2025年3月22日土曜日、奈良県奈良市の市街地に点在する寺社を一人徒歩で巡ってきました。
最初にやって来たのは東大寺転害門。国宝に指定されています。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
ちなみに、私は東大寺などを訪れる時は、もっぱら東大寺転害門近くの観光用駐車場を利用しています。ここは東大寺大仏殿・興福寺などから離れた場所にあるので、多少遅い時間に到着しても駐車場が空いているからです。距離を歩くのも苦になりませんしね(笑)。
そんな立地なので、転害門を訪れる人はあまりいません。おかげでじっくり眺めることができます。
いつもなら東大寺大仏殿を目指すところですが、今回はほとんど訪れたことがない二月堂へ行ってみることにします。
二月堂へとやって来ました。
場所はこちら。

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二月堂は、松明を用いた「お水取り」で知られている堂宇ですね。国宝に指定されています。
二月堂から大仏殿の屋根を眺めます。
二月堂から大仏殿を目指して移動していきます。やはり東大寺へ来たなら、大仏様を拝みませんとね。
手向山八幡宮。東大寺の鎮守社として創建されたことを由来としているそうです。
東大寺鐘楼。鎌倉時代前期に再建されたもので、国宝に指定されています。
梵鐘。国宝に指定されています。東大寺大仏開眼供養に際して鋳造されたもので、天平勝宝4年(752年)に完成し、大仏開眼供養の前日に鐘楼(現存している鐘楼ではない。)に懸けられたそうです。高さ386cmと巨大な梵鐘です。
大仏殿へと来ましたが、受付で入場者が長い行列を作っていたので、結局そのまま素通りしました。
そのまま南大門へとやって来ました。この山門も鎌倉時代前期に再建されたもので、国宝に指定されています。
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写真で見るとそれほどの混雑に感じませんが、これは門の前後が広くなっているからで、参道自体は人をかき分けながら進むような有様でした。
次は春日大社へ行ってみることにします。
南大門から歩くこと15分あまり。春日大社へと到着しました。
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訪れた時は本殿への特別参拝が行われていました。せっかくの機会なので、参拝することにします。
春日大社中門。重要文化財に指定されています。ここ中門から本殿を参拝します(本殿は撮影禁止なので写真はありませんん。)。
こちらは、中門から続いている御廊と釣り下げられている燈籠群。
こちらは「万燈籠神事」を再現した部屋。なかなか幻想的です。
大杉の下から中門を眺めます。この大杉は、樹齢800年から1000年と推定されているそうです。
さて、春日大社から更に足を伸ばして、新薬師寺へと向かうことにします。
15分ほどで新薬師寺に到着。こちらの本堂は奈良時代の建築で、国宝に指定されています。
新薬師寺へやって来た目的は、奈良時代に製作された国宝の十二神将像の拝観。堂内の撮影は禁止されていますが、団体客が一組いただけだったので、じっくりと神将像を眺めることができました。
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続いては興福寺へと向かいますが、奈良国立博物館へちょっと寄り道。当日入場できた仏像館と青銅器館を見物しました。
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こちらは撮影が許されていた奈良県金峯山寺の金剛力士像。同寺の仁王門の修理のために、こちらへ搬出されてきました。金剛力士像自体も保存修理され、仁王門の修理が完了するまでの間は当館で展示されるそうです。
足元から間近で見上げると、その巨大さを実感できますね。
こちらは青銅器館に展示されている古代中国の青銅器。異形の形状や執拗なまでに鋳込まれた文様など、古代中国の青銅器はけっこう好きなんですよね(笑)。
さて、興福寺へとやって来ましたが、五重塔は修理中だったんですね。残念…。
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こちらは再建された中金堂。
この後は国宝館で八部衆像や十大弟子立像をじっくりと見ていました。もう何回見に来たのかわかりませんが、見飽きませんね(館内撮影禁止なので写真はありませんけどね。)。
最後に東大寺戒壇院へとやって来ました。こちらは奈良時代に造られた四天王像が現存しています。ここの四天王像も好きで、東大寺を一人で訪れた時には割と立ち寄っています(堂内は撮影不可なので写真は無し。)。
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今回は一人で訪れたのをいい事に、いろんな寺社を歩き回りました。仕事や職場でのストレスがけっこう溜まっていたので、これで少しは発散できました。
今回歩き回ったルート図です。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
Posted at 2025/06/08 21:58:09 | |
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