2011年05月14日
iPS細胞移植でも拒絶反応
驚いた。まさかの拒絶反応。再生医療実現には課題。
しかし、操作している以上ありうることか。
思わぬ遺伝子の活性化とかか?
iPS細胞移植でも拒絶反応
2011年5月14日(土)2時2分配信 共同通信
【ワシントン共同】マウスの体細胞から作った新型万能細胞iPS細胞を元のマウスに移植すると、遺伝情報は同じはずなのに、免疫細胞が異物を攻撃する拒絶反応が起きるとの研究結果を米カリフォルニア大サンディエゴ校のチームが13日、英科学誌ネイチャーに発表した。iPS細胞は、患者の体細胞から作れば本人に移植しても拒絶反応は起きないと考えられていた。再生医療に、新たな課題となる可能性もある。
免疫拒絶反応起きる場合も=マウスiPS細胞、移植で―米大学
2011年5月14日(土)2時4分配信 時事通信
皮膚などの体細胞に3、4種類の遺伝子を導入して作製する万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」は、遺伝的に全く同じマウスに移植した場合に免疫拒絶反応が起きることもあると、米カリフォルニア大サンディエゴ校の研究チームが13日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
山中伸弥京都大教授らが開発したiPS細胞は、難病患者の細胞から作って必要な細胞に変え、患者自身に移植する場合、拒絶反応は起きないと考えられてきた。しかし、マウスの実験では、iPS細胞が別の細胞に分化した際に一部の遺伝子の働きが異常となり、拒絶反応を招くケースがあり得ることが示されたという。
研究チームは、この発見によりiPS細胞が将来、再生医療に使えなくなるわけではないと指摘。iPS細胞を必要な細胞だけに変えてから移植することと、移植した際に免疫拒絶反応が起きないかをチェックすることが重要としている。
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Posted at
2011/05/14 13:27:53
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