部品の形状から考えてみた。

↑ミッション側部品
取り付けは挟み込むだけというもので、こちら側だけでは固定できない構造。
見にくいが、リングギアの左に目を移すと、エンジンとミッションを固