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小林あにのブログ一覧

2023年07月09日 イイね!

【2023年】TGRラリーチャレンジin恐竜勝山戦へ参戦しました

2023年5月21日日曜日、福井県勝山市で開催されたTGRラリーチャレンジin恐竜勝山戦へ参戦してきました。

今回もラリー前日の5月20日土曜日に現地入り。ラリーのサービスパーク会場は勝山市内のスキー場「スキージャム勝山」。麓の勝山市内は曇りでしたが、山の上にある会場まで登ってくると周囲は霧に包まれ、小雨がパラついたりしていました。


レキ(下見走行)を終えて、車検を受ける頃にはご覧のとおりの悪天候。雨は小雨のままでしたが霧は濃霧となり、車検会場の奥が見渡すことができないような状況でした。


車検も無事に通過し、土曜日の行事はこれで終了。宿泊地が勝山市内で確保できなかったため、中部縦貫道を利用して福井市内まで移動となります。

ここで、宿泊先へと向かう前にドライバーやすい氏の要望で、勝山市内と福井市内でおもちゃ屋・模型店への寄り道に付き合います。土曜日はガンダムのプラモの新作発売日だったとか。ついでに掘り出し物の発掘もできればということです(笑)。


今回の宿泊先は福井駅前のビジネスホテル。レキで録画した動画でペースノートのチェックを済ませ、「前夜祭」へと出かけます。


今回は2軒の居酒屋を梯子。ドライバーやすい氏は1軒目がいまいちだったようで、ほどほどにして2軒目を探して移動。2軒目でようやく腰を据えて飲み食いいたしました。






さて、5月21日日曜日ラリー本番。天気は快晴。朝6時半に福井駅前のホテルを出発して勝山市内のサービスパーク会場へと向かいます。


会場にはサービス隊のツールボックスさんがすでに到着。


プラモの新作は手に入らなかったそうで、代わりに購入したのはドムのプラモ。


今回も愛知組3台でサービススペースをまとめて確保しました。


今回も盛況の開会式・ドライバーズミーティング。前戦の八ヶ岳茅野戦で地域住民の方からクレームがあったそうで、移動区間での速度制限順守、騒音防止について徹底をするように周知されました。


あらためまして今回のSSコースは、
SS1・4「SKI RESORT」:1.49km。舗装路。
SS2・5「KARIGAHARA」:1.21km。今回新たに設定されたSSで、雁が原スキー場跡からスタートする舗装路。
SS3・6「PARKING」:0.60km。スキージャム勝山の駐車場を利用したジムカーナコースのSS。
SS合計6.60km。参加台数が増えたためか、SS距離は短縮傾向にありますね。

それでは走行タイムと簡単なラリーの内容について。今回、私たちの参戦するE-4クラスは11台。そのうちGRヤリスは4台です。

SS1:1分25秒8(62.5km/h)。クラス5位。
「E-4」のトップから2.8秒差。
1.5車線幅程度の道路で、急坂と連続したヘアピンカーブが特徴のコース。
「ノート読みでタイミングが合わないコーナーが一つあった。」と指摘されました。

SS1を終えたら、セレモニアルスタートの会場である勝山市役所へと移動です。過去には市役所への指定経路を間違えて、あらぬ方向へとナビゲートしてしまったこともありました(同じように走ってきた車が何台もいたので、ロードブックのコマ図がわかりにくかったのでしょう。)。

市街地に入るとあちらこちらでラリーチャレンジの小旗を振っているので、手を振りながらの走行。ゲート付近も観客が一杯でした。


セレモニアルスタートが終わると、勝山市役所からSS2のスタート地点となる雁が原スキー場跡へと移動します。

SS2前のタイムコントロールでは時間に余裕があったので、各車のクルーは車から降りて車のチェックをしたり、雑談したりしていました。


SS2:1分13秒5(59.2km/h)。クラス5位。
「E-4」のトップから5.4秒差。
普段はあまり使用されていないと思われ、落ち葉や泥などの汚れが目立つ路面コンディション。そして道幅は狭く、急な登り坂。コーナーも連続する箇所があり、ペースノートの表現で悩んだ箇所も。スピードが乗りそうな箇所でペースノートをロストする失敗をしでかしました…。

