逢坂山トンネルを後にして、名神高速・新名神と乗り継ぎ、甲南ICで降りて甲賀市内へ。貴生川駅の北方、杣川の左岸の田んぼの中を通るJR草津線の築堤に来ました。
新道橋梁
構造物ではまず用いない「矢筈積み」を壁面に用いていることで知られている煉瓦アーチ橋です。上部の煉瓦が斜めに交互に積まれている部分がそうです。
国分橋梁
新道橋梁の北、200mほどの所にあります。この路線を明治23年に開通させた関西鉄道の社紋が掲げられていることで知られている煉瓦アーチ橋です。
ただ、どうしてこんな目立たない場所にある小さな橋に社紋を掲げたのかは不明のようです。
ここからは、JR草津線に並行する滋賀県道4号を伊賀市方面へと走っていきながら、見える範囲で煉瓦アーチ橋を探してみます。
南下して油日駅を過ぎた辺りでようやく1つ確認。しかし近くに車を停める場所が無くてやむなく通過。
しばらく走ると2つ目を発見。車を停めて見に行く途中にもう1か所発見したのでそちらも見てきました。
2つ目に発見した煉瓦アーチ橋(名称不明)
県道から小川に滑り降りて近づいたところ、某サイトに紹介されていた物件。
上部がフランス積みという珍しい積み方だとか、ポリクロミーという装飾技法を使っているとか、このサイズの煉瓦アーチ橋にしては凝りすぎな造作だそうです。
3つ目に確認した煉瓦アーチ橋(名称不明)
この橋は県道からは全然見えなかったので、停まらなければ気付かずに通過してました。
こちらもフランス積み部分があり、焼過煉瓦での模様付けも同様でした。
JR草津線はこれで終了。伊賀市柘植に出て、旧大和街道の狭い道を亀山市方面へと進み、国道25号へ合流します。
合流した少し先にある関西本線鳥谷川橋梁に立ち寄ります。
ここは何度も来ているので定点観測のようなものです。しかしいつ来ても国道からは全然見えません。
悪路の酷道25号でそのまま加太越えをして、ついでに大和街道架道橋と大崖川橋梁をチラ見。亀山ICへと出て、東名阪道で帰りました。

Posted at 2015/01/26 06:20:39 | |
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