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小林あにのブログ一覧

2019年07月31日 イイね!

JR東海道本線美濃赤坂駅と西濃鉄道

今週土曜日が出勤のため、振替休日で今日がお休み。前々から行ってみようかと思っていたJR東海道本線美濃赤坂駅へ電車に乗って行ってきました。

美濃赤坂駅はJR東海道本線の駅となっていますが、実際には大垣駅からの通称美濃赤坂線と言われる支線の終着駅です。

安城駅から9時33分発の大垣行き快速に乗り、大垣駅で美濃赤坂行の2両編成ワンマンカーへ乗り換え。10時45分に美濃赤坂駅に到着しました。

電車はしばらく待機した後、ふたたび折り返していきますが、今回は美濃赤坂駅とこの駅に接続する貨物専用私鉄の西濃鉄道を見物しようと思っていたので、そのまま電車を見送ります。

一旦、駅の外に出て駅舎を撮影します。


美濃赤坂駅までの開通は1919年(大正8年)。この駅舎の建物資産標も大正8年。開通当時の駅舎がそのまま使われているということですね。


中には懐かしい造り付けの木造の長椅子。無人化されたのが昔なので、窓口を塞いでいる板も年季が入っています。右側が切符売り場で、左側が小荷物の受付だったのでしょうか。




東海道本線と言っても、たった2駅しかない支線ローカル線。本数はまばらです。次発の電車は13時12分発なので、約2時間半散策できることになりますね。


ホームと駅名標。広い駅ですが旅客用ホームは1面1線です。






古い駅で見かける煉瓦造りの危険品庫。


それでは、美濃赤坂駅の外周を巡ってみます。

駅前には西濃鉄道の本社があります。


駅の西側に沿って歩いていきます。

踏切跡に出くわしました。


こちらは西濃鉄道昼飯線の廃線跡。2006年に廃止になったそうですが、実際にはそれ以前から休止状態だったようです。


道路脇に寝かされていた昔の標識。


駅の南側にある踏切にやって来ました。安楽寺大門踏切とあります。


名称の由来となるお寺が踏切前にあります。


住宅街を抜けて、駅の東側へとやって来ました。


古い煉瓦の壁があったので追ってみましたが、工場の敷地が終わる前に途切れてしまいました。土留めのようです。




駅構内で停車中のJR貨物EF210電気機関車。西濃鉄道から送り出される石灰石列車を引き継ぐためにやって来たのでしょう。


貨物メインの駅らしい広い構内ですが、EF210以外、機関車も電車も貨車も停まっておらず、閑散としています。


駅の北側の踏切にやって来ました。遮断機はありません。こちらの路線は西濃鉄道市橋線です。


踏切から駅構内を眺めます。架線が張られているのはここまで。


この先は非電化になります。


ここからは、市橋線に沿って時間が許す限り歩いてみます。

店舗の出入り口がそのまま踏切になってますね。


小さな橋梁を撮っていますが、その奥の住宅も出入り口はやはり踏切から。


遮断機が設置されてないので、貼り紙で「何時何分頃に貨物列車が走行するので注意してください。」と注意喚起しています。今時、手書きなのがいい味出しています(笑)。


この踏切で市橋線は大きくカーブして、石灰石鉱山のある山へと向かっていきます。




そろそろ駅へと戻る時間になってきたので、最後に石引神社という所へとやって来ました。


こちらの神社の境内を市橋線が通過しています。




こちらの踏切にも貼り紙が。


せっかくなのでお参りさせていただきました。


駅へと戻る道は市橋線沿いではないので、これが見納め。




赤坂の集落の中を駅へと歩いていきます。

塗装が剥がれて錆が目立つ丸形ポスト。使用していないのかと思ったら現役でした。


旧中山道との交差点に出てきました。立派な旧家です。


狭い道同士ですが、どちらも県道です。この辺りが赤坂宿の中心になるようです。


この交差点の先で見つけた昭和30年代の道路標識。速度制限30km/hの標識のようです。


ようやく美濃赤坂駅へと戻ってきました。


猛暑の真っ昼間に歩き回っていたので、Tシャツはグッショリ、タオルも汗が絞れるほどでした(笑)。

駅舎に入ると同じ電車でやって来ていた小学生2人組がおりました。てっきり折り返しの電車で帰ったものと思っていたので、「君たちはどこからきたの?」と尋ねたところ、「特急ひだに乗って京都から来ました。」と言うので、ちょっと驚いてしまいました。