SS3:49秒8(43.3km/h)。クラス2位。
「E-4」のトップから1.6秒差。
駐車場を使用したジムカーナコース。レキの時点でコースをロストしている車もあり(濃霧のせいもありましたが。)、私たちも「次のパイロンはどこだ?」という状態でした。本番ではドライバーやすい氏がキッチリと走り、クラス2位のタイムとなりました。

午前のループでは前回の八ヶ岳茅野戦と違って車の異常もなく、45分間のサービスタイムも落ち着いて過ごしていました。


午後のループに入ります。

SS4:1分24秒7(63.3km/h)。クラス5位。
「E-4」のトップから3.0秒差。
SS1から1.1秒短縮。
タイムアップしましたが、SS1で指摘されたコーナーのノート読みのタイミングが「やっぱり合わない。」とまた指摘される。

SS5:1分12秒3(60.2km/h)。クラス5位。
「E-4」のトップから5.5秒差。
SS2から1.2秒短縮。
SS2の時と同じ場所でペースノートをロスト。ドライバーやすい氏から「これでは走れない。」と注意されてしまいました…。

SS6:50秒7(42.6km/h)。クラス5位。
「E-4」のトップから1.5秒差。
SS2から0.9秒落ち。
大量の車両が駐車場内をSS走行した結果、ブレーキングポイント付近やパイロン周辺の舗装がボロボロに。私たちもパイロンターン後にトラクションがうまく掛からず「止まった」ような状態になった箇所があり、タイムが落ちてしまいました。

最終結果は、トータルタイム6分56秒8で、クラス6位・総合8位でした。久々の総合シングル圏内での完走でしたが、ドライバーやすい氏としては不満の結果だったようです。賞典の対象は何と言ってもクラス順位ですからねぇ…。自分もミスしている分、何とも言いようがありません…。


さらに同じE-4クラスでAE111に乗るハラダ選手が今回クラス2位・総合2位という結果で、同じ旧車グループでありながら、あらためて差を見せつけられたいうのもあるでしょう。


毎回終わるたびに課題しか残らない苦行のラリー参戦(笑)。試行錯誤して本番でうまくいかなければすべて水の泡(何事もそうですが。)。プロのラリードライバーの方とペースノート練習をしたりといろいろ対策していますが、10年近くやっても未だにミスをして安定した成果を出せないのは厳しいなぁ。ただ、最近はミスや結果でいちいち落ち込むことはしないように努めてますけどね(いい歳になったって凹むものは凹むんで…。)。

次の参戦予定はシリーズ終盤戦の富士山すその戦。それまで長い空白期間となるので、また勘を取り戻せずにあたふたしそうだなぁ…。

さて、ラリーからの帰り道。職場へのお土産購入のため、国道158号の道の駅「越前おおの 荒島の郷」へ立ち寄りました。まだ新しい道の駅で品揃えも多かったので、いろいろとお買い物しました。ドライバーやすい氏は前夜の居酒屋で気に入った「鯖のへしこ」を買っておりました(笑)。
Posted at 2023/07/09 22:08:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | TGRラリーチャレンジ | 日記
2023年07月08日 イイね!

国道151号「落合新野バイパス」旧道を歩く(2)

2023年5月13日土曜日、長野県下伊那郡阿南町を通る国道151号のバイパス「落合新野バイパス」の旧道を歩いてきました。

国道151号「落合新野バイパス」は、阿南町巾川から阿南町新野の区間にあるバイパスで、同区間にある幅員狭小・線形不良部分の解消を目的として建設された延長7.6kmの二車線道路です。

区間のほとんどは新規に建設されていて、旧道から離れて大きく蛇行したルート取りやループ区間、いくつかのトンネルを設置することで、二車線確保と勾配緩和がなされていますが、地形的な制約もあり急坂の完全解消までには至りませんでした

このバイパス区間の旧道、現在は事実上廃道となっていますが、おそらく廃道となってからまだ20年程度しか経過しておらず、廃道としてはまだ現役時代の風味が残る部類になるかと思います。実際、この旧道がまだ現役国道だった頃に自分の車で通行したことも何度かあります。

