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小林あにのブログ一覧

2025年04月22日 イイね!

【2024年】「第39回シロキヤラリー」へ参戦しました

2024年10月12日・13日、愛知県豊田市稲武町にある大井平公園の駐車場を拠点に開催された「第39回シロキヤラリー」へ参戦してきました。今回も「JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ」へのエントリーです。

さて、実はこのシロキヤラリーの前に重大事件が発生しました。

ここまでの同シリーズでの獲得ポイントは、初戦の「豊田しもやまラリー」が2位で15点、2戦目の「いなべ東近江ラリー」が4位で10点の合計25点だったのですが、JMRC中部側から「同シリーズへのエントリー要件を満たしていないことが判明したので、獲得ポイントを抹消します。」とドライバーやすい氏へ連絡が入ったそうです。

初戦の申込時にその話があったのなら理解できますが、「2戦目まで普通にエントリーを受理してポイントも付けておきながら、今さらそんな話は納得ができない!」とドライバーやすい氏は憤慨。相当交渉したようなのですが、「規則書にあるエントリー要件を満たしていないとわかった以上、例外は認めません。」との結論だったようです。

今回のサービスパークとなる大井平公園の駐車場へとやって来ました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

今回のツールボックスチームは、私たちに加えて、若手のやまだ君とコドラ初体験のハンダさんコンビも同じクラスで参戦します。


レッキ(下見走行)のブリーフィングが終わったら、さっそくレッキへと向かいます。

今回のラリーでのレッキ、SS3・6がコース中に交差点を3回曲がるルート設定だったのですが、3つ目の交差点で右折するところ、直進するというミスコースをしでかした車が多発(私たちもその1台(笑)。)。

ロードブックには交差点にラジオポイントがあるような記載だったのですが、そのラジオポイントの看板が交差点のさらに奥側に立っていたため、「その先に交差点があるのか?」と私たちを含めて困惑してしまったのが原因です。その看板、本番前なので、避けて置いてあっただけだったのでしょうね…。

赤枠を付けたコマ図がその場所ですね。


ともかくレッキを終えて、サービスパークへと戻ってきたら車検。今回も指摘事項なく通過いたしました。


今回のサービスパークの様子です。狭い駐車場にすし詰め状態…。




土曜日はドライバーズブリーフィングが終わったところで解散。各自、いったん帰宅となりました(豊田市稲武町からなら、1時間半くらいで帰れるので。)。

10月13日日曜日ラリー本番当日。朝6時半ごろに現地入り。稲武町の市街地はうすい靄に包まれています。


国道153号と国道257号が交差する稲武町交差点から程近い所に祀られている大きな馬頭観音像。




サービスパークには6時40分に着きましたが、チームメンバーはまだ誰も来ていません…。早く来過ぎたようです。


その後間もなく順次メンバーが到着。スタートに向けて準備を進めます。


お隣さんはお知り合いのタクミクラフトさん。フォード・フィエスタR2の中を窓越しに覗かせてもらいつつ、Yさんと少々おしゃべりしました。


そして、ラリー出発前に今回初コドラのハンダさんから注意点を尋ねられたので、タイムコントロールへの入り方やタイムカードの取扱い、その他競技進行上の注意点など、基本的な事柄を説明しておきました。

それでは走行タイムと簡単なラリーの内容について。

SS1「KurodaⅠ」2.03km:1分40秒5(72.7km/h)。クラス2位。
ラリージャパンで使用されるSSコースの一部を使用。最近出たラリーではあまりなかったハイアベレージなコース。まずは無難な出だしです。




SS2「NoiriⅠ」6.20km:5分47秒4(64.2km/h)。クラス1位。
極端に狭いとか急坂があることもなく、比較的スピードを乗せて走りやすいコースと言えますかね。ドライバーやすい氏から「やっぱりエンジンの吹けが悪い。」とのコメントあり。