2人とも一眼レフのデジカメを持っており、行動からして明らかに鉄道好き。夏休みを利用してやって来たのでしょう。

しかし、電車が戻ってくるまでの2時間半、どこで何をしていたのか?そもそも、わざわざ京都からこの駅へとやって来るあたり、この歳にして相当のマニアかもしれません(笑)。

さて、2時間半ぶりに冷房の効いた快適空間へ(笑)。


結局、駅を出発するまでには西濃鉄道から石灰石列車はやって来なくて、EF210が1両佇んだままでした。

列車本数がまばらな美濃赤坂駅でしたが、地元の人は時刻表に合わせてきちんと駅に現れて、思っていたよりも多くの人が利用していました。次の荒尾駅でも平日の昼間にも関わらず小さなホームにずらりと人が並んでいて、ちょっとびっくりしました。

最後に大垣駅の美濃赤坂線専用切り欠きホームでも撮ろうかと思いましたが、豊橋行き快速の出発まで時間がなかったので、早足で乗り換え。

冷房の効いた車内でウトウトしながら帰りました。
Posted at 2019/07/31 22:07:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道・廃線跡 | 日記
2019年07月31日 イイね!

セントラルラリー愛知/岐阜 ラリーガイド1

日本国内でのWRC誘致に向けてのテストイベントとして11月9日・10日に開催予定の「セントラルラリー愛知/岐阜」についてのラリーガイド1が公表されました。

このラリーには、トヨタヤリスWRCとヒュンダイi20クーペWRCが参戦を表明しており、比較的近所でWRカーを観戦できる絶好の機会と期待しております。

さて、このラリーガイド1では、暫定ですがアイテナリと地図によるSSコースの概要も掲載されています。私自身がドライブで走ったことのあるルートもあるので、簡単ですが記してみたいと思います。

SS1・5額田(ぬかた)

岡崎市宮崎町の愛知県道334号からスタート。道幅は対向2車線。最初に千万町坂(ぜまんじょさか)という急勾配の上り坂を駆け上がっていきます。自転車乗りの方々によく知られている坂で動画も多いですね。

岡崎市千万町町で県道333号へ。ここから愛知県野外教育センターへさらに登っていきますが、ルート図だと途中で県道を外れて周辺の林道を通るようです。

最後は、県道333号から巴山の登山口を抜けて旧作手村へと下ります。ここは1.5車線くらいで、まずまずスピードが乗ると思います。

SS2・6三河湖のルートは、ダム下の県道区間(県道363号)しか走ったことがないのでパス。

SS7・12明智のルートも走ったことがないのでパス。

SS8・13稲武(いなぶ)

国道153号から段戸山牧場の南側を回ります。この辺りは免許取り立ての頃にまだ砂利道だった林道を走ったことがありますが、狭かった記憶があります。

続いては黒田ダムを周回。ダムの西側道路を走ったことがありますが、1.5車線の走りやすい道です。

最後は、ダム南側の駒ヶ原から名倉への屈曲した長い急な下り坂。WRカーだと窮屈な走りになりそうな気がしますね。コースオフするとけっこう転がっていくはめになるかも(杉林が広く伐採された所もあるので。)。

最後にSS9・14設楽(したら)

名倉地区から比較的狭い道で笹暮峠を越えて津具地区に入り、県道80号へ出たら左折。屈曲路を駆け上がり面ノ木峠で県道507号茶臼山高原道路をくぐり、ここからは下り坂。峠下付近も屈曲路で急な下り坂ですが、道幅は1.5車線程度はあります。

峠下の屈曲路が終わるとWRカーなら間違いなく高速区間。下り坂は緩くなりますが道幅もやや広がるので、ドライブしていてもすぐにスピードがのってしまいます。名古屋市野外教育センター付近がフィニッシュ地点になりそうです。


公道でのSSルートは、ほとんど民家のない道が選択されていますが、SS1・5では岡崎市千万町町の集落はSSのただ中になりますし、SS2・6のスタート周辺も集落があります。もちろん、すでに地元の了解は得ているのでしょう。


現時点での観戦場所の設定は、やはり公園ステージだけですが、なだらかな山林部分を利用させてもらえればいろいろな場所で観戦可能だと思います。

ただし、ネックは駐車場所の確保になるでしょう。可能性でいえば、旧作手村の小中学校・高校のグランドを駐車場としてSS1・5額田へシャトルバスで往復するのが、アプローチ距離も短くて良い気がしますね。

テストイベントなので安全第一にはなるでしょうけど、もしWRCを開催して公園ステージでしか観戦できないのならば、新城ラリーでデモランを見ているのと全然変わらず、何の意味があるのかということになりかねません。

くれぐれもそうならないことを期待します。
2019年07月21日 イイね!

