2023年9月9日土曜日。この日は夜に用事があったので、日中出かけることはせずに家でゴロゴロとしていたのですが、このまま体を動かさないのも落ち着かない感じだったので、午後から西尾市内にある茶臼山へ出かけて、頂上まで登ってきました。
やって来たのは、茶臼山の麓にある平原の滝の入口。
ここから山へと登っていきます。
まずは平原の滝に到着。入口の案内板から歩いてほんの5分程です。
滝とは言っても、水垢離のための樋が掛けられていて、そこをチョロチョロと水が流れ落ちているだけなので、滝といった趣きにはどうにも欠けていますね。
平原の滝までは遊歩道ですが、ここから先が登山の本番となります。
前回登ったのは8~9年前ですが、その時と比べると山の様相がだいぶ荒れています。やはり、多発する豪雨の影響によるものでしょう。
沢の源頭まで来たところで斜面へと取り付き、さらに登っていきます。
洞穴です。こちらは以前と変わりありません。
防空壕だとか高射砲陣地の弾薬庫だったとか言われていますが、ネットで検索してみた限りではよくわかりません。同様の穴が茶臼山の各所にあるようです。
見晴らしの良い場所へと出てきました。
山頂まではもう一息です。
茶臼山の山頂に到着しました。標高は291mです。
木々の切れ間から岡崎平野と三河湾を望むことができます(三河湾側を撮った写真はピンボケでした…。)。
時刻はすでに15時50分。長居は無用、すぐに下山します。
帰りは違うルートで下っていきますが、この茶臼山、いわゆる「里山」であるためか、縦横無尽に徒歩道や踏み跡が付いており、道案内の標識や登山用アプリでしっかり確認しながら歩いていかないと、すぐに迷子になってしまいそうです。
白いキノコ。目を惹きますね。
尾根筋から外れると、一気に下ってきます。
この階段区間を下っている時、道端で休憩していた老夫婦に「平原の滝はまだ上ですか?」と声を掛けられました。「えっ、平原の滝はもう通り過ぎているはずですよ。」と話をしたらびっくりされました。う~ん、確かにあの姿では滝と認識されなくても仕方ありません。
それから「では、山頂まではどのくらいありますか?」とも聞かれたので、「まだ距離がありますし、けっこう坂がきつい所もあるので、この時間から行くのはお勧めしないですね。」と返事をしておきました。
平原の滝まで戻ってきました。
16時を回っているのに、ここでも山を登っていこうとする小さな子どもを連れた親子連れとすれ違い、「失礼ですけど、この山は登られたことがありますか?」と思わず声を掛けてしまいました。
「だいぶ前にあります。」と返事をされましたが、「この時間から登るのは、もう止めておいたほうがいいと思いますよ。」とだけ言っておきました。
老夫婦とすれ違う前にも、山の中で遊んでいる外国人の親子連れを見かけましたし、みなさんもうじき夕暮れになるということを気にしないんでしょうかね…。
後半はいろいろありましたが、無事に平原の滝の駐車場まで戻ってきました。低い山という手軽さもあり、往復2.3kmを1時間ほどで歩いてきました。適度に汗もかいて、良い運動になりました。
そして、夜の用事はドライバーやすい氏と元同僚F氏との飲み会。せっかく運動した意味を帳消しにするほど飲み食いました(笑)。

Posted at 2023/10/25 22:25:10 | |
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