SS3「SangasakaⅠ」5.58km:6分00秒7(55.6km/h)クラス1位
前2つのSSから一転し、曲がりくねったコース。下り坂もけっこうきつめ。
このSS、フィニッシュ看板を見落とし(もしくは前走車が吹っ飛ばしたのか。)、ペースノートをロストしたと勘違い。危うくストップ地点へ突っ込みそうになる。




午前のループのタイムカード。


結局、エンジンの調子は戻らなかったため、サービスパークに戻ってから技術本部へ申告し、エンジンの点火タイミングの調整を試みることに。




サービスタイム終了後は、近くにある道の駅「どんぐりの里いなぶ」へと移動してセレモニアルスタート。


SS4「KurodaⅡ」2.03km:1分39秒2(73.6km/h)クラス3位
1本目より1.3秒短縮。

SS5「NoiriⅡ」6.20km:5分46秒7(64.3km/h)クラス1位
1本目より0.7秒短縮。

SS6「SangasakaⅡ」5.58km:5分54秒0(56.7km/h)クラス1位
サイドブレーキの効きが甘かったのか、スタート地点でのカウントダウン中に車がするすると動き出してしまうミス。

「フライングを取られたかもしれない!」とドライバーやすい氏は猛アタック。下り坂のクネクネ道も激しく攻め立てて走行するので、車の挙動が乱れたり暴れたりで、内心けっこうドキドキしてました(笑)。結果的にはフライングは取られず、1本目よりも6.7秒も短縮しました。

午後のループのタイムカード。


これで全SS終了。エンジンの不調もあり、順位はあまり期待せずにサービスパークへと戻りましたが、そこでSS5までの速報を知らされて、初めてクラス首位に立っていることを知りました。

シロキヤラリーの最終結果は、トータルタイム26分48秒5でクラス優勝。2位に37.0秒差つけての圧勝でした(今回はちゃんとエントリー要件を満たしているので大丈夫。)。私としてはタイム差に加えて、クラス完走車が13台あった中での優勝という点も良かったですね。

今回のラリーは表彰式が無くて、ラリー本部へ盾と副賞を受け取りに行っただけなのは、ちょっと残念でしたけどね。


同じチームのやまだ・ハンダ組もTGRラリー以外のラリーは初参戦ながら同じチャレンジクラスで3位に入るという殊勲。夜は焼肉屋で盛大に打上げをしました。




蛇足ながら、獲得していたポイントが抹消されなければ、今回の優勝でシリーズチャンピオンだったんですよね…。正式結果では今回優勝分の20ポイントにより、シリーズ3位の結果となりました。
Posted at 2025/04/22 20:50:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 中部・近畿ラリー選手権 | 日記
2025年04月19日 イイね!

衣浦トンネルを歩いてきました

2024年9月28日土曜日、碧南市と半田市をつなぐ海底トンネル「衣浦トンネル」の自転車・歩行者用トンネルを歩いてきました。

この日は車のバッテリー交換をして、その後は慣らし運転で岡崎市から西尾市、碧南市とドライブしていました。碧南市まで来たところで「久しぶりに衣浦トンネルを歩いてみるかな。」と思い立ち、立ち寄りました。

こちらが衣浦トンネルの自転車・歩行者用トンネルの碧南側出入口です。小学生の頃から何度か通行したことがありますが、もう何年も訪れていません。何か変化はあるのかな。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

こちらは階段の途中に掲げられているトンネルの銘板。銘板には「衣浦海底トンネル」と名称が表示されています。


トンネル通路へと至る階段をグルグルと下っていきます。


トンネル通路まで下りてきました。ここから反対側となる半田側まで480mと表示されています。照明が明るくなって陰気な感じは薄まりましたね。


反対側まであと400mです(まだ80m歩いただけ(笑)。)。このトンネルを通っていて出会った私以外の通行人は2人だけでした。


無味乾燥なコンクリートトンネルの中を一人で歩いていくのは寂しく感じるところでしょうが、トンネル内はラジオの音声が常時流れているので、特に寂しく感じることはありませんでした。


