2022年2月27日日曜日、母・弟とともに静岡県御前崎市の御前埼灯台と島田市の蓬莱橋へとドライブしてきました。弟が「(東名の)牧ノ原SAで安倍川もちを買いたいから連れてって。」というのが出かけた理由(笑)。
自宅を7時45分に出発。行きは高速道路を使わず、国道1号・国道150号とひた走り、御前埼灯台に到着したのは11時30分。
御前埼灯台は数年に一度くらい何気に訪れていますね。
当日は晴天でしたが強風が吹き荒れる様相。というか、御前埼灯台へ来て無風だったことが無いという方が正しいですかね。
御前埼灯台です。案内板によると明治7年(1874年)の建設とあり、令和3年(2021)年8月2日に国の重要文化財に指定されました。明治時代の早い時期に建設されたのは、関東と関西を結ぶ重要な航路が岬の沖を通過しているからなんでしょうね。
灯台や付属する官舎は煉瓦製。今回は見学できませんでしたが、灯台内部に入ると壁面に覗き窓が付けられていて、塔が煉瓦積みで造られていることを確認することができます。
灯台から西側の海岸線を眺めています。強風にあおられた幾筋もの白い波が海岸線に打ち付けています。
最後にもう一枚。
駐車場へと戻ってきました。
もう1か所どこかへ行くかという話になり、ちょっと離れていますが、島田市の大井川に架かる蓬莱橋へ行くことにします。
御前崎から走ること1時間ほど。蓬莱橋へと到着です。
あらためて、蓬莱橋です。最初に架橋されたのは明治12年(1879年)。全長は897.4mで「世界一長い木造歩道橋」としてギネスブックに認定されているそうです。
御前崎では強風にあおられていましたが、ここ蓬莱橋も相当の強風。写真ではわかりにくいかもしれませんが、大井川の河原から砂塵が巻き上がっています。
私の感覚では「強風のため通行禁止」になってもおかしくなさそうな状況でしたが、全くそんな気配は無し。せっかく来たのだからと渡ることになりました…。
弟は仕事柄高所に慣れているからなのか、強風をものともせずにスタスタと歩いていきます。一方の私は高い所が苦手。その上に強風にあおられて腕にしがみ付いてくる母を連れてヨチヨチ歩きで進むことになりました…。
対岸に着いてホッと一息つきつつ、橋のたもとから元来た対岸を眺めます。
こう見るとやはり華奢。古い形式の木造橋なので、欄干はあって無きがごとし。幅は人がすれ違える程度。大河を渡るので橋高は高め。これで風にあおられて石の河原へ落ちたら頭真っ二つですよ…。
もう来ることはないかもしれませんが、どうしてもとなったら風の無い日にしたいですね…。
弟に言わせれば「急斜面の廃道をすたすた歩いているあんたの方がよっぽど怖いわ。」ということらしいですが、この橋みたいに明け透けな場所を通るわけではないですからねぇ。絶壁の上を歩くのは絶対無理ですけど。
とにもかくにも何とか無事に橋を往復。帰りは吉田ICから東名高速に乗り、当初の目的どおり弟は牧ノ原SAで安倍川もちを購入しました。
Posted at 2022/04/17 10:33:58 | |
トラックバック(0) |
ドライブ | 日記