さて、前回(1)でここまでやって来ました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

ここから現国道の路肩(歩道は無いので。)を少し歩くと、また旧道が分岐していきます。


現国道の橋梁をくぐるとすぐにきついヘアピンカーブ。


ヘアピンカーブを過ぎると橋が現れます。


川の名前は「からさわ」。現国道の橋梁名が「新唐沢橋」なので「唐沢」ですね。


旧道の橋名は当然「からさわばし」。変体仮名を使用しているので、「から」しかまともに読み取れませんね。


現国道の橋梁下を進んでいきます。


「すべりやすい」の警戒標識。


石積みの擁壁が崩れています。大雨で緩んだ土砂に押し出されたのでしょう。


この辺りは山側にずっと石積み擁壁が組まれています。


現国道が接近してきました。現国道の奥に見えているのは聖岩トンネルです。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

現国道へ合流です。


出入口には車両通行止の注意看板が立てられています。


また現国道の路肩を少しの間歩き、今度は左側へと分岐していきます。


この場所は現国道との接続部分が急坂です。写真ではわかりませんが、路面にぬめっとした苔が生えていて、滑りそうになりました。


苔で滑る坂を下りてくるとすぐにヘアピンカーブ。転ばないよう慎重に歩いていきます。


また橋が現れました。高欄がガードレールに交換されていたので、橋名は不明です。


この看板、文章の内容からみて、おそらく旧道が現役の頃に設置されたものがそのまま残っているようです。


背の高い石積み擁壁です。擁壁の上部には細い水路が通っています。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

ここからは大きく半円形に右カーブしていく現国道の外側を通っていきます。






半円形のカーブ区間が終わると、ガードをくぐってきた道路が合流してきます。


このガードをくぐる道路は、落合新野パイパスの帯川トンネルが開通するまで、バイパスの暫定開通区間と旧道(当時は国道)をつなぐ連絡路でした。ちなみにこの連絡路は半円形カーブの内側にループ形状で設置されています。

ガードに設置されている銘板。「根吹第2トンネル」とあります。ちなみにバイパス上に「根吹トンネル」があります。「根吹第1~」とは付けなかったんですね(笑)。


元連絡路との合流地点以降の旧道は供用中の道路となります。

現国道の橋梁下にある帯川バス停。この橋梁の先にバイパス区間最長の帯川トンネル(延長1264m)があります。


旧道にも橋が現れました。


昭和38年(1963年)3月竣功とあります。当時はこのサイズの橋で十分だと判断される程度の交通量だったのでしょう。


橋名の銘板も残っていました。「井戸入沢橋」とあります。


今回の目的である旧道の廃道区間は終わってしまったので、この橋で引き返すことにします。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

旧道の急坂を休み休み登り返してきて、旧道と天龍村の見遠へ向かう道との分岐点まで戻ってきました。ここから見遠への道へと入り込みます。


見遠への道は2020年8月30日に弟のレックスで走っています。その時は、天龍村内の国道418号が大規模土砂崩れで通行止めになっていたことを知らずにやって来て、何とか国道151号へ出ようと山の中をさまよっているうちにたまたま通りました。


その時にどこかのカーブに石仏があったのを見かけていて、「ついでだし、それを見に寄り道するか。」と思い立ったわけです。いや、本当はここまで相当な距離を歩いて疲れているので、そんなことをせずにそのまま旧道を登っていけば良かったのです…。

さて、旧道からの取り付き部分はコンクリート舗装の急坂の連続になります。この時点ですぐに嫌気が差していましたが(笑)、「わかっていたことだし。」と黙々と登っていきます。




石仏を見かけた場所を正確に覚えているわけではないので、見つけるまで奥へと進んでいくことになります。


深い谷の奥を小さな橋で渡っていきます。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

この橋からまた急坂が始まります。


この道はずっと幅が狭いので、軽四でもちょっときついですね。写真みたいに路肩が崩れた場所があるともうギリギリです。対向車がくると本当に最悪です(笑)。


戦前の地形図にも徒歩道の里道として記載されている道ですが、良くも悪くも忠実に当時の線形をなぞっている感じです。






二つ目の深い谷の奥まで来ました。ここまで石仏の姿は発見できていません。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

