2011年03月15日
福島第1原発2号機 重大事態 圧力抑制室損傷【追記10:15】
爆発が起き、格納容器内の気圧が1気圧となった様だ。つまり、容器が損傷し外とつながっていることを示す。
周囲での放射線量上昇(965.5μSV/h)。ただし今のところ放射線量は極めて高い値ではない様だ。さらに上昇が続く様なら最悪の事態が進行していると言える。
追記8:59
正門付近 8000μSV/h →1時間で1年間での許容放射線量の8倍に匹敵。
重大事態進行
追記終わり
訂正
放射線量の評価に間違いがあり、訂正をした。
訂正終わり
圧力容器の損傷の可能性が充分ある。
重大事態である。
風向きは全般に北→南。風速4m/秒台。首都圏への影響の可能性が出てきた。
これから気象状況の確認をしてみる。
追記 9:08
日本の南岸を低気圧が通過しており、北寄りの風が吹きやすい状況。
やがて西高東低の冬型になり北東の風が強くなると思われる。
状況が分かるまで、20km圏外でも屋外の活動は控えた方がよい。
追記終わり
追記 10:15
100km南の東海村で5μSv/hを観測。
量はともかく拡散していることが明確に。
追記終わり
ようやくNHKの解説委員と関村教授も重大な事態の進行と言い始めた。こうなる可能性が当初から充分あったのだから、パニックを避けたい意図があるにしてもその指摘が遅すぎる。
なにより早期の全てへの注水と避難の優先を訴えるべきだった。
追記 9:40
政府や東電広報が情報隠しをしていると言うより、情報が掴めていない状況に見える。現場も混乱している。情報が伝わっていない可能性。東電内で指揮が充分にできていない可能性。現場は必死で何とかしようとしているはずだ。
追記終わり
以下引用
Tue, 15 Mar 2011 08:10:02配信
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◎福島第一原子力発電所2号機の状況について
原子力安全・保安院から、福島第一原子力発電所2号機の状況等についてお知らせします。
本日午前6時10分時点で福島第一原子力発電所2号機で爆発音があったとの連絡を東京電力(株)から受けました。
これにより、サプレッション・チェンバー(圧力抑制室)(注)が損傷している恐れがあります。
(注)サプレッション・チェンバー(圧力抑制室):
タービンの停止により主蒸気をタービンに送ることが出来なくなった場合、この蒸気をベント管等により圧力抑制室に導いて冷却し、原子炉圧力容器内の圧力を低下させる設備。非常用炉心冷却設備(ECCS)の水源としても使用する。
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◇緊急時情報ホームページ
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/
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※このメールには返信できません。お問い合わせの際は、お手数ですが下記の連絡先までお願い致します。
◇原子力安全広報課
電話:03-3501-5890
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原子力安全・保安院
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Posted at
2011/03/15 09:00:53
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