で補強もされています。
河原から見上げた姿です。
橋の下を流れる段戸川。厳しい冷え込みで川面が凍ってました。
橋の見物はここまで。
伊勢神峠からさらに登った山道へとやってきました。
今日の本当のメインはこちら(笑)。
1時間くらい、この付近の雪道を行ったり来たりしながら走ってましたが、低速でいろんな挙動が体感できるので雪道を走るのは楽しいです。
ただ、あんまりスタッドレスタイヤや車の性能を過信しないようにだけはしないといけませんね。
Posted at 2018/01/27 20:14:46 | |
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伊世賀美隧道・伊勢神峠 | 日記