この時点で16時20分過ぎ。日が長くなったとは言え、ここは人家が全く無い深い深い山の中。それにまだ旧道の急坂を登り返していかなければいけません。ここで見切りをつけて引き返すことにしました。

引き返し地点から30分後、旧道へと再合流しました。ここまで熊鈴をいつもより大きく鳴らしながら歩いてきました。


ここからさらに休み休み歩くこと20分あまり。ようやく駐車場所へと到着しました。登山用アプリで計測した歩行距離は13.7km、歩行時間は4時間18分。これだけの距離を歩いたのは久しぶりで、車に乗り込んで少しぐったりしていました…。


今回の歩行ルートです。


4月に尾鷲市内の山の中を歩いて以来、しばらく山の中を歩く機会が無かったので、雨天でもそこそこ大丈夫だろうと舗装路の廃道へとやって来たわけでしたが、その分、欲張って歩いてしまいました。道が崩れて無くなっていれば嫌でも引き返しますが、そこまで古い時代の廃道でもないですからね。まあ、体力をしっかり使ったので、良い気分転換にはなりました。
Posted at 2023/07/08 22:24:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・道路・廃道 | 日記
2023年07月06日 イイね!

国道151号「落合新野バイパス」旧道を歩く(1)

2023年5月13日土曜日、長野県下伊那郡阿南町を通る国道151号のバイパス「落合新野バイパス」の旧道を歩いてきました。

国道151号「落合新野バイパス」は、阿南町巾川から阿南町新野の区間にあるバイパスで、同区間にある幅員狭小・線形不良部分の解消を目的として建設された延長7.6kmの二車線道路です。

区間のほとんどは新規に建設されていて、旧道から離れて大きく蛇行したルート取りやループ区間、いくつかのトンネルを設置することで、二車線確保と勾配緩和がなされていますが、地形的な制約もあり急坂の完全解消までには至りませんでした

このバイパス区間の旧道、現在は事実上廃道となっていますが、おそらく廃道となってからまだ20年程度しか経過しておらず、廃道としてはまだ現役時代の風味が残る部類になるかと思います。実際、この旧道がまだ現役国道だった頃に自分の車で通行したことも何度かあります。

さて、やって来たのは阿南町新野の大村池の横にある駐車帯。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

駐車帯から国道を飯田方面へと歩いていくと旧道の分岐点が現れます。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

ゴミの不法投棄防止のため、旧道の出入口にはチェーンが掛けられています。そのために現在は車が通行することが無いようで、路面には落ち葉や苔が広がっています。


橋が現れました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

橋の親柱に取り付けられている銘板を見てみると、「くつかけばし」とあります。


橋の竣工は昭和39年(1964年)3月です。


漢字名は「沓掛橋」です。


この流れだと、最後の銘板には河川名が表記されているのかと思ったら、道路の路線名が表記されていました。しかも「二級国道飯田豊橋線」。まだ国道に一級・二級と等級があった時代の国道151号の路線名で、これは珍しいですね。


ブラインドとなる右カーブ。車同士を安全に対向させるためか、随分と幅広になっています。


「右方屈曲あり」の警戒標識。


「すべりやすい」の警戒標識がひっくり返っています。


長野県飯田建設事務所自作の速度制限の標識。


「巾員狭い」の標識を流用しています。ちなみにこの「巾員狭い」標識は長野県オリジナルの警戒標識だそうです。


速度制限の標識の裏側には「左方屈曲あり」の警戒標識。


切り通しが現れました。擁壁全体が苔むしています。


擁壁上のフェンスに取り付けられていた「重要電話線あり」の標識。「飯田電報電話局」とあるので、電電公社時代のものでしょうか。


切り通しを通り抜けると、道路は小刻みに屈曲して坂を下っていきます。




ふたたび現国道が接近してきました。


石か太い枝の直撃でも受けたのか、標識の頭頂部がへし曲がっています。


ぐにゃっと曲がった標識がありました。


強引に広げてみると「警笛鳴らせ」の規制標識でした。本来は丸形なので、この標識も飯田建設事務所の自作標識と思われます。


見遠(みとお)への分岐点まで来ました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

この分岐点の旧道側は、A型バリケードで封鎖されています。ゴミの不法投棄に相当手を焼いたのでしょう。


しかし、この場所の傍らにはバンパーが捨てられていました…。


旧道は左側の道を直進となります。


見遠への分岐点から程なくして、現国道へと合流しました。


ここからしばらく現国道を歩いていくと、ふたたび旧道への分岐点が現れます。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

