2012年03月18日
保険契約について
車両保険も重要だが、対人対物賠償や自分の怪我に対する補償を何より重視するべきだ。一般に人身事故の場合、車両保険の額とは桁が1~2桁違う損害額となるのだから。
○対人無制限
○対物無制限
これは基本。
自分を守るためには、
○搭乗者保険 最大額
○人身傷害保険 最大額
・弁護士費用特約
は絶対に必要だ。
いざ事故に遭い怪我をしたとき、これらがあるとないとではその後の負担が全く違ってくる。怪我の度合いが大きいほど効く。
基本的に相手の保険会社は支払わないし、まともな額を得るためには裁判になる。その間にも入院・治療・介護費用等々莫大な額が飛んでいく。
弁護士費用特約は、自分の過失が0%の時だけしか使えない保険会社もあるので注意したい。
忘れてならないのは
・人身傷害保険の倍額条項
である。
これは重傷の場合に保険額の倍額を支払うものであり、多くの人身傷害保険にはついている。ところが、一部の保険会社ではこれを削除してしまっている。倍額にしないと足りないのが普通であるらしく、よく確認しないといざという時に泣きを見る。
私が入っている保険会社の一つは昨年この条項を削除してしまった。故に次の更新はない。
古い車になると車両保険はつけられないか、つけられても大した額がつけられないことが多い。古いクルマに乗っていると身にしみて分かるのが、時価額と修理費用との差の問題だ。相手保険会社からはほとんど車両の賠償がないいわゆる当てられ損になることが多い。
交渉次第になるようだが、時価額を上回る協定価額をつけられることもある。時価額を上回る修理費用の特約をつけられる保険会社もあるので調べてみるといい。
また、相手が超過修理費特約に入っていれば時価額を超える修理費が出る。
逆に言えば、自分が入っていれば古い車が相手でも修理費を出してあげられるわけだ。
示談交渉ではスムーズに話がまとまりやすくなる。出来るだけ入っておきたい。
自転車で誰かを傷つけたとかで、巨額の賠償を負うこともある。できれば個人賠償責任特約にも入っておくとよいだろう。
結局様々なものをつけて保険料が高くなるばかりだが、あまりここをケチらない方がいい。交通事故はいつどこで起こるか分からない。自分がどんなに正しくとも巻き込まれる。
保険はかならず厚く入っておくに限る。
ただし、保険会社は選ぶべき。
そして、一昔前と違い、内容が保険会社によって違うことには気を付けておきたい。
ブログ一覧 |
事故関係 | 日記
Posted at
2012/03/18 14:49:33
今、あなたにおすすめ