岐阜県恵那市岩村の街並みを散策してきました

本日は、母と弟を連れて岐阜県恵那市岩村の街並みを散策してきました。

岩村は、山城として知られる岩村城の城下町です。古くからの街並みが残っており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

我が家族は、岩村城へは何度も行ったことがあるのですが、街並みの方は歩いたことがありませんでした。たまたま土曜日に私が一人でドライブへ行ったことに母が「私も連れていってほしかった。」と言っていたので思案して、思いついた岩村の街並みへ出かけることにしたわけです。

普段だと国道153号で稲武へ出て、そこから国道257号で岩村へと行くルートですが、このルートは少々時間がかかるので、今回は東海環状道でせと品野ICまで行き、国道363号で岩村へと向かいました。思ったよりも早く2時間ほどで現地に到着し、正解のルートでした。

岩村コミュニティセンター駐車場へ車を停めて、ここから徒歩で街並みの中心となる岩村本通りを目指します。

通りの入口まで来たところで、母が「岩村駅を見たい。」と言い出したので、ルートを外れて明知鉄道岩村駅へとやって来ました。





母は駅舎へと行ってしまったので、私は外から駅構内や復元された腕木式信号機を眺めていました。





あらためて仕切り直して、岩村本通りの散策を始めます。蒸し暑さはありますが、予想した以上に人通りが少ないですね。



最初に立ち寄ったのは、旧柴田家。明治時代の家屋だそうです。





巖邑(いわむら)天満宮。



民家の軒先にあった石輪(何て呼べばいいものか?)。元々は石臼のような気がしますが、どうしてこのような形で置いてあるのかわかりません。



道標。方角からして「左なごや」と刻まれていると思います。弟は「右と刻んであるんじゃないの?」と言っています。右と読めないこともないのも事実。



緩い坂道を登り進んでいきます。



「下町枡形」という所まで来ました。城下町や宿場町によくある屈曲路ですね。この辺りから人通りが多くなってきました。





この先で立ち寄ったのが「勝川家」。江戸時代末期に台頭した商家だそうで、建物は江戸時代後期のものだそうです。





いきなりですが、別棟にあった古い流し台。タイルの絵柄が綺麗だったので。



別棟の2階。三方が壁無しでガラス戸のみという珍しい造り。



いくつもの扉が付いた大きな蔵です。



別棟の外観。古い建物だとはわかりますが、何の案内板もないので、いつの時代のものかは不明です。



銅製の雨樋。青銅?と思いましたが、弟が「銅製。緑青が付いたものでしょ。和風建築には今でも使うことがあるよ。」と言っておりました。



海鼠壁。屋根の付け根の部分には市松模様が施されていますが、装飾なのかそれとも何か意味があるのでしょうか?



