9月22日日曜日、姉、弟とともにドライブへと出かけてきました。
最初へ向かった先は、犬山市内にある犬山城。現存最古と目される国宝の天守で有名ですね。
天守のある本丸へと向かい、大手道を歩いていきます。
天守は現在3階・4階を補修中とのこと。入場料は特別に無料となっています。
無料としているわけはこれ。
足場が組まれて天守全体がネットで覆われ、天守が見えなくなっているためです。久方ぶりにやって来たのに…。
2階までは入場できるので見物します。
じっくりと天守を見物できる状況ではないので、早々に犬山城をあとにしました。城前の店舗でお昼を食べてから、今度は城下町の街路である本町通りを歩いてみます。途中の「城とまちミュージアム」には、往時の犬山城と城下町の模型があります。
さて、まだお昼を過ぎたばかり。どこか違う所を見に行こうかとの話になり、明治村だの、モンキーパークだの、定光寺だのといろいろでましたが、同じような古い街並みがある美濃市へ行くことになり、さらに北へと25kmほど移動します。
美濃市の市街地へとやって来ました。かつては長良川の水運による物資の集積地として、また特産品の和紙製造により栄え、「うだつの上がる街並み」として知られています。
駐車場には車がけっこう駐車していましたが、人通りは少ないですね。
小坂家。国の重要文化財に指定されています。
「味の素」の大きな看板です。今と同じ左から右へ読めるようになっているので、戦後のものでしょうか。
脇道にも立派な家屋が建っています。こちらは「時代軒菓舗」。
「うだつ」の先端にある鬼瓦。
もう1本の街路へ来ました。
この通りには、蔵を改装した美濃和紙専門店があります。
天井には美濃和紙を用いたオブジェが吊るされています。
私の目を引いたのは、大量の印刷用活字ですかね。なぜ和紙専門店にあるのかはわかりませんが。
歩き疲れたので、甘味処でひと休憩です。
私は、わらび餅と白玉のセットをいただきました。
大石家。
「うだつ」と「屋根神」の祠。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されているだけあり、古い街並みがよく残されていました。
最後に訪れたのは、市街地からやや離れた場所に残る、旧名鉄美濃町線美濃駅。開業は明治44年(1911年)。平成11年(1999年)に廃止となりました。
構内には、電車3両と運転席付近だけ残された車両の一部が展示されています。
モ590形593号。
モ510形512号。
モ600形601号。
モ870形876号。この車両だけ輪切りされて物置き状態。
駅にいる間、構内にはオフコースの曲が流れ続けていました。管理人の一人と思われる長髪のおじ様がホームの片隅に置いてあるオーディオ機器で曲をかけて、椅子に座ってのんびりくつろいでるんですよ。ちょっと近寄りがたい雰囲気だったので、目の前は通らないようにしてました(笑)。
Posted at 2019/09/22 23:38:15 | |
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