もともと日本での自動車生産はノックダウン生産で海外の自動車をそのまま生産するところから始まっている。
海外の先達の製品は手本であり、模倣の対象でもあった。
その中で少しずつ技術を高め、今の日本車の地位がある。
自分でそっくりさん同士を載せるのをやっていこうかと思っていたのだけれど、よくできた比較が既にあったので、紹介しつつ引用することにする。
掲載元は2ちゃんねるらしいのだが、数多くあるまとめサイトのどれを見ても元のURLが掲載されていない。まとめサイトの一つをリンクしておく。
日本も中国、韓国を笑えないパクリ大国だったことが判明wwwwwwwww
http://throwing.blog.jp/archives/3797315.html
ここではさまざまな海外製と日本製のそっくりさんが紹介されている。
そのうち、自動車で、色を揃えて非常にきれいにまとまっている部分を引用。これも何処かから転載されたものと思われるが、詳細は不明。元を見つけたら本エントリーを修正する。
多くは日本製が後発だが、必ずしもそうとは限らない。
日本車のデザインが欧米メーカーにマネされたらしい例はいくつかある。アコードエアロデッキ(ボルボ480)とか、ホンダ Today(ルノー トゥインゴ)など。
他にもあきらかに真似たデザインは多く存在する。
三菱ギャランGTO(フォードマスタング)とか、三菱ディアマンテ(BMW)とか。FTOもあの大胆なデザインはクーペフィアットのぱくりと言われている。なんか三菱ばかりが並んでしまったな。
トヨタなら、初代MR2はフィアットX1/9で2代目MR2はフェラーリディーノ。MR-Sはポルシェボクスター。この手の車は売れるかどうか分からないので、デザインで保守的(売れた車に似せる)になったのだろう。
マツダRX7(2代目)は初代に対してスポーツカーらしくなったが、ポルシェ関係者に「924のよくできたイミテーション」とまで言わしめている。それもあって3代目では相当デザインで頑張ったのではないかと。
初代ロードスターはライトウエイトオープンの再生がコンセプトであったために、デザインまでロータスエランに似せている。全く新しい提案ではなくノスタルジーが訴求点にあったためやむを得なかったのかも知れない。
バブルの頃の海外のデザイナーを起用することもあったマツダデザインは秀逸だが、バブル崩壊後のマツダデザインはよく分からないものに感じる。
それにしても、フェアレディZはジャガーEタイプがネタ元と思っていたが。
ルノーエスパスとトヨタエスティマについては、比較されている物はエスティマの方が先だが、初代エスパスはあきらかに初代エスティマの元ネタ。登場時にあまりに似ていて笑った。
何代か経過してくると、似た車種の場合メーカーは互いに意識してあえて違えたり寄せたりしている感も。特にルノーは日本車に寄せる感がある。
ともかくも、真似るというのは日本のお家芸でもある。あらゆる物を貪欲に真似、とり込んできた。ここで日本はオリジナリティのある国だと言ったところで空しい。それでは自分の国が起源だと主張したがるどこぞの国と同じになる。
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Posted at
2015/12/24 09:53:04