この部分の旧道は、現国道に架かる橋梁の修復工事の迂回路として再整備され、一時的に復活・供用されていました。そのため、舗装や白線が真新しくなっています。


旧道から分岐して、新たに建設された迂回路が現国道へとそのまま真っ直ぐに進んでいます。一方、旧道は右側へと逸れて、坂を下っていきます。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

現国道の橋梁をくぐります。


この先は2か所のヘアピンカーブと急坂で一気に下っていきます。昔は、トラックでは通行困難なこんな狭い急坂を行き来していたわけです。






現国道へと合流です。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

※その2へ続く。
Posted at 2023/07/06 23:38:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・道路・廃道 | 日記
2023年07月01日 イイね!

【群馬県富岡市】富岡製糸場を見学してきました

2023年5月6日土曜日、弟と二人で群馬県富岡市にある世界文化遺産「富岡製糸場」を見学してきました。

例年、ゴールデンウィークは春日部市のショップ「プロトタイプ」さんを訪問して弟の車のオイル交換を実施。夜は店長さん・常連さん達と飲み会をして宿泊。翌日は大回りして、関越道・上信越道経由で長野県佐久市から岡谷市へと出て中央道で帰路につくパターンがほとんど。

弟から「どこか寄り道できる場所はないか?」と言われたので、「それならいつも素通りしている上信越道で行ける富岡製糸場へ行ってみるか。」と提案したわけです。

今回は5月5日金曜日に「プロトタイプ」さんを訪問することに。ゴールデンウィークの渋滞を避けるため自宅を午前1時に出発。渋滞に遭うこともなく5時台には首都高で東京都心部を通過。




6時半頃には春日部市の隣であるさいたま市岩槻区の岩槻城址公園に到着。ここで時間調整を兼ねて休憩し、10時半頃お店に到着しました。


お店ではパジェロミニのオイル交換などを実施。


その後は夕方までYZW店長さんや常連のお客さん達とおしゃべりしながらまったりと過ごしました。

お店にいる間、暇つぶしにすぐ近くにある東武伊勢崎線北春日部駅に併設の車両基地(南栗橋車両管区春日部支所)へ。ちょうど特急車両500系「リバティ」が停車しておりました。




この日の晩は予定どおりにYZW店長さん・常連さん達と春日部市内で飲み会。そのまま市内で宿泊しました。

さて、翌5月6日土曜日。同じく宿泊した常連さん達とファミレスで朝食を共にした後お別れして、私たち兄弟は一路、群馬県富岡市へと移動します。

11時半頃、富岡製糸場へと到着しました。世界文化遺産に登録された頃に比べると来場者数の減少に悩まされているとのことですが、その分、ゆったりと見学することができました。


まずは東置繭所へと向かいます。




東置繭所の建物内部。


東置繭所を出てきました。


煉瓦造りの小屋。


こちらは西置繭所。




黒色の巨大なたらい型の物体は鉄水溜(てつすいりゅう)。鉄製水槽で日本に現存する鉄製構造物では最古級のものだそうです。


西置繭所の2階内部。西置繭所は2階の一部も公開されています。






ベランダへと出てきました。こちらも一部だけ立ち入ることが可能です。




先程の鉄水溜を見下ろしています。


こちらは1階多目的ホールの壁面。壁面全体に戦前発行の新聞が貼り付けられています。けっこうな時間、しげしげと記事や広告を読んでいました(笑)。


幹部用社宅。


富岡市イメージキャラクター「お富ちゃん」。


検査人館(左)と女工館(右)をつなぐ渡り廊下。2階の渡り廊下が何となく気に入ったので撮りました(笑)。


こちらは繰糸所。


こちらも建物内部を見学できます。




内部には昭和62年(1987年)の操業停止時(当時は片倉工業が工場を所有。)まで稼働していた自動繰糸器が展示・保存されています。












ちなみに操業停止時に残っていた富岡製糸場の歴史的な建物群が、破壊されることなくその後も保存されていたのは、最後の工場所有者であった片倉工業が、この工場の歴史的な重要性に鑑みて「売らない・貸さない・壊さない」の方針を堅持したことによるものだそうです。