トンネルの半分まで来ました。


この部分だけ壁面がコンクリート剥き出しではなく、なぜかプレートで覆われています。補修でもした跡なのでしょうか。


トンネル通路部分を480m歩いて、半田側の階段までやって来ました。




地下11階の表示。ここから地上まで、11段の踊り場を通過して登っていきます。


半田側のトンネルの銘板。


地下1階の踊り場。振り返れば地上となります。壁面に取り付けられている信号と情報板は、通行止め等に関するものでしょうか。


半田側の出入口へと出てきました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

衣浦港を眺めています。海を挟んだ真正面が碧南側の出入口。どんよりした天気…。また雨が降ってきそうなので帰ります。
Posted at 2025/04/19 21:47:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2025年04月18日 イイね!

【豊田市】猿投神社と杉本の貞観スギ

2024年9月23日月曜日、母を連れて愛知県豊田市の北部地域辺りをぐるりとドライブしてきました。

最初に立ち寄ったのは、豊田市猿投(さなげ)町にある猿投神社。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

猿投神社は三河国の三宮として知られている神社です(一宮は豊川市の砥鹿神社、二宮は知立市の知立神社。)。母は来たことがあるようですが、私は初めて訪れました。


こちらは総門。なかなか立派な造りです。


猿投神社の由緒書。


参道を進んでいきます。






こちらは拝殿。こちらも大きくて立派ですね。


境内の西側にある小さな滝。名前が付いているのかはわかりません。小川の対岸は禁足地になっていました。


こちらは中門。奥の本殿は修復作業中のようで、足場や囲いに覆われていました。


こちらは太鼓楼。ぐるっと境内を一巡りしただけですが、西三河地方でその名を知られる古社の雰囲気を堪能いたしました。


猿投神社からは、また適当にドライブ。矢作川沿いへと出て、愛知県道11号を北上。豊田市小渡町から県道19号へと入り、豊田市杉本町へ。

これまた存在は昔から知っていながら見たことがない「杉本の貞観スギ」へと立ち寄ります。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

背が高くて幹回りも太いですね。説明書きによると樹高は約45mあるそうです。




というわけで、貞観スギの説明板。


せっかくなので、神社へと向かってみることにします。


参道に立ち並ぶ杉も立派です。


貞観スギを見下ろしています。母は門前にあった洋品店の方とずっとおしゃべりしていたので、置いてけぼりにします(笑)。


参道は小高い丘の頂上へと一気に登っていきます。




本殿まで登ってきました。


本殿前の広場の片隅にあった建物。おそらくこれは的場でしょう。


「祝 凱旋」の扁額。右から左へとつづられているので、昭和戦前以前の戦争での地元出身の兵士の凱旋記念に掲げられたものなのでしょうか。


ほかには「金的中」の額が大量に掲げられています。年号を読むと安政年間のものが一番古そうです。やはり先ほどの広場の建物は的場で間違いないようです。この神社では弓矢にまつわるお祭りがあるのかもしれません。




これまた珍奇な石像。立っている場所からして狛犬だと思われますが、長年の風雨で摩滅してしまったのか、元からこのような意匠だったのか、その容貌が判然としません。




貞観スギがある神社ということでたまたま足を踏み入れたわけですが、なかなか興味深く拝見させていただきました。


この後は地元まで戻り、スーパーで母の買い物に付き合ってから帰宅しました。
Posted at 2025/04/18 23:18:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2025年04月17日 イイね!