こちらは、通り沿いの家屋の2階。昔の日本家屋らしく室内が暗いです。



続いては「土佐屋」。染物業を営んでいたそうです。





こちらも奥に別棟があります。



室内には機織り機が展示してあります。



こちらは懐かしかったので1枚。



これは敷地の奥にある染付作業をする建物。染料を入れた壺がずらりと並んでいます。



ふたたび通りへ戻ります。

控えめに装飾されたコンクリート建築物。戦前物でしょうか。



岩村郵便局前の古い形のポスト。



旧十六銀行岩村支店。現在は観光案内所になっています。



見物できる古建築で最後に訪れたのは「木村邸」。こちらは、江戸時代中期から末期に栄えた問屋で、岩村藩の財政を支えてきたそうです。



そんなご縁で「殿様通用門」があったそうです。しかし「殿様通用門」、この説明書きはもう少し良い言い回しがなかったのかな(笑)。



建物に入ってすぐの所にある囲炉裏。



高い屋根を支える、パズルのように組み上げられた柱。



煉瓦積みの竈。



この部屋は襖絵がかかれているので、藩主などが訪れた部屋なのでしょうか。



中庭を通り抜ける用水路。戦国末期、城下町の整備に合わせて造られたそうです。



中庭の様子。栄えた家だけあって、こちらも蔵が大きいです。





岩村本通りと交差する国道363号を渡ってすぐの所にある薬局。



薬を宣伝した古めかしい木製看板。



ここにも古いコンクリート建築物。



岩村醸造へ来ました。テレビで紹介されたりしています。







紹介されている理由の一つは、間違いなく店内を通り抜けるトロッコレールでしょう。







街並みの外れに来ました。通りはこの先で国道257号に合流し、町の南側に控える難所の木ノ実峠へ向かっていきます(今はトンネルであっという間ですが。)。





ということで、ここで引き返します。岩村駅からここまで約1.3kmでした。



帰りの途中でカステラ屋に寄り、アイスクリームとカステラをいただきました。





岩村というと、古い街並みが残る観光地としては「ややマイナーかな。」という感じでしたが(私が行ったことのある馬籠・妻籠や奈良井に比べると。)、江戸時代からの旧家がよく保存されていましたし、街並みの統一感もあってなかなか良かったです。

個人的には装飾のある古いコンクリート建築物が残っているのも良かったですね(笑)。

あと、今回は行きませんでしたが、岩村城も山全体に石垣が残る雄大な城跡なので、一緒に巡ると良いかと思います。

今回のおまけは、帰る途中、豊田市内で立ち寄った、旧名鉄三河線枝下駅跡。レールをそのまま残しているのがポイント高いです。











Posted at 2019/07/21 22:19:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・鉄道・廃線跡 | 日記
2019年07月20日 イイね!

弘前市街地を散策しました

2019年7月13日・14日とTGRラリーチャレンジin弘前に参戦のために弘前市内に滞在しておりましたが、わずかな時間ですが市街地を散策できたので、その時に撮った写真を載せたいと思います。自分の趣味に合ったものですけどね。

今回は、弘前駅前にあるビジネスホテルに宿泊しましたが、



まずは飲み会へ出かけるまでに空いた時間を使って、このホテルの北隣にある建物などを見てきました。

吉井酒造という会社だそうです。土蔵?のアクセントに煉瓦を用いていますね。





隅の処理も丁寧です。



ホテルと反対側に回りました。



煉瓦造の煙突です。



煉瓦造の煙突を間近で見るのは初めてな気がします。しばらく煙突の前を右往左往していました(笑)。



左側にはやはり煉瓦造の倉庫。丁寧な造りでもっと近くで見たかったのですが、手前の黄色の門扉から奥はJR貨物の敷地だったため、遠巻きに眺めるだけでした。



ウロウロとしているうちに飲み会の集合時間になったので、泣く泣く切り上げました(笑)。



今度は、飲み会が終わってから酔い覚ましにまた一人で散策。駅前から弘前城へと向かい歩いてみました。

もう21時過ぎだったので、堀の外からお城を眺めても真っ暗。翌日も早いので、引き返します。

行きとは違う道で進み始めるとライトアップされた建物が目に留まりました。



青森銀行記念館(旧第五十九銀行本店本館)。1904年(明治37年)完成の重要文化財だそうです。



昼間ならもっと写真を撮るところですが、真っ暗な中、手持ちのガラケーではこんなものですかね。

またフラフラと歩き進めていくと橋の上から小さな駅が見えたので、ちょっと立ち寄ってみました。

弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅。一昔前を思い起こさせる外観で、場末感も十分。



駅舎の横から駅の中を覗いてみたら、終着駅らしからぬホーム1面1線のこじんまりとしたもの。乗客もおらず何か侘しいですね…。



駅舎の中も覗いてみたら、鉄道好きの方なのか駅舎内で写真を一生懸命撮っている方がいましたよ(同類か(笑)。)。



正直、ガラケーでは地図のチェックもろくにできないので(早くスマホにしろという圧力ですな(笑)。)、ホテルまであとどれ位の距離があるのか分かりませんでしたが、方角は見当がついていたので、弘前駅方面へとのんびり歩き進めます。

最後は、中央弘前駅から間もない所にあった、日本聖公会弘前昇天教会堂。



玄関先の明かりで撮ったのでこれが限界。1920年(大正9年)完成の建物だそうです。

この後は繁華街を抜けて、見覚えのあるみちのく銀行の交差点に出られたので、無事にホテルへ帰ることができました。

もちろん、ラリー当日の朝は寝坊せずにきちんと起床しましたよ。

Posted at 2019/07/20 14:39:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・散策 | 日記
2019年07月15日 イイね!

