東京世田谷弦巻の区道で異常な放射線量が測定され、除染しても効果がなかった件。
すでに報道されているように、民家の床下からラジウム226の可能性の高い物質(夜行塗料?)が入っている瓶がみつかったとのこと。NHK報道によると瓶の表面で600μSv/時というからおそろしい。普段すんでいない家とのことだが、影響が気になる。
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世田谷でマイクロホットスポットか?という話が流れた当初から、これは福島由来ではないだろうという推測がなされていた。1mの高さの方が路面付近よりも高いとか、壁際で高いとか、通常の降下物の堆積による状況と違いすぎる。そうした推測は裏付けられた。
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報道関係の関心の高さも異常。
横浜や千葉のマイクロホットスポットの件と比べて、時間を割いていた模様。「東京」であることがそうさせるのか。住宅街、人口密集地域である等も要因ではあろうが。
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こういう状況では陰謀論も出ている模様。いわく、
・福島由来であることを隠すために、床下からラジウムという情報を出している。
と。
ただ、福島由来と考えるには状況があまりに不自然すぎる。
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ラジウム温泉が健康によいとするような
ホルミシス目的で、ラジウム鉱石などが売られているらしいし、行方不明になっている医療・研究用などの放射線源などもあるようで、実はあちこちに放射線が高いところがあるのかもしれない。
今時はそこら中でガイガーカウンターを持ち歩いて測定がなされているので、今後もあちこちで見つかってくる可能性がある。
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各地でマイクロホットスポットが見つかってくるだろうが、
単純に線量を福島と比較する報道はわかってないなあと思う。降下物が集まり濃縮したものでは線源近くでは線量が高くなるが、あくまで点線源である。離れれば速やかに線量は下がる。
面で線量が高い原発周辺汚染域とはまったく状況が異なる。
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放射性物質・放射線 | 日記
Posted at
2011/10/14 08:11:57