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小林あにのブログ一覧

2022年12月25日 イイね!

ラリージャパンのSSコースをドライブしてきました

2022年11月17日木曜日と11月22日火曜日、仕事が休みだったので、ラリージャパンのSSで使用されたコースの一部をドライブしてきました。自己満足的にのんびりとコースを辿っていったわけですが(そもそも極端に幅が狭い道路が多いし、対向車が怖いので、のんびり走るしかないのです。)、文章や写真ではあまり面白味は感じられないかもしれません。

11月17日木曜日、最初にやって来たのは、愛知県豊田市の鞍ヶ池公園。シェイクダウンとSS1の舞台になった場所です。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

公園内に展示されている名鉄モ800型。


公園内のロータリーにはこんな説明板が設置されています。




ロータリーから徒歩でSSに使用された道路を歩いていきます。


こちら、ラリーカーに破壊されたベンチ。


2020年11月15日に現地で開催されたTGRラリーチャレンジin豊田戦で、先代のベンチが私たちを含む参戦車両により破壊され、見積額16万円で新たに設置されたものです。しかし、わずか2年でまた破壊されてしまいました…。


公園内の眺め。


SS1でラリーカーが一周していたロータリー。円型のブラックマークが幾筋も残っています。


ラリーカーはこのように通過していきました。


次にやって来たのは、豊田市連谷町にある伊世賀美隧道(旧伊勢神トンネル)。SS2で使用されました(SS5はトンネル前にフィニッシュ地点が変更。)。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

ここにもラリーカーが破壊したものがあります。


20号車、シュコダ・ファビアRally2 Evoのカエタノビッチ・スチェパニアク組により破壊された電柱側面の筒。


おそらく電力線の保護筒だろうと思われます。幸い、断線には至らなかったようですが、トンネル出口でスリップして衝突したカエタノビッチ選手はリタイアに追い込まれました。

さて、何度も訪れていますが、せっかくなので伊世賀美隧道を見物していきます。

足助側の坑門。ラリー開催のためか、坑門に生えていた苔や草はきれいに掃除されていました。


扁額下の文字が彫られていた部分もきれいに掃除がされ、おかげで文字が読み取れるようになりました。「明治廿九年七月起工 卅年十一月竣工」とあります。


トンネル工事の請負業者(「受負者 吉田組」とある。)と工事関係者の氏名を刻んだ銘板。


トンネル内を歩いていきます。


路面にたくさん積もっているほこり。


この狭いトンネル内をラリーカーが猛スピードで走行することで、路面のほこりが舞い上がり、長時間視界を塞ぐという想定外の状況が発生してしまいました。


稲武側の坑門へと出てきました。こちらはなぜか掃除されておらず、以前のとおり苔に覆われた状態を保っています。




続いては、6号車、ソルド・カレラ組が乗るヒョンデ・i20 N Rally1・ハイブリッドが炎上した場所です。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

路面のアスファルトが炎上時の高熱によりボロボロになっています。


ソルド選手・カレラ選手に被害が出なかったのは幸いでした。


ガードレール脇に寄せられていたボロボロのカーボン素材と思しき物とメッシュ。ラリーカーの残骸でしょうか。


今度はSS3/6へとやって来ました。二車線道路から黒田ダムのダム湖沿いを通過する細い道路へと入る交差点です。この交差点を見下ろすような視点で撮影された動画がYouTubeにアップされていましたね。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

こちらは駒ヶ原林道へと入る交差点。




場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

駒ヶ原林道で一番きついヘアピンカーブ。写真では感じにくいですが、けっこうな急坂で、レーシングスピードではとても走りたくありません。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

ラリーで使用されてから1週間、路面はすっかり落ち葉に覆い尽くされています。


SS3/6のフィニッシュ地点。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

この日の最後はSS3/6を忠実に逆走して国道153号へ出ようとしましたが、あと少しという所で林業関係者以外通行禁止の立て看板があったため、引き返して別の道で国道153号へと出て、帰宅しました。


11月22日火曜日、まずはSS8/11のコースを走ってみます。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

この林道も落ち葉が敷き詰められた状態に戻っていました。


このSS8/11、岡崎市千万町町からフィニッシュ地点までの区間は、SS距離を確保するためか、愛知県道333号を軸に左右へジグザグにコース設定がされています。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

