2012年04月17日
アメリカから取り寄せたパーツの生産国
在庫処分品で安いので、結構買ってみた。届いたものやパーツリストを見ると、生産国については次のような感じだった。
・互換性の少ない車種ごとの専用パーツ
ブレーキマスターシリンダー、ブレーキキャリパー、クラッチマスターシリンダー、スレーブシリンダー
サスペンション回りの各種ボールジョイント類など
日本製(メーカーはいすゞ純正品と同じもののようだ)
・ブレーキリペアキット類、ブレーキパッド、サスペンションブッシュ、ブレーキホース、パワステホース、燃料フィルターなど互換性があるか、製作が比較的容易なもの。
日本製、アメリカ製、メキシコ製など
・エンジン回り(ガスケット、バルブ、カムシャフト、ウォーターポンプ、タイミングベルトテンショナーなど)
アメリカ製、韓国製、イタリア製、日本製など
アメリカではエンジン回りパーツが非常に豊富で入手しやすい。メーカー純正品ではないものがかなり多いようだ。アメリカで作っているものもあるが、ピストンは台湾製のものを見かけるし(処分品にないどころか、アメリカでも4ZC1のスタンダードサイズピストンは品薄)、処分品が安かったので試しに取ってみたバルブがイタリア製だったのにはビックリ。このあたりのパーツにかなり需要があるのがDIY王国アメリカらしい。
カムシャフトもアメリカ製。別にハイカムとかではない。タイミングベルトが切れて曲げてしまうバルブや、ブーストかけ過ぎて溶かしてしまうピストンならいざ知らず、こんなパーツにもそんなに需要があるのだろうか。オイル管理が悪いとカムをひっかいてしまうこともあるだろうが……。作業ミスで折ってしまうとか、まあないことではないものの、
ブレーキホースなんかもアメリカではメジャーなパーツ業者のものなので、問題はないのだろう(このパーツ業者では、日本車の場合は日本からの輸入パーツが多い)。
フロントサスペンションのアッパーアームのブッシュは、以前ロータス用純正を取ったときは前側と後側のブッシュが別品番だったが、アメリカでは同品番を2つ使うらしい。しかも、2つのメーカーから取るとそれぞれブッシュゴムの固さがまるで違う。形が合うだけであって、いすゞのチューニングとは違うものになってしまうのは確実だ。
このあたりはショックアブソーバーで顕著だろう。
ちなみに以前取った純正ロータス用のフロントアッパーアームブッシュには「競技用部品」と書いてあった。公道使用不可のようなことが書いてあったような記憶がある。これって一体どういうこと……?
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おまけ
昨日聞いたいすゞ純正部品情報:
フロントサスペンションのテンションロッドブッシュ 在庫3個 オーダーかけても入荷時期不明。
テンションロッド 右側 製廃 左側 残り1個
だとか。
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PIAZZA | クルマ
Posted at
2012/04/17 19:05:50
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