TGRラリーチャレンジin弘前に参戦しました

2019年7月14日日曜日、青森県弘前市内で開催されたTGRラリーチャレンジカップin弘前にドライバーやすい氏と共に参戦しました。

愛知県からは片道1,000km超の遠距離開催地のため、やすい氏運転の積車で出発したのは12日金曜日の23時頃。金曜日は時間外に会社の会議があって帰宅したのが22時近くになってしまったので、私は風呂だけ入っての出発でした。

新東名、圏央道、東北道と走り続けて、現地への最寄りとなる大鰐弘前ICを通過したのは13日土曜日の12時20分頃。



そこからさらにナビの案内に従いながら、ラリー会場となる岩木山百沢スキー場へとやって来ました。



ここで、今回のサービスを担当していただけるやすい氏の知人で埼玉県在住のイクタ氏と合流。いつものようにスペアタイヤなどの大物の荷物を降ろしていきます。

やすい氏とイクタ氏は当日のサービススペースのレイアウトや作業内容について簡単に話し合った後、グラベル林道走行に合わせてフロントタイヤのトーの調整についても相談(普段はタ-マックラリーに合わせて調整してあるため。)。二人でメジャーと空き缶を使って採寸して、イクタ氏がその場で微調整していました。

当日に向けての準備が終わったところで、イクタ氏は温泉に寄る(弘前に来ることを了承した理由の一つは、温泉巡りができるためだそうです(笑)。)とのことでいったん解散。私たちはトレノに乗り合わせて、宿のある弘前市街地へと移動です。

ただし、宿へと向かう前にやすい氏がチェックしていた市街地の模型店へ寄り道(笑)。期待していた掘り出し物は無かったようですが、一品購入しておりました。もう1軒寄りましたが、そちらは閉店となっていました。

宿は弘前駅前にある全国チェーンのビジネスホテル。



夕方からは、ラリー先でのやすい氏のお楽しみである前夜祭(飲み会。)。イクタ氏を交えて3人、青森の海鮮を出してくれる居酒屋(イクタ氏が温泉で仕入れた情報のお店。)で舌鼓を打ちました。



ラリー当日は朝5時にホテルを出発。スキー場へと向かいます。



土曜日は曇天でしたが、当日は朝から快晴。岩木山も頂上まではっきりと見え、空気も清々しいですが、日中の暑さが心配です。





レッキは3本のグラベルSSを回り、走行距離は約50km。普段よりも時間がかかりましたが、スケジュール上は問題なし。

やすい氏の感想としては、抑えるところをきちんと押さえておかないと危ないコースかなといったところでした。跳ねる車内で作成したペースノートをきちんと読めるように清書しておきます。

その後、参加確認・車検・ブリーフィングと滞りなく終了。スタート開始が、併催の東日本選手権・東北ラリーシリーズの参加車両が出発してからとなるので、しばし時間に余裕があり、スタート時間まで休憩。

多くのメーカー・ディーラー系チームが出場してピリピリ感のあるTGRオリジナル戦とは違って、出場台数も少なく何となくのんびりとした空気が流れています。





ちなみに、私たちが参戦しているE-4クラスの参加は2台のみ。これを狙って、遥か遠い地である弘前戦にわざわざ参戦したといって過言ではありません。何とか完走しさえすれば2位のポイントが付くわけですから。

スタート時刻は9時59分。出発ゲートの下で1台づつ紹介されながらのスタートです。このラリーは初めての出場なので、レッキや車検の時からAE92トレノに対するオフィシャルの方々の食いつきが激しいことになっていましたが(笑)、紹介時も担当のオフィシャルさんの説明が長くてTCチェックインの1分前を切ったため、紹介が終わる前に出発しちゃいました(笑)。

ラリー中の車両のトラブルとしては、マフラーがぐらつく状態となりましたが、これについては応急処置で何とか持たせることができました。そのほかは目立ったものはありませんでした。



さて、コース設定は、3種類のコースで5本のSS。SS2だけが1回走行の構成でのオールグラベル林道です。

距離は、
SS1・4「湯口」:3.25km。
SS2  「大助」:3.52km。
SS3・5「百沢」:1.70km。
SS合計13.42kmです。「百沢」がギャラリーステージとなっています。 

こちらは、「百沢」SS前のTCでの待機中の様子です。



走行タイムは、

SS1:4分01秒8(48.3km/h)クラス2位。クラス1位に3.9秒差。
今回からペースノートでの左右の表現をひ(左)・み(右)からL(レフト)・R(ライト)に変更。それが理由という訳でもないですが、コース前半は先読みが行き過ぎてしまいました。
     
