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2016年03月12日

ペット樹脂を分解利用する細菌を発見


 ペットボトルの処理施設の土壌を調べたら、ペット樹脂好きな細菌が発見された。
 ペット樹脂は生分解されないとされていたため、非常に画期的な生物の発見と言える。


ペットボトルの樹脂を食べる細菌、日本の研究チームが発見
執筆者: 安藤健二
ハフィントンポスト


投稿日: 2016年03月11日 20時01分 JST
更新: 2016年03月11日 20時01分


慶応大学、京都工芸繊維大学などの研究チームは3月11日、ペットボトルや衣服の素材に使われるペット樹脂を食べて成長する細菌を世界で初めて発見した。「自然界ではペット樹脂は分解されない」との通説が覆されることになった。

この細菌は、発見場所の大阪府堺市にちなんで「イデオネラ・サカイエンシス201-F6」と名付けられた。ペット樹脂を分解するだけでなく、栄養源として増殖する性質があるという。3月11日、アメリカの科学誌「サイエンス」に論文が掲載された。


■環境に負荷をかけないリサイクル技術を生む可能性

「ペット樹脂」の正式名称は、ポリエチレンテレフタレート(PET)。石油を原料にして作られ、ペットボトルや衣類、容器などに幅広く利用されているが、現在のリサイクル技術では熱処理や化学反応が必要となり、エネルギー消費量が多いことが課題になっていた。

研究チームは、ペット樹脂製品の処分施設に周辺の土壌を採取して詳しく調べたところ、ペット樹脂を分解することができる新種を発見したという。研究チームの慶応大学の宮本憲二准教授はNHKニュースに対して、「石油資源にも限りがあり、環境への負担が少ない新しいリサイクル技術を生み出せるよう研究を進めていきたい」とコメントしている。


 かなり便利に使っているペットボトルだが、再生には随分コストがかかり、利用の仕方も限られた。これで新しいリサイクルの道が拓かれればよいのだが、いまのところまだまだ分からない話。


 この調子でグラスファイバーやカーボンファイバーのFRPを高効率で分解する細菌とか見つからないものだろうか。始末に困るこれらを有用な形で始末する細菌がいると都合がよい。


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Posted at 2016/03/12 07:43:20

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