世界遺産登録に向けて、片倉工業が富岡市へと工場を寄贈したのは、平成17年(2005年)のことです。

首長館。


寄宿舎(妙義寮・浅間寮)。


片倉診療所。


このような感じで敷地内の建物群をぐるりと見学しました。「もっと内部へと入り込んでみたいなぁ。」という場所もありましたが、なにぶん古い建物群ですし、文化財としての調査・保全を行っている最中の箇所もあるので、これから順次公開範囲が広がることを期待しています。




この後は、すぐに上信越道へと乗り直さずに国道254号で下仁田・内山峠と通過し、さらに佐久市から岡谷市へと進み、岡谷ICから高速道路に乗りました。

中央道へと出たら、毎度の小黒川PAで晩御飯。


弟は「黒とんかつ定食」を注文。消し炭のような黒いとんかつ。「東京の名店中屋パン粉工場の黒パン粉と伊那産赤松妙炭の竹炭パウダーを使用した真っ黒黒なとんかつです。」だそうです。一口分くれたので食べたら、味は普通にとんかつでした。
Posted at 2023/07/01 23:59:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | プロトタイプ | 日記
2023年06月30日 イイね!

新城ラリーが今年の開催をもって突然終了に…

2023年6月30日付けの中日新聞に『会場狭さ理由「新城ラリー」終了』との記事が掲載されました。副題に「運営団体、蒲郡開催探る」とあるので、後継開催地として蒲郡市を検討しているようです。

当然、3月の新城ラリー開催時にはそんな話はちっとも出ていなかったので、記事を目の当たりにして、思わず「えっ!?どういう事?」という反応でしたよ…。

まあ、ラリーの開催本拠地がいろんな都合により移動することはままあることですが、この突然の終了劇、新城市側にとっては納得いかないでしょう。

ラリー運営団体側は「新城ラリーは以前よりJAFから安全面などについて指摘されていた。」との話ですが、その話を「以前」から新城市側へ伝えて相談していたのでしょうか?その上で双方検討を重ねた結果、「代替案が見つからないので開催地を移動します。」となったのならば、市側もまだ納得はできたでしょう。

しかし、記事を読む限りでは、ラリー運営団体が「JAFの指摘」を理由に来年の開催継続困難と市側へ申し入れたのは今年の新城ラリー終了後とのこと。これでは新城市側はたまったものではありません。

新城市長の「21回目の準備も進めようという中、忸怩たる思いだ。」というコメントにも現れていますし、まさに「はしごを外された」思いでしょう。2004年の新城ラリー開催開始から20年、地元として協力してきた結末がこれではあまりに酷い…。

そして、「せめて開催前に話をしてくれたら…。」という意見もありました。そうすれば状況に納得できないとしても、「20周年を機に新城ラリーは終了します。」といった感じにイベントを盛り上げつつ、最後に錦を飾ることもできたはずです。

ラリー運営団体と新城市、あるいは協賛企業、突然の閉幕に至ったそれぞれの本当の内情や思惑は私たち観客側が知り得るところではありませんが、全日本ラリー最大規模の観客動員を誇るまでに育った「新城ラリー」を潰すことがないよう、切に願うばかりです。

あとは、今回の出来事が新たな開催候補地である蒲郡市側にも不信感を抱かせないかと心配する次第です…。


Posted at 2023/06/30 13:52:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 新城ラリー | 日記

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「大井川鐡道の駅をいくつか巡ってきました http://cvw.jp/b/1796277/48626253/
何シテル?   08/30 00:20
「小林あに」と申します。よろしくお願いします。 休日はドライブしたり、廃道となった旧道や峠の古道を歩いてみたり(煉瓦製のトンネルや暗渠も好物ですが、最近は...
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