ドライバー側としては、道幅が狭いグラベル林道で思ったようなドライビングが出来ず(事前練習を幅が十分あるダートラ場でしていた影響かもと言っていました。)、全然乗れなかったようです。やすい氏の知り合いで今回E-2クラス優勝の佐々木さんに心配されてしまうようなタイムでした(佐々木さんとは17.6秒差…。)。

SS2:3分58秒7(53.0km/h)クラス1位。クラス2位に4.7秒差。
ここでは途中でペースノートをロスト。まだ頭の中でL・Rの処理がきちんとできていないようです…。
    
このSSは「湯口」に比べれば道幅に若干余裕があり、その分乗れたようですが、こちらのロストにあまり注文を出さないくらい、グラベル林道の難しさに戸惑っているようでした。

SS3:2分06秒5(48.3km/h)クラス1位。クラス2位に9.1秒差。
コースの道幅が一番広いSS。
落とし穴は途中にあるジャンクションでの鋭角右ターン。地方戦の4WD勢がほじくり返したのか、轍がものすごく深くなっていて、サイドターンしたら向きを変えたところでトラクションが全然掛からずストップしかかりました。
     
ここでもペースノートをロスト。ちょっと自分に怒りが湧いてきておりました。ちなみに、クラスもう1台のランクスは鋭角ターンで失敗して切り返しをして大幅ロスしたそうでした。

SS4:3分54秒2(49.9km/h)クラス1位。クラス2位に2.6秒差。
SS前のTCで、「熊の目撃情報が入ったので、SSスタート地点までクラクションを鳴らしながら走ってください。」との指示が。
     
お互い気合を入れ直しての「湯口」SS2本目。所々で轍が深くなっていて、ハーフスピンしかかり危ない場面もありましたが、タイムは1本目より7.6秒速くなりました。「ということは、1本目きちんと踏めていれば10秒くらい速く走れたということか…。」とやすい氏。



SS5:2分07秒6(47.9km/h)クラス1位。クラス2位に3.9秒差。
2本目で変更したのは、ジャンクションでのサイド引きを止めたこと。後輪が浮き砂利で具合よく滑ってくれてスムーズにターンできました。

タイムは1本目より1.1秒落ち。路面状況も悪いからなぁと思っていたら、「完走を意識して抑え気味にした。」とのことでした。最後のストレートでの全開は気分良かったですけどね(笑)。



最終結果は、E-4クラス完走2台中1位、総合完走27台中16位でした。クラス2位とは16.4秒差。相手側のミスに助けられて振り切れたというところでしょうか。

総合順位はともかく、ここへ参戦した目的はポイントを稼ぐことであり、一番いい形で達することはできました。

しかし、やすい氏としてはグラベル林道でのドライビングに、経験不足からくる不甲斐なさを実感したラリーとなったようでした(特に「湯口」SSにて。「大助」と「百沢」はおもしろかったそうです。)。

私は相変わらず不安定な(もう何年やってんだというところですが…。)リーディングが問題。後半2本は落ち着いていたので、これを常時発揮できるか(特に高速テクニカルコースで。)が鍵ですかね。

ともあれ、表彰式で金メダルをもらったわけですから、これでE-4クラス通算2勝目。年間ランキングもいい順位に行けるのではないでしょうかね。

さて、日中は快晴だった天気が、ラリーが終わった頃から怪しい雲行きに。雨が来る前にと、普通は暫定結果公表後30分は異議申し立ての時間が取られるところ、早々に拍手での承認で正式結果となり表彰式となりました。

表彰式が終わった頃から雨がパラパラし始めましたが、霧雨に濡れる程度で撤収作業が終わってよかったですよ。



最後にやすい氏と佐々木さんが雑談をしていて、佐々木さんがコドラさんに「彼らはこれから12時間耐久で帰るんだよ(笑)。」と言ったら、コドラさん「ラリーの後に耐久レースまでできるなんて羨ましいですね(笑)。」と発言。やすい氏「羨ましくなんかないわ!」と言い放っておりました(笑)。
Posted at 2019/07/15 22:23:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | TGRラリーチャレンジ | 日記

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「草津志賀高原ルート「雪の回廊」を見に行ってきました http://cvw.jp/b/1796277/48482706/
何シテル?   06/12 23:30
「小林あに」と申します。よろしくお願いします。 休日はドライブしたり、廃道となった旧道や峠の古道を歩いてみたり(煉瓦製のトンネルや暗渠も好物ですが、最近は...
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