2024年11月24日日曜日、愛知県豊田市を拠点に開催されたラリージャパンを見物してきました。
この日は朝5時半頃に自宅を出発。新城市作手善夫にある「涼風の里」へ7時前にやって来ました。
場所はこちら。ちなみに赤線はラリーカーの移動ルートです。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
今回、この場所で見物することに決めたのは、ラリー仲間で今回のラリージャパンへ出場するSさんから、「涼風の里が『ROUTE NOTE EXCHANGE POINTS』になっているから、この場所で見物するといいですよ。立入り規制もされないです。」と勧められたからです。
施設にはお店の方が自作されたのか、WRCを歓迎する看板が設置されていました。
7時45分頃、0号車がやって来て、「涼風の里」の駐車場に駐車していた車の運転手たちに退去を依頼して立ち去っていきました。一般車が駐車していては、競技車両の待機場所として使用できなくなりますからね。
7時59分、ヒョンデのタナク選手のi20Nラリー1ハイブリッドが「涼風の里」の前を通過していきました。ひとまず、県道35号と県道363号の交差点へと移動することにします。
続いて、同じヒョンデのヌービル選手が運転するi20Nラリー1ハイブリッドが交差点を通過していきます。
さらにトヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドの勝田選手も通過。
この後、ラリーカーが来なくなったので、ふたたび「涼風の里」へ戻ってみると、後続のラリーカーが駐車していました。
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1のミュンステール・ルーカ組です。
こちらはトヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドのエバンス選手。
各車、タイヤ交換とローテーションを行っています。
GRヤリス・ラリー1ハイブリッドのエンジンルーム。金色の耐熱フィルムが目立っています。
ミュンステール・ルーカ組はせわしく作業を行っています。
エバンス選手、タイヤ取り付け中。
作業中のエバンス選手へオジェ選手が何やら話しかけています。
エバンス車の車内。
エバンス選手、観客からの記念撮影に応じています。
オジェ・ランデ組もタイヤローテーション作業。
WRC2クラスに出場のシュコダ・ファビアRSラリー2に乗るグリーンスミス・アンダーソン組がやって来ました。グリーンスミス選手、体格がデカいです(笑)。
オジェ・ランデ組が「涼風の里」を出発していきます。
グリーンスミス・アンダーソン組がタイヤ作業を開始。
エバンス・マーティン組も出発していきます。
今度はトヨタGRヤリスラリー2の勝田・木村組が来ました。
コドラの木村選手、フロントグリルをめくって何やらしています。落ち葉やゴミなどが付いていたのでしょうか。
勝田・木村組はチームスタッフと会話を交わしてから、5分ほどですぐに「涼風の里」を出発してしまいました。
シュコダ・ファビアラリー2Evoの福永・齊田組が来ました。
こちらはシュコダ・ファビアRSラリー2のチウイスト・ヘラー組。
ボンネットには、日の丸・鳥居・富士山・武士と揃った日本のイメージ画が描かれています。
ボディー全体のカラーリングも、やはり日本をイメージした満開の桜の風景をあしらったものとなっています。
福永・齊田組もタイヤ作業を開始。
トヨタGRヤリスラリー2の山本・サルミネン組。山本選手は、TGR WRCチャレンジプログラムの2期生ですね。
フォード・フィエスタ・ラリー2のバシラキス・ハリーマン組。
シトロエンC3ラリー2の今井・ファーマー組。
これでラリー2車両が4台横並びに。
今井選手と山本選手、額田SSでの感想などを話していました。
県道35号と県道363号の交差点へとまた戻ってきました。トヨタGRヤリスの佐々木・内田組。
県道363号の路肩にもラリーカーが行列を成して駐車しています。
スバル・WRX S4の新井・井上組。
今回出場選手の目玉であるオリオール・ジローデ組。オリオール選手は1994年のWRCドライバーズチャンピオンですね。
全車通過を見届けて、「涼風の里」で朝食です。ここは地元の方が調理する軽食をいただくことができます。私がいただいたのは豚汁とへぼ飯。へぼ飯は、蜂と蜂の子が入った炊き込みご飯です。
さて、1回目の通過を見届けてから約4時間が経過。2周目のSSへと向かうラリーカーがようやく姿を現しました。
シトロエンC3ラリー2のグリアジン・アレクサンドロフ組。車のカラーリングは、ファンだというイニシャルDの藤原とうふ店仕様。
シュコダ・ファビアR5の新井・松尾組。確か、現在世界中で走っているシュコダ・ファビアR5の中で2番目に古い車両だとか。それでも強豪ひしめくWRC2クラスで3位に入っています。
ヒョンデのヌービル・ウィダク組。結局、ヒョンデチームは「涼風の里」では1台も停まってくれませんでした。
フォード・プーマ・ラリー1ハイブリッドのフルモー・コリア組。
エバンス選手、オジェ選手も、2周目は県道363号の路肩で停車して調整していました。
各車、SSコースが設定されている三河湖畔へと走行していきます。
シュコダ・ファビアRSラリー2のマカリアン・フルトン組。
トヨタGRヤリスラリー2のランス・サンファン組。周りでは観客がジッと視線を送っていますが、選手は意に介さずスマホを触っています(笑)。
ふたたびオリオール・ジローデ組。久しぶりのラリー出場と慣れない右ハンドル車ながら、格の違いを見せつけてJRCarクラスで優勝しました。
スバル・WRX S4の新井・井上組。
最後に、「涼風の里」にひっそりと停車していたトヨタGRヤリスGR4ラリーDATの眞貝・安藤組。
これで「ラリージャパン2024」の観戦は終了。過去2年は岐阜県恵那市岩村で見物していましたが、今回は開催スケジュールの変更により新城市作手善夫で初めて見物することとなりました。
2025年の開催スケジュールがどうなるのかはわかりませんが、新城市作手だと自宅から比較的近いので、個人的には同じパターンになると良いですね。それに「涼風の里」にはトイレがあって、軽食もありますしね(笑)。