2020年1月19日日曜日、弟・母と共にドライブで浜松市の中田島砂丘、掛川市の掛川城と掛川花鳥園を巡ってきました。
初めの目的地はおおざっぱで、弟が「浜名湖か掛川城あたりへ。あとは任せる。」ということで適当に出発。東名高速は使わないで国道1号で東へ向かい、豊川市内の国道1号関屋交差点からは旧東海道を通っていきます。
トイレ休憩で立ち止まった旧東海道の「御油の松並木」。
豊川市内の国府町薮下交差点まで旧東海道を走って国道1号へ再合流。そのあとも時に国道1号を外れたりしながら浜松市内へ。
最初に立ち寄ったのは浜松市南区にある中田島砂丘。今回はメインルートではなく駐車場から真っ直ぐに砂丘へと向かっていきます。
樹林帯を抜けると砂丘の端に出ます。周囲のあちらこちらでスポーツ系の部活の子たちが練習しております。起伏のある広い砂地は足腰を鍛える訓練の場には格好でしょう。
さらに海岸線を目指して進んでいきます。
登っている斜面、砂丘に見えますが、実は南海トラフ巨大地震による津波に備え、中田島砂丘の中央部を横断するように建設された巨大な防潮堤だそうです。景観に配慮して表面をぶ厚い砂の層で覆ってあるようです。「前に来た時にはこんな砂丘はなかったよな?」なんて思って登っていましたが、まさかこんな工事が行われていたとは全く知りませんでした。
防潮堤の堤頂部に出ました。高さは13m~15mあるそうです。
浜松市街地方面の眺め。
写真ではわかりにくいですが、人物と比較するとその巨大さがわかっていただけると思います。
まだまだ海岸線まで歩いていきます。
ようやく砂浜まで出てきました。誰が乗り入れたのかはっきりとした轍がついていますね。自然保護やウミガメの安全のために車両の乗り入れは禁止されているはずですが…。
太平洋です。日光が眩しい!この辺りの海は遠州灘とも呼ばれています。
浜松市街地から近いので、いろいろな人たちが遊びに来ています。
帰りも防潮堤を乗り越えていきます。
帰りはメインルートで戻ってきました。こちらもなかなかの距離を歩かされます。
続いては、掛川市内まで移動して、掛川城へとやって来ました。こちらは掛川城の大手門。再建された門で、現在は市街地の中に存在しています。
大手門から5分ほど川沿いに歩いていくと掛川城の本丸に着きます。本丸周辺にはポケモンGOのアイテムを集めにきたであろう群衆がスマホ片手にそこかしこにおりました。
こちらが掛川城天守です。本来の天守は1854年(嘉永7年)の大地震で倒壊。1994年(平成6年)に木造で再建されたものです。
こちらは最上階とそこからの掛川市街地の眺め。
続いては、掛川城御殿。こちらも本来の建物は1854年の大地震で倒壊しましたが、1855年(安政2年)から1861年(文久元年)にかけて再建されました。現存する数少ない城郭御殿建築ということで、国の重要文化財に指定されています。
最後にやって来たのは掛川花鳥園。母がテレビで見て、「行ってみたい。」との要望により立ち寄りました。
外観の写真を撮り忘れてしまったので、いきなりペンギンの写真からです(笑)。
ここは花鳥園の名前のとおり、花と鳥類がメインの施設のようです。
ペンギンの羽毛のアップ。まじまじと見たことがなかったのですが、なんか不思議な構造ですね。
ちょこまかと動き回っている姿を見ているとほっこりしてきます(笑)。
しかし、水中では敏捷なのだ(笑)。
なんかあらためてペンギンさん、好きになってしまいました(笑)。
天井から吊るされた花・花・花。
さらに奥へと進むと鳥を放し飼いにしている温室へ。
いろいろな鳥をすぐ間近で見ることができます。母が有頂天になってエサをあげまくっていました(笑)。
さらに奥の温室は中央部に巨大な長方形の池。
ここで、めったに動かないことで有名な鳥「ハシビロコウ」を初めて見ました。名前は「ふたば」で雌だそうです。
寝起きの機嫌の悪さを感じる…。別にそんなわけではないですが(笑)。
しかし、本当に動きません。こちらが動くのに合わせて目線を送って来たり、多少頭が動く程度でした。
あとは、写真が撮れた鳥を少々。
中田島砂丘を歩いて、掛川城を登って、すでにそこそこ疲れていましたが、ここでまた歩き回って珍しい鳥を見て興奮してさらに疲れてしまいました(笑)。

Posted at 2020/01/19 22:51:36 | |
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