2023年11月5日日曜日、弟と福井県福井市にある一乗谷朝倉氏遺跡へ行ってきました。
といっても、元々の目的は、2023年10月28日に開通した中部縦貫道大野油坂道路の勝原IC~九頭竜ICを走行することでした。私が運転していたので、写真はありませんけどね。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
長大トンネルが連続する区間なのであっけなく通過。ここまで来てそれだけで帰るのも何だったので、そのまま中部縦貫道を走行し、永平寺の前を経由して、一乗谷朝倉氏遺跡へと向かったわけです。
場所はこちら。すでに何度も立ち寄っている場所ですが、もう何年ぶりになりますかね。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
この遺跡の特徴は、発掘成果に基づいて戦国時代当時の一乗谷の町並みが復原されていること。ぶらぶらと町並みを散策しました。
武家屋敷には茶室のような部屋があります。越前国の守護代から戦国大名となった朝倉氏が拠点としていた一乗谷は、京(京都)との交流が深く(それゆえ戦乱を避けた貴人・文人などの避難所ともなっていた。)、都の文化も浸透していたようです。
一乗谷の町並みの復原模型。朝倉氏が戦国大名となってからの5代100年の支配の下で、最盛期には1万人が居住する城下町となっていたようです。そして1573年、織田信長の侵攻を受けた際に城下町は徹底的に破壊され、消滅しました。
復原町並の対岸にある広場。朝倉氏の館跡などになります。
さて、帰り道の途中にもちょっと寄り道。国道158号馬返トンネルです。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
現行トンネルの横に旧トンネルが残っています。以前に扉が開いていた時には、中に除雪車が駐車してあったように覚えています。
旧トンネルの扁額。
こちらは旧トンネルの脇から伸びる旧旧道。「馬返し」の名のとおり、険阻な道のようです(旧旧道を探索した方の動画があります。)。
最後に立ち寄ったのは、国道158号の油坂峠。大野市の案内標識の下には、大きなスズメバチの巣がぶら下がっています。
こちらは福井・岐阜県境にある油坂隧道。開通は1889年(明治22年)。開通当初は人道サイズのトンネルでしたが、逐次拡幅され、現在は自動車が対面通行できるサイズとなっています。
この後は郡上市白鳥の市街地へと下りて、ガソリンスタンドで給油。白鳥ICから東海北陸道に乗り、帰宅しました。
Posted at 2023/12/31 13:11:47 | |
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