設楽森林鉄道鰻沢線跡をちょっと歩く(9)

2024年9月21日(土)、森林鉄道段戸山線・田峯鰻沢線跡を歩いてきました。

余談ですが、この森林鉄道は通称「設楽森林鉄道」と呼ばれることが多いようです。

しかし、きちんと記録を調査している方によると、路線名は「森林鉄道段戸山線」が正式とのこと。ただ、この廃線跡を初めて探索した時のブログの表題に「設楽森林鉄道鰻沢線跡をちょっと歩く」と付けてしまったので、結局そのまま使っています。

今回歩いた区間は、2018年4月28日と2020年11月21日にも歩いているので、3回目ということになります。ここ最近、長い距離を歩いての探索をしなくなってきたので、気分転換と体が鈍らないようにと、勝手がわかっている場所で距離を歩こうと思って訪れたわけです。

さて、北設楽郡設楽町田峯の国道420号の駐車帯へとやって来ました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

それでは、森林鉄道跡へと取り付くために、国道から沢へと入り込みます。


沢を登っていくとコンクリート製の橋脚と石積み橋台が現れます。


ここの森林鉄道跡は、石積み橋台や石積み擁壁はけっこう残っていますが、残存している橋脚は少ないですね。


下流側を見下ろしての風景。国道420号が下方に見えています。


それでは田峯方面へと進んでいきます。




なかなか険しい地形に線路敷が切り開かれています。


国道の法面の上部を通っていきます。線路敷部分はきちんとスペースが確保されていて、柵も取り付けられています。


植林地の中を進んでいきます。




道路へ出てきました。


そのまましばらく進んでいくと、森林鉄道跡は左側へと分岐していきます。


沢を越えていきます。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

この沢には石積みの築堤が残っていますが、大きく損壊しています。災害で破壊されたのか、防災のため撤去しようとしたのか、どちらなのでしょうね。


薮をかき分けて進みます。


また植林地の中を歩いていきます。


石積み擁壁が見えてきました。


きれいに積み上げられていますね。


沢を横断する石積みの築堤が見えてきました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

きれいな弧を描いていますね。




山側の石積みもきれいなままに保たれています。この沢では過去に土石流などは発生していないということでしょう。


線路敷が土砂で埋まってしまっています。安全のため山側を慎重に進みます。


眼下に国道420号が見えてます。森林鉄道跡と国道のこの高低差。ここの森林鉄道は無動力の貨車に木材を積んで坂を下っていくタイプだったので、終点まで下り坂が続くように高所を縫っていたのでしょう。


地形に合わせた形で石積みが組まれています。


大きな倒木。


ここもきれいな曲線の石垣が残っています。


岩を削った浅い切り通し。


路盤が崩落しています。


ここは崩落箇所の上部を迂回していきます。


先ほどの崩落箇所よりも深く抉れてしまっています。


ここは一旦斜面を下ってから登り直して進みます。


急斜面に石垣を築いて路盤を確保していますね。


線路敷の上部にも石積みの土留め壁が造られています。この森林鉄道では珍しいです。


切り通しを曲がっていきます。




廃線跡が途切れている場所に出てきました。


実はこの場所の直下に橋台跡があり、山側には別の線路跡が残っています。どちらが新線・旧線なのかは判断が難しいところですが。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

山側に残る廃線跡を進んでいきます。


ちゃんと沢の水を流すための石組みの溝が設けられています。


振り返っての眺め。こうやって眺めてみると、特に線形に無理な感じは無いので、山側の廃線跡が新線なんでしょうかね。災害で橋が落ちてしまったので、山側に築堤で造り直したとか。


斜面が崩れて、多くの倒木が転がっています。


浅い切り通しを通過。


まだまだ高い場所を通っています。


倒木をかいくぐっていきます。




またまた切り通しを通過。


だんだん荒れている区間の方が多くなってきました。




こんな場所でもちゃんと踏み跡が残っているのはなぜでしょう。森林を巡回している方がいるんでしょうかね。


また切り通しを通過。もう何か所通過しましたかね(笑)。切り通しも廃線跡では立派な遺構の一つではありますけど、土を削った場所よりも岩を削った場所の方が目を惹きますよね。