県道333号から巴山へと向かう交差点。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

SS9/12、勝田選手が突っ込んだ土手へと来ました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

土手が大きくえぐれています。GRヤリスRally1のエアロパーツで掘り起こされたのでしょうか。この場所では勝田選手以外にも、併催のセントラルラリーの選手(JMRC全国オールスターラリーでの参戦者)が突っ込んでしまい、リタイアしているそうです。


定番スポットの熊野神社前へとやって来ました。この日は私のほかにオフロードバイクでやって来た人がいました(国道301号から路面のブラックマークを追いかけてきたら、この場所へ出てきたとのこと。)。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

オフロードバイクの人に「この神社はラリーの動画でよく出てくる場所ですよね?」と尋ねられたので、「そうですよ。」と答えたら、何か嬉しそうにしていましたね(笑)。


この後はそのまま三河湖まで走行し、湖畔を散歩したり、羽布ダム(三河湖のダム)を見物してから帰宅しました。








Posted at 2022/12/25 23:27:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラリージャパン | 日記
2022年12月25日 イイね!

【ラリージャパン2022】岐阜県恵那市岩村でラリーカーを見物しました

2022年11月13日日曜日、弟と弟の友人の杉浦くんの3人で、岐阜県恵那市岩村にて世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン」に出場しているラリーカーを見物してきました。

今回、恵那市岩村で見物しようとした理由は、日曜日のSS(スペシャルステージ)は岐阜県恵那市と中津川市に設定されており、岩村の城下町の街並みがSS間の移動コースに組み込まれ、ラリーカーを間近で見物ができるようになっていたからでした。

当日は朝6時前に自宅を出発。7時40分頃、恵那市岩村の観客用駐車場に到着しました。天気はご覧のとおりどんよりとしていて、いつ雨が降り出してもおかしくない状況です。


初めは、前述のとおり岩村市街地へ行って、ラリーカーを見物しようと思っていたのですが、ラリー雑誌の付録についていたラリーのコース図をよく見ると、今いる駐車場から1.5kmほどの場所に、SS16/SS18の出口がありそうなことがわかりました。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

「街中だと見物客で混雑して落ち着いて見物できないだろうし、歩いて15分くらいならSS出口へ行ってみよう。」ということになり、SS出口へと歩いていくことになりました。

細かい場所までわからないまま向かいましたが、現地へ行くとオフィシャルさんと何名かの観客がいたのですぐにわかりました。

さて、SS出口で待っていると、9時07分、00カーがやって来ました。


続いて9時13分に奴田原・佐藤組の0カーが到着。期待が高まります。


そして、Rally1カーのエンジン音が遥か彼方の山の中から「ブォーン…ブォーン…ババンッ」という感じで聞こえてきました。が、いつまで経っても姿を現さないのでヤキモキします(笑)。

かつて2001年に群馬県で開催された日本アルペンラリーのSSを見物した時も、同じように新井選手が駆るインプレッサWRC2001のエンジン音だけがずーっと山の中に響いていて、車は全然やって来なかったことを思い出させます(笑)。

9時32分、ようやく1台目のRally1カーが現れました。42号車、Mースポーツ・フォードのプーマ・ハイブリッド・Rally1、ブリーン・フルトン組です。


先に言い訳しておきます。普段動くものを撮り慣れていないので、今回貼り付けている写真はピントが甘いものやブレているもの、フレームから外れているものが大変多いので、ご容赦ください…。

リエゾン区間へと合流したブリーン選手、右側車線を走っていってしまいました…。オフィシャルさんが「おーい!あいつ右側走ってるぞ!」と叫んでいましたが、聞こえるわけがありませんよね…(しかも日本語だし(笑)。)。


ブリーン選手、だいぶ先で左側車線へと戻っていましたが、その他にも何台かは同じように一般道へ合流してしばらく右側を走行し、「間違えた」という感じで急に左側車線へと入っていました。

