今日は1年ぶりに設楽森林鉄道鰻沢線跡へ出かけてきました。
今回は「設楽森林鉄道鰻沢線跡をちょっと歩く(5)」の続きとなる区間を歩いてみます。
(5)で引き返した沢から廃線跡に入り込んで歩き始めたわけですが、すぐに途絶えてしまいます。現在、真下を通る国道420号が拡幅工事中なので、削り取られてしまったようです。
斜面を高巻きして廃線跡の続きへと移動しますが、ここもすぐに途絶えてしまいました。
ここは高い所まで法面工事がされていたので、施工部分の頂上まで登って迂回。
ふたたび廃線跡に戻り、進んでいきます。
今回歩いた区間は沢が少なく、石垣の橋台が残っていた沢はここだけでした。
戦前の宮内省の境界石はこの辺りでも所々残っています。
しっかりとした石垣が続いています。
珍しく開けた場所を通り抜けます。
小さな神社の参道と交差します。この辺りは廃線跡の上の斜面に小さな神社が点在してます。
ここも石垣がきちんと残っていて、廃線跡がきれいに保たれています。
しばらく先で廃線跡はまた消えてしまいました。
この先は山の斜面に廃線跡と思われる平場が見当たらなくなってしまったので、国道の路肩を歩いていきます。
廃線跡が見当たらないまま落合橋まで来ました。森林鉄道はここでは渡河せず右折していましたので、そのとおりに歩いていきます。
設楽森林鉄道の栃洞線が分岐していた新城営林署団子島事業所という所まで歩いていきました。それらしい小さな木造建物がいくつか集まって建っている場所を巡ってみましたが、これというものは見当たりませんでした。
建物の横にレールが突き出ていたので撮っておきました。なぜか鹿の糞が乗っかっていますが(笑)。
落合橋まで戻って橋を渡り、すぐに右折して坂を登っていきます。坂の途中で廃線跡と交差するので、一旦、団子島事業所へと戻る方向に進みます。
団子島川のほとりに石積みの橋台が残っていました。
対岸の団子島事業所の眺め。
道路まで引き返して、今度は右の路地へと入っていきます。
ふたたび廃線跡が現れました。
が、じきに国道によって削り取られてしまっていました。
また高巻きして続きの部分に降ります。
今回歩いている区間は山が川に迫っていて余地が無く、国道の拡幅が進むたびに廃線跡が削られてしまっているようです。ただ、道路脇に民家がある区間は、民家の裏手の山側を通過しているため、そのまま残ったみたいですね。
あれ?廃線跡に物置を置かれてしまっていますね。私有地になってしまったのでしょうか。
無理に辿る必要もないので高巻きして迂回しましたが、迂回した先ですぐに国道へと降ろされてしまいました。
この後、10分ほど国道を歩いていきましたが、山の斜面に平場は全然見当たらず、国道になってしまったみたいです。
この先もまだ続いているわけですが、暑さでくたびれてきたのと廃線跡がないことに気が削がれてきたので、ここで引き返すことにしました。
Posted at 2019/05/02 21:13:02 | |
トラックバック(0) |
森林鉄道段戸山線・設楽森林鉄道 | 日記