久しぶりに石積み橋台が現れました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

対岸へ渡ってから振り返った眺めです。こちら側も橋台がきれいに残されています。


沢の対岸に長い石垣が現れました。


場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

対岸の橋台を眺めます。


黄線を引いた凹みが橋台部分になります。


森林鉄道跡は田峯駅跡へと向けてまだまだ続いているわけですが、この先は何か所も崩落箇所が現れますし、時刻も15時15分となっていたので、ここで引き返すことにしました。


引き返した場所から歩くこと約1時間15分、駐車場所へと戻ってきました。


今回歩いたルート図です。国道に並行しつつ、常に国道よりも高い場所を通過していたことがよくわかります。


こちらは比較用の戦前の旧版地形図。ちなみに森林鉄道の路線はまだ掲載されていません。地形図の右側には旧田口鉄道の路線があり、図中に駅のマークだけ描かれています。これが田峯駅で、森林鉄道はここまでつながっていました。


こちらは近くの道の駅に保存されている豊橋鉄道旧田口線(かつての田口鉄道。)の電車です。
2025年04月14日 イイね!

【2024年】第45回神大ラリーに参戦しました

2024年9月14日・15日、兵庫県豊岡市日高町にある奥神鍋スキー場駐車場を拠点に開催された「第45回神大ラリー」へ参戦してきました。今回は近畿地区で開催のラリーなので、今年参戦している「JMRC中部ラリーチャレンジシリーズ」のポイントは対象外です。

実は同シリーズのポイント対象となるラリーは、6月に参戦した「いなべ東近江ラリー」の後は、10月開催の「シロキヤラリー」となるため、4か月も間が空いてしまいます。

そのため、ドライバーやすい氏から「練習を兼ねてTGR唐津か神大ラリーに出ようと思うけど、どっちがいい?」と尋ねられ、「少しでも近い方がいいから神大ラリーで。」と返事をしたところ、そのまま参戦することとなりました。

佐賀県唐津市よりはぐっと近いとは言え、兵庫県豊岡市も愛知県からはけっこうな距離があります。9月14日土曜日は朝7時頃に現地集合と約束していたので、深夜1時15分頃に自宅を出発。

途中で休憩を挟みつつ、朝6時40分頃、今回のサービスパークとなる奥神鍋スキー場駐車場に到着しました。




場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。

しばらくしてドライバーやすい氏も到着したので、設営とレッキに向けての準備をします。


レッキ(下見走行)前のブリーフィングでは、本ラリーには関係の無い質問事項で紛糾。この日は直近に開催されるTGRラリーへの申込受付開始日だったのですが、レッキで山の中に入るとスマホがつながらず申込手続きができなくなるため、あるドライバーさんが「2回実施のレッキを1回だけでも良いか?」と質問。

事務局は「事情は察しますが、安全のために規則書通りに2回実施してください。」と回答。「不利益となるこちらが承知しているのだから、いいじゃないか!」と押し問答となり、他の参戦者は苦笑いや白けムード…。

そういう案件は、全員のいる場で質問するのではなく、個別に事務局へ相談してほしかったですね。

ともかく解散となって各自レッキへ。

このレッキがまた疲れたのなんの…。通常ならレッキ用のショートカットルートがあったりしますが、SSコースが設定されている場所が急峻な山の尾根の上を通る林道のため、ショートカットできるルートが無く、本番とほぼ同じ距離を走行する羽目に。

制限速度を遵守しつつ、ペースノートを作りながらの走行のため、当然本番よりも時間がかかります。コースを2周回して走行距離140kmに対して、時間は5時間もかかり、暑さもあって二人ともグッタリでした…。


サービスパークへと戻ってきたら車検。こちらはいつも通りにトラブルもなく通過いたしました。


そして、地方選手権は車検が終わってからの時間が長くて、ドライバーズブリーフィングが17時45分開始…。ペースノートの清書をしたりしてテントでボーっとしていました。




