![[PIAZZA]ギアボックス交換その1 [PIAZZA]ギアボックス交換その1](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/024/571/058/24571058/p1m.jpg?ct=4459b18477b5)
前回、ギアボックス周りを見て、オイルパイプのどれを外せば良いのかがわかりにくく、しかも周辺が狭く非常に作業が困難なのをみて、時間も遅かったことから作業を延期していた。
その後再度整備書やネットにある画像などを検討し、外すべき配管を確認し、周辺の状況の再確認をするなどして2回目に備えた。
その作業を20日に行った。
まずはジャッキアップだが、いい加減リジットラックが古いので先日買った1.8tのものと併せて4つで万一に備えた。
まずは配管のフレアナットの確認。場所は容易に確認できた。そこで緩めようとするが配管などがあり工具を振るスペースが狭く、体の方もリジットラックであげた程度の狭い空間で腕を動かしにくく、作業が非常にやりにくかった。まずはリターン側が緩められることを確認していったん締め、高圧側を緩めようとするがこれもやりにくい上に大変硬い。スタビライザー・バーが邪魔なので外してしまう。
工具をプラハンで叩いたりして何とか緩めることに成功。
ココまでくればしめたもの。

↑タイロッドエンドボールジョイントプーラー
タイロッドのインナーとアウターを切り離そうとするが固着しているので、タイロッドボールジョイントプーラーを使ってタイロッドを外すことにした。学生の頃に買った様な気がするが、KTC製で値札は6,500円ほど。今はノーブランドなら3,000円台ぐらいで買える。
割ピンを外しナットを緩め、プーラーをつけてボルトを回していくと「キン!」という音とともに外れる。プーラーを外してナットを外そうとすると、困ったことにボールジョイント側が共回りしてしまう。仕方がないのでもう一度締めてタイロッドをはめ込み、ナットを改めて外した。タイロッドはもう一度プーラーで外したが軽く止めただけなのでかんたんに外れる。
反対側は問題なく外れた。
インナーのジョイントは、左はやはりガタが大きく、右もわずかにガタが感じられた。以前外したガタのないインナーもあるが左右新品交換だ。
あとはラックを取り付けている4本のボルトだが、これはあまり難しくない。中には苦労している人もいるようだが、
小型のソケットレンチと適当なサイズのエクステンションがあれば難なく外れる。
あとはステアリングシャフトとの結合ボルトを外し、パワステポンプのリターン側のホースを外してペットボトルでうけ、エンジンを回してフルードを抜き、改めて配管を外せば良い。
しかし、やはり見にくく工具が振れないためになかなか外れない。周囲はパーツクリーナーを使ってもオイル含みの泥が残っていてどろどろであるしやりにくい。フレアナットが回るとフルードがあふれてくるし。
このとき、ステアリングマウントのボルトを外してしまうとラックが動いて配管を外しにくいため、ボルトを仮止めしておくと作業がしやすい。
なんとか高圧側を外し、リターン側を外そうとしていると、突然の夕立。あわてて工具類を軒下に運び、ハッチとボンネットを閉めて逃げ出す。
結局ギアボックスを外すところまでは出来なかった。次は23日か?
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錆も出ているラックマウントとスタビライザーの取り付けボルトをクレ錆取りクリーナーにつけてみた。
60℃のお湯にジェル状のクリーナーを溶かしてボルト類を入れておくとすごい勢いで泡が出る。ジェル状のまま塗ると効果が今ひとつな感じだったが、お湯に溶かすとかなり効いている感じ。さらに超音波洗浄機で振動を与えてみた。
かなりすっきり綺麗になった。
これに味をしめ、ほかのさびたボルトを洗浄している。赤さびが目立つものはどれほど綺麗になるだろう。
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PIAZZA | 日記
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2011/11/21 01:45:01