69号車、トヨタ・GRヤリスRally1ハイブリッドのロバンペラ・ハルットゥネン組。


44号車、Mースポーツ・フォードのグリーンスミス・アンダーソン組。


1号車、トヨタのオジェ・ランデ組。


18号車、トヨタの勝田・ジョンストン組。




8号車、ヒョンデ・i20 N Rally1ハイブリッドのタナク・ヤルベオヤ組。ラジエターグリルの前に落ち葉対策用のためか、プレートを装着していますね。


33号車、トヨタのエバンス・マーティン組。


11号車、ヒョンデのヌービル・ウィダグ組。


24号車、ヒョンデ・i20 N Rally2のミュンステール・ルーカ組。


SS16/18出口のストップポイントに停車中の22号車、ヒョンデ・i20 N Rally2のスニネン・マルックラ組。


29号車、シュコダ・ファビアR5のコバライネン・北川組。


28号車、シュコダ・ファビアRally2 Evoのミーレ・ベルトラメ組。


35号車、フォード・フィエスタRally2 Mk.Ⅱのボランド・MJ組。


30号車、シュコダ・ファビアR5の福永・齊田組。


32号車、フォード・フィエスタRally2 Mk.Ⅱのアネア・ルードン組。


25号車、シュコダ・ファビアRally2 Evoのブラシア・モラレス組。




36号車、ヒョンデ・i20 N Rally2のロサッティ・シアップ組。




37号車、シトロエン・C3 Rally2の今井・竹原組。


43号車、トヨタ・GRヤリスの佐々木・中嶌組。


27号車、ヒョンデ・i20 N Rally2のザルディバール・オハネシアン組。


ご覧の通り、左リアの足回りを損傷した様子。当然、当人たちは周りの手を借りず(援助を受けたら最悪「失格」。)、何度もスマホで損傷箇所の写真を撮ってはチームとやり取りし、その場で可能なあらゆる手段を用いて必死に修理していました。(車載工具だけでは対処できなかったのか、曲がったアーム類をガードレールへ打ち付けたり、大きな石でガンガン叩いたりしていた。見ていて1998年アルゼンチンのコリン・マクレーを思い出してしまった。)。

しかし、観客の我々にとって、この状況は格好の「獲物」(笑)。周知されている場所ではないので、「黒山の人だかり」とはなりませんでしたが、近所の方々も家から出てきて、10人~15人くらいが取り囲んで、見物したり写真を撮ったりしていました。












結局、30分ほど格闘の末、何とか応急修理を終えて走り去っていきました。


路上に細かいゴミやオイルを拭いた紙くずが放置されていたので、ラリーファンの見物人が各々回収して路肩に避けておきました。

そして、元通りに戻せなかったのか、取り付けが面倒だったのか、大きなパネルも1枚そのまま置き去りにしていきました。「もらっていっていいのかな(笑)。」なんて声も出ましたが、「さすがにまずいでしょ。」ということになり、見物人の一人がSSのオフィシャルさんへ引き渡したようです。(笑)。


39号車、トヨタ・GRヤリスの柳澤・保井組。


38号車、トヨタ・GRヤリスの勝田・木村組。


10時55分、48号車のトヨタ・ヴィッツが通過していき、これでSS16が終了。SS18のスタート時刻まで1時間ほど時間が空きますが、車には戻らず、そのままこの場所で時間をつぶすことにします。

11時11分、ワークスチームのペースノートクルーがSS出口を通過。この頃からポツポツと雨が降り始めました。


その後は傘をさす程度の雨になり、薄暗くなってきたため、写真もきれいに撮れなくなってしまいました。








WRC2クラスを数台見届けたところで、この場所から撤収しました。

基本、通過していくラリーカーを淡々と眺めるだけでしたが、中には間近に停車してヘルメットを脱いでいるクルーがいたり、応急修理する光景が見られたりと、なかなか楽しむことができました。

さて、今回は駐車場所から近かったということでSS出口を訪れましたが、この場所で見物した経験を踏まえると、来年見物する時はSS入口付近で見物してみたいと思います。

ラリーカーは出口側ではそのまま走り去ってしまいますが(今回みたいにアクシデントがあった車両の修理が見られるかもしれませんが。)、入口側であれば、時間調整や空気圧チェックなどで停車する車両をじっくり観察できるでしょうし、良い場所を見つけられれば、タイヤやブレーキの熱入れのためのウェービングも見物できるかもしれません。

本当はSSでの観戦場所がもっと増えて、気軽に観戦できれば最高なんですが、私としては当面はこんな形での「見物」ですかね。
Posted at 2022/12/25 00:57:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | ラリージャパン | 日記

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