ブリーフィング終了後は宿泊先へと移動。ホテルの近所にあった鉄板焼き屋で軽く飲みつつ、地元の但馬牛などを堪能いたしました。






9月15日日曜日ラリー本番。昨日の晴天から打って変わり、雨も予想される天気となりました。SS距離が長い上に、砂や泥や石が多いコースなので、何とか持ってほしいところです。


今回の0カーはシトロエンDS3R3。「豊田しもやまラリー」と「いなべ東近江ラリー」に参戦していた車ですが、今回はコースカーとしての登場でした。


さて、SSコースへと向かうリエゾン(移動区間)には移動時間が指定されていて、各車TC(タイムコントロール)に何時何分に入るというターゲットタイムがあるわけですが、今回のラリーはサービスパークからSS1・3への移動時間の設定に余裕があり過ぎて、TCの前で相当待たされました。


ただでさえ暑いのにところへ前日の長距離移動の疲れも加わり、待機中に居眠りしたくなるところですが、時間管理をするコドラとしてはそれもできず、ペースノートを読み返したり、車の周りをウロウロしたりして時間をつぶしました。

それでは走行タイムと簡単なラリーの内容について。

SS1「MikawaⅠ」13.04km:13分46秒7(56.7km/h)。クラス1位。
スタート地点で0カーのシトロエンDS3R3がコースオフし転落したことを告げられ、ちょっとした衝撃(笑)。
距離が長くてアップダウンが多い、路面が汚い、道路工事現場もあるという悪条件の中で、お約束のペースノートのロスト…。それでも何とか復帰しましたが、それよりも段差へのコーションの読み上げが遅れてしまって、アンダーガードを強打させてしまったことが痛かったです…。

SS2「OkuyamaーTokose Rev.Ⅰ」4.69km:4分57秒5(56.7km/h)。クラス1位。
SS1と比較すると至って「普通」の上り基調の山道コース。特にトラブルはありませんでした。

午前のループが終わってサービスに戻ってきました。さっそく車を上げて、アンダーガードを外して異常がないか確認。幸い、車へのダメージはありませんでした。


SS3の前にあるTC3でもまた長時間待機…。テンションが落ちてしまいます…。


SS3「MikawaⅡ」13.04km:14分04秒8(55.5km/h)クラス3位
このSSでもペースノートをロスト。しかもSS1と違って復帰に手間取ってしまいました。

ただ、そういうことがあったとしてもSS1よりは乗れていたので、そんなにタイムロスはしていないだろうと二人とも思っていたら、何とSS1のタイムから18.1秒もの遅れ…。「???」という感じでした。

SS4「OkuyamaーTokose Rev.Ⅱ」4.69km:5分08秒3(54.7km/h)クラス2位
SSゴール付近で、道路を横断する排水溝に設置されていたグレーチングが完全に外れていることを発見したドライバーやすい氏が急ブレーキ。ゆっくりと排水溝を横断して走行を再開してゴール。

ストップ地点でオフィシャルにグレーチングが外れていることを伝えましたが、反応がいまいち…。ドライバーやすい氏「まあ、あの程度の幅ならスピードを乗せていけばそのまま跨げるだろうからなぁ。ただ、失敗して足回りを壊した時のことを考えると、この車(AE92)ではできないよ…。」

神大ラリーの結果はトータルタイム37分57秒3でクラス2位。今回はポイント対象外なのであくまで「練習」の位置づけ。相変わらずミスがあって悔やまれるところですが、今までで一番長い13kmのSSでの経験を積めたわけですし、また次戦へとつなげていければなと思う次第です。
Posted at 2025/04/14 22:48:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 中部・近畿ラリー選手権 | 日記

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「【新城市】槇原川沿いの伐木作業軌道跡を探索する(2) http://cvw.jp/b/1796277/48659559/
何シテル?   09/17 00:08
「小林あに」と申します。よろしくお願いします。 休日はドライブしたり、廃道となった旧道や峠の古道を歩いてみたり(煉瓦製のトンネルや暗渠も好物ですが、最近は...
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