八宝屋からあやしい調整式燃圧レギュレーターが届いたので、手元の3つのレギュレーターを比較してみた。
左上:調整式 右上:ピアッツァ用 下:ロードスターNB8C用
エアブラシのコンプレッサーで圧力をかけてみると、ピアッツァ用が2.6kgf/cm2程度, ロードスター用が3.0kg/cm2程度で開いている。
ただ、エアブラシの圧力計がゼロからはじまっていないので、指示値が正しいのかどうかよく分からない。
調整式は、その名の通り開弁圧が可変であるのだけれど、一度圧力が高くなってから「ばふっ!」と大きな音がして弁が開いて圧力が下がり、圧力が一定になる(ガソリンがないので弁が張り付いているらしい)。
困ったことに、調整式レギュレーターの圧力計とコンプレッサーの圧力計の指示値に差があり、コンプレッサーの方が高い。
コンプレッサーの方が大気圧のみの時に、0.2kg/cm2程度と思われるあたりなので、大気圧ではないし、単なる針のズレなのか、このあたりは目盛りがないので非直線領域なのか。そうであれば指示値自体は正しいことになる。
しかし、おおよそ零位のズレ分だけ2つの圧力計の指示値が違う。
では、調整式燃圧レギュレーターの圧力計が正しいのかというと、それはよく分からない。と言うのも、エアブラシの方の指示値がレギュレーターの規格値とおよそ整合しているからだ。
ピアッツァ
レギュレーターの規格値 38 psi = 2.62 Bar = 2.67kgf/cm2
整備書 燃圧正常値:バキュームなし 約2.7kgf/cm2
ロードスター
整備書? 燃圧正常値:バキュームなし 270~310kPa(2.7~3.2kgf/cm2)
どこかから圧力計をもってこないと安心できないなあ。
それに調整式の挙動はちょっと気になる。実際にはキーオンでポンプが動いて燃圧がかかり、バルブが開くから問題ないのかも知れないけれど。
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それにしても、psiなんてSI単位系ではない換算もしにくい単位を使うのはやめて欲しい。kgf/cm2ならまだしも。
1bar = 0.1MPa = 1.020 kgf/cm2 = 14.50 psi
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車 | 日記
Posted at
2015/08/04 19:40:15