9月8日日曜日、東照宮を見物し、続いて、二荒山神社、大猷院霊廟と見物してきました。
東照宮の見物を終えて、二荒山神社へと続く参道を歩いていきます。
今まで、日光に来た時は東照宮しか見物したことはなく、輪王寺、二荒山神社、大猷院霊廟は行ったことがありませんでした。今回は朝一から来ているので、巡ってみることにしました。
二荒山神社へとやって来ました。
この後、鳥居を通るのですが、ちょうど結婚式を挙げる(挙げた?)お二方が記念撮影をしていたので、合間を見てささっと通らせていただきます。
二荒山神社拝殿。東照宮よりは閑散としています。
大黒様の像ですね。こういうことを言うのは何ですが、造形がいまいち…。手作り感が溢れています。
拝殿より奥の区画へと入っていきます。
日枝神社。
神與舎と神輿。
化け燈籠。夜間警護の侍が燈籠の明かりを亡霊の炎(人魂ですかね。)と勘違いして、たびたび刀で切り付けられたそうです。とんだ災難に遭ってますね。
大国殿。
天井は格子天井。花蝶の模様があしらわれています。
朋友(みとも)神社。
二荒山神社の見物はこれくらいにして、神門、鳥居をくぐり抜け、大猷院霊廟へと向かいます。
大猷院霊廟へと来ました。三代将軍徳川家光の墓所です。
入口の門、仁王門です。
真っ赤な仁王像がお出迎えです。
御水舎。東照宮と同じく、佐賀藩鍋島家の奉納です。
御水舎で手をすすいで見上げると、階段の上に二天門が見えます。
陽明門のような黄金に輝く派手さはありませんが、パターン化された装飾や色彩がまた違った美しさを醸し出しています。
この門を見た時に、「何で今までここに来なかったのか…。」と感じてしまいました。東照宮だけ見物して帰ってしまうのはもったいない気がします。
東照宮と同じく、後水尾天皇宸筆の勅額「大猷院」。徳川家光の諡号「大猷院殿贈正一位大相国台霊」から取られたそうです。
二天門には次の4つの像が安置されています。
持国天。
増長天。
雷神。
風神。
雷神像と風神像はどこか滑稽な表情をしています。
門をくぐり抜けて、さらに階段を登ります。
次に現れる門は「夜叉門」です。
一緒に登って来たお坊さんが、記念撮影が終わるのを待っています。
この門は艶やかな装飾です。
この門は4体の夜叉が守護しています。
毘陀羅(びだら)。
阿跋摩羅(あばつまら)。
烏摩勒伽(うまろきゃ)。
犍陀羅(けんだら)。若い女性が同じポーズをして写真を撮ってもらっていました(笑)。
こういう規則性のある配置がおもしろいですね。
唐門。東照宮の唐門は白色が基調ですが、ここの門は黄金色が基調になっています。
拝殿には上がらず、そのまま奥へと進んでいきます。
拝殿。拝殿、相の間、本殿も外観は黄金色が基調となっています。
相の間(廊下)と本殿。
拝観の通路としては本殿の横で右に曲がり、門をくぐります。
皇嘉門(竜宮門)。この奥に徳川家光の墓所があるそうですが、非公開となっています。
中国の建物のような造りになっています。
門扉は細かい彫金が施されています。
ここが大猷院霊廟の終点なので、もう一つの門から出ていきます。
夜叉門を出ました。
二天門をじっくり眺めてみます。
二天門を下りてきました。これで、東照宮、二荒山神社、大猷院霊廟を見終えました。
あと、輪王寺の境内をまだ見ていませんが、けっこういい時間になってしまったので、またの機会とします。
行きに撮れなかった、東照宮側にある二荒山神社の唐銅(からかね)鳥居。
参道を歩いて駐車場へと戻っていきました。
帰りのルートは日光に来た時の逆ルートで、国道120号で群馬県沼田市へ出て、その先、中之条町-嬬恋村-長野県東御市へと抜けていくことにします。
国道120号第二いろは坂を登っていると、男体山がよく見えていたので明智平で駐車して写真を撮ります。
眼下には下り専用の第一いろは坂が見えています。
この後も、中禅寺湖畔や戦場ヶ原など見物したい所が多々ありましたが、グッと我慢して栃木・群馬県境の金精トンネルまで戻ってきました。
金精トンネルの時点で時刻は12時過ぎ。この後は、最後に丸沼堰堤(丸沼ダム)を見ていこうと決めていましたが、結局さらにもう1か所立ち寄ったために家に着いたのは23時になってしまいました。
Posted at 2019/09/11 21:28:47 | |
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