2008年12月06日
クルマの色 その1
どんな色の車に乗るかは完全に好みでしょう。でも、売っていなければ買いようがありません。塗色はメーカーの考えによって決められています。
そのクルマがどのようなコンセプトでデザインされているかによって似合う色が違ってくるのでしょう。さらに、国・地域ごとに似つかわしい色もあるのだろうと思います。国内ではお目にかかれないような色もあるわけです。
私がクルマに興味を満ち始めたのは、男の子なら誰しも幼児時代にクルマや列車に興味を持つそれを除けば、小学1,2年生頃のスーパーカーブームと大学生以降です。前者ではランボルギーニカウンタックなどの洗礼を受け、赤や黄、青の色遣いと、ガルウイングでシャープなデザインの、全く非日常としか言いようのないクルマの存在を知りました。後者はバブル故大学生になると多くが免許を取り、自分の車をもって遊びに行ったりする時代でした。
大学生の頃は、両親の反対で所有はできませんでしたが、自分の車を買おうと考えていました。デザインに優れ、人があまり乗っていない車で、かつ安いピアッツァに白羽の矢が立ったのはこの頃でした。
この時代かその前の高校生時代、クルマの色について不満を持っていました。日本車にはとにかく白が多い。曰く、「白は人気が高く査定が高くなるから」。つまり、白を選ぶ人は自分の好みで選ぶのではなく、他人に譲り渡す時のために自分の好みなど反映させずに選んでいるわけです。実にばかばかしいと思いました。
バブル時代にはもう少し色が増えましたが、多いのは白、シルバー、黒の無彩色。希に赤があり、レッドマイカという、暗めの赤にマイカを加えて日当たりの中ではきらめくものがありました。
そして今は、相変わらず白・シルバー・黒が多いです。なかでもシルバーが多いように思います。
自分の好みでは、ワインレッドマイカという、赤みの強い紫のマイカ色を気に入っていました。空の青が映り込むことでとても美しく見える塗色です。欧州車にはよく見られますが日本車にはほとんどありません。日本車で似た色というと前述のレッドマイカばかりで、この色は光が弱いところでは焦げ茶じみた色になってしまいどうも好きではありません。わずかに欧州車的色遣いの多いマツダがよい色を出していましたし、ホンダの逆輸入車で明るめのワインレッド色がありました。トヨタに暗いワインレッド色がありますが、暗すぎて今一つでした。
赤、黄、青、緑の原色系は今も少ない状況です。
その中ではスポーティーイメージの強い赤は多少見かけ、ラリーシーンで活躍するスバル車の青が比較的目立ちます。若い女性をターゲットにしたクルマでは比較的有彩色が多いようです。
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Posted at
2008/12/06 10:30:28
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