5/3までの地震

　10日周期については微妙。もともとそう見えると言うだけの根拠の薄弱なものであったが。

（ネットを見渡してもさまざまなことを言っている人間がいる。そもそも地震学自体が知見が少なくあまりよく分かっていないものを相手にしている曖昧なものであるが。地震予知になるとほとんど経験則に頼っているし、それゆえ周期性がもっともあると言われている東海地震についても前兆現象とされるプレスリップの観測ができるかどうかは分からず予知は難しいとも言われている。以前より格段に進歩したとは言え肝心の地面の下のことについてのことはデータは限られている。その他の現象との関連については理論的に結びつけることは難しい）

　一時地震が少なかったこともあって４／３０ごろから頻度は増えていて、５／３になってもそれなりにある。しかし、以前ほどの規模の地震が起きていないのでＵＳＧＳの観測にも引っかからず、活発化しても累積マグニチュードには立ち上がるほどの変化にはならない。

　しかしながら、下限として想定している曲線に当たったところでは地震が発生しているので、このバンド幅はまだ生きているようだ。

　エネルギーの放出はかなり進んでいる様子なので、余震として以前ほどの活動があるかどうかは疑問もある。
　もし活動が活発化するとしても、それは３／１１の震源域をはずれた別の地震の活動になるのではないかとも思える。

　個人的には、大きな地震が起こるなら、このＧＷ中に起きて欲しい。経済的な打撃や通勤・通学に伴う影響が少なくて済むからだ。