今日も連日で豊田市の山の中へと出かけてきました。
最初に行ったのは、豊田市下佐切町にある旧足助街道の石アーチ橋。
昨日見に行った豊田市久木町の石アーチ橋の縮小版といった感じ。
内部は途中までが石アーチで、延長された部分がコルゲート管になっています。昨日からの雨の影響か濁流になっていたので、内部には入りませんでした。
最後に目一杯上流側に下がって撮影。上部のガードレールが愛知県道39号になります。けっこう深い谷底にあるのがわかってもらえると思います。
県道から見下ろすとこんな感じです。
この後は特に行く先の予定はなかったので、ひとまず伊勢神トンネル方面へ。適当に走りつつ、豊田市連谷町の県道484号へと来ました。
ふと、滝のような流れが目に付いたので近寄ってみました。
急斜面に段差を設けて、流れの勢いを抑える設備ですかね(何と呼ぶのか名称がわかりませんが。)。右側はぐるりと高い石積み擁壁が巡っています。これは山崩れを抑えるものでしょう。
何かにつけて「高い所が嫌い。」と言いながら、わざわざ濡れた枯れ木をかき分けて設備の上まで登ってきました(笑)。やはり高いですね。しかも苔生してるわ濡れているわ。
ここまで来たら上流へと登っていくしかありません(笑)。
見上げると、伊勢神トンネルの東側に残るミニ廃道の擁壁が見えました。
廃道との高低差が減ってきたので、廃道へと移動することにします。
伊勢神トンネルの東側に残るミニ廃道。落石注意の標識が傾いています。何となく新しく見えるところに違和感が…。
廃道の前半部分は廃棄された土砂や岩石で埋め尽くされています。
ヘアピンコーナーが近づいてくると路肩にガードレールが残っています。
ヘアピン部分は道路幅が拡がっています。
ヘアピンの頂点辺りにも古いガードレール。鉄材は錆びて穴が開いています。
災害復旧工事の標石ですかね。伊世賀美隧道からの旧国道にも同じものがありました。昭和34年(1959年)なので、伊勢湾台風によるものでしょうか。
標石に続いて駒止めが並んでいます。
山側は岩石が剥き出しのまま。見る限り、何らかの法面工事が施されていたようには見えません。
その先には石積み擁壁が残っていました。
国道153号の現道に塞がれる形で廃道は終わります。
車へと戻り、最後は旧道を登って伊世賀美隧道へ。
今回は二人連れでツーリング中のバイクとすれ違いました(こちらは徒歩で往復中でした。)。排気音の反響がすごかった…。
Posted at 2020/03/29 18:26:54 | |
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ドライブ・道路・廃道 | 日記