仮に放出曲線としておくが、この曲線に沿ってエネルギー放出が続いている。時間をかけて放出を続けていくのだろう。
この動きとは別に、今回の震源域以外の地震には十分注意する必要がある。
スマトラ沖地震では、Mw9.1の本震後3ヶ月後に隣接する場所でMw8.6が起きている。同じようなことが起こっても不思議はない。

(
http://unit.aist.go.jp/actfault-eq/katsudo/jishin/sumatra02/index.html)も参照するとよい。

追記
先日指摘したエネルギーーをためていると思われる北緯35~36°の空白域を埋めるように千葉東方沖でM6.2 が発生している。ただし、今のところ当初からの震源域の範囲ではある。
追記終わり
いわき周辺の歪みエネルギーはある程度放出が進み、地震の規模・頻度とも落ち着いてきた。
そのいわき市では、今回の地震での断層が地表に現れているとのこと。解析通り引っ張る力による正断層であった。
(以下引用)
いわき市の地表に7キロの断層 4月11日の余震でずれ2011年4月13日15時1分
11日夕に最大震度6弱を観測した東日本大震災の余震(マグニチュード7.0)を起こした断層が、福島県いわき市の地表に現れているのを東北学院大や山形大、東京大などの研究チームが見つけた。少なくとも7キロにわたって、最大で上下に約1.2メートルの段差が確認された。
現地を調査した山形大地域教育文化学部の八木浩司教授によると、震源の付近には、長さ約20キロの井戸沢断層があることが知られており、その北端から7キロにわたって地表面で地面のずれが確認された。
http://www.asahi.com/national/update/0413/TKY201104130239.html
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Posted at
2011/04/13 19:04:06