2025年8月31日日曜日、弟に誘われて奈良県天理市の石上神宮へ行ってきました。
自宅を7時過ぎに出発して、10時50分頃に石上神宮に到着しました。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
参道を歩いて行くと途中に鶏小屋があり、鶏があちらこちらにうろついております。神社のホームページによると、約40年前に奉納されたことがきっかけみたいです。
楼門までやって来ました。
楼門は文保2年(1318年)に建立され、国の重要文化財に指定されています。
楼門をくぐると正面にある建物が拝殿です。こちらは、永保元年(1081年)に白河天皇が宮中の神嘉殿(しんかでん)を寄進したものと伝えられています。国宝に指定されています。
天理市内の文化遺産をスタンプラリーで巡る「天理ぐるぐる」。中央が「こっふんさま」、左側が「わにひこくん」、右側が「ふるっぴー」だそうです。
参拝を終えて車へと戻る途中、鳥居の下に水で輪が描かれていました。
ネットで調べてみたら、神社側が特に儀式・儀礼的に描いたものではなくて、神社の用務員さんが、「参道の真ん中は神様の道ですよ。」というような意味で、遊び心で描いているみたいです。
さて、石上神宮からの帰り道は、弟の要望により国道25号「名阪国道」ではなく、「非名阪」とも呼ばれる国道25号の下道を通っていくことに。
天理市から亀山市までの「非名阪」区間は、一応、二桁ナンバーの国道に指定されているにも関わらず、至る所にセンターラインがない狭隘区間がありますし、何か所も交差点を曲がって進む箇所があるので、走り慣れてない方だと途中でルートを外れて迷子になるかもしれませんね(笑)。
こんな道路状況やルート設定なのは、名阪国道建設にあたって、まず先行して名阪国道の予定ルートに近接する道々をつなげて国道指定した名残りです。
こちらは、奈良県山添村の豊原郵便局の近くにひっそりと立っている道路改修碑。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
側面や背面に碑文が彫られていましたが、摩滅していて読みづらい状態。道路改修事業の功労者名と碑が立てられた時期と思われる年月(明治二十年か三十年?)がかろうじて読み取れました。
郵便局の前を通る道(国道25号)が、車道(荷車道)改修された記念に立てられたものでしょうね。
続いての寄り道は、関西本線第165号架道橋。北側の坑門になります。やはり煉瓦アーチの建造物は良いですね(笑)。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
こちらは南側の坑門。
傍らに説明板が設置されています。
架道橋の内部。側壁部分とアーチ部分で煉瓦の色合いが違っています。
最後は亀山市内に残る旧東海道の一里塚「野村一里塚」。現在残っているのは北側の塚のみで、南側の塚は大正3年(1914年)に撤去されてしまったそうです。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
この後は亀山スマートICから東名阪道へ乗り、帰宅しました。
Posted at 2025/10/09 22:33:21 | |
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