ＦＢは信者の集まりになりやすい

　ＦＢのもう一つの傾向として、ジャーナリストなど言論活動をやっている人、芸能人、政治家などが登録していると、それらには信者ばかりがよってくる傾向があると言うことだ。

　一般向けに公開しているものなら信者ばかりにはなりにくいが、友人限定公開だと、まさに信者ばかりになる。

　何か書くと、それを褒め称えるようなコメントばかりがつく。まさに「マンセー」になっているのだ。

　書いている方には気持ちがいいだろうが、それがジャーナリストのやることかと思う。

　なので、私が知りあいの元新聞記者が書いていることに、おかしいことがあるとおかしいとコメントすると面食らっている様子が手に取るように感じられる。

　素人がちょっと聞きかじったことを書いていることに反証資料をつけてコメントすると、大概逃げ出す。最初から議論をする気などなく、それを支えるベースもないからだろう。ならば最初から書かなければいいのに。ちょっとかっこいいこと書いちゃったからもちろん「いいね」される、としか考えていないのかも知れない。

　大人の関係だから、気になることがあっても反論などはあえてしないという人が多いのだろうが、それが故に寄ってくるのは信者ばかりになりやすいのは否定できないだろう。

　ＦＢはそういう「仲間内で肯定的なことばかりの気持ちのいい場所」になっている気がして仕方がない。

　そういう日本的な社会がＦＢの中では醸成されやすいようだ。

　自分にはそう言う場は気持ちが悪いとしか思えない。