土曜日。朝6時に携帯が鳴り、父から「今日はどこか行かないの?」との電話。
う~ん…と思いつつ、朝御飯を食べてから刈谷市へ。父の住まいの前から携帯で呼び出すも全く反応なし。コールしながらインターホンも押してみるもやはり反応なし。ドアを叩いてみても反応なし。
15分くらい繰り返してようやく寝ぼけた声で返事があり一安心。待ちくたびれて熟睡してしまったようです。
気をとり直してドライブへ出発。特に予定もなく知立バイパスから伊勢湾岸道を走ります。
四日市ICから先はお約束の10km超の渋滞が始まっていたので、湾岸桑名ICで下りて国道258号を北上します。
父から鈴鹿山脈を越える峠へ行かないかとの指示。国道421号へ逸れていなべ市方面へ進みます。
鞍掛峠は通行止めなので、進む先は石榑トンネル。まだまだ新しい4km超のトンネルで鈴鹿山脈をくぐり抜けて滋賀県へ。
東近江市の八日市辺りまで下りてきたところで、案内板に「安土」の地名。父は最近戦国時代に興味があるようで、せっかくなので安土城跡へ向かいます。
程なく安土城跡に到着。まだ雨は降ってませんが、周りでは雷の音がゴロゴロと轟いています。
城跡が小山の上にあるのを見て、父は行くのを尻込みしますが、「せっかくだから大手口の大きい階段だけでも見に行こう。」と誘い出します。
入場料を払って階段下へ。眺めているうちに気が変わったのか、階段を登ることになりました。
借りた杖をついて一歩づつゆっくりと登る姿を見ていると「父もすっかりおじいさんになったんだな。」と改めて感じます。
何度も休憩しながら、大手口の階段の直線部分の終点に到着。ここで行くのか戻るのか尋ねたら、ここまで来たのならと山頂の天主台跡までさらに登ることに。
ここからは階段がもっと急になります。右往左往しながら段差の低い場所を探しつつ、ゆっくり登っていくのを後ろからついていきます。
何とか尾根道まで出てひと休憩。天主台跡までもう一息です。
汗だくになりながら無事に山頂の天主台跡に到着。天主台跡からの眺めは良くて琵琶湖までよく見渡せます。
帰りは総見寺の境内を抜けるルートで下山します。
三重塔と二王門は安土城炎上時に類焼を免れた当時の建造物だそうです。
三重塔
二王門への石段
ふたたび大手口に着いた頃には、雨が降りだし雷鳴も大きくなってましたが、さほど濡れることなく車まで戻ることができました。
あとは近所にある安土城考古博物館・信長の館を見物して帰途につきました。

Posted at 2014/07/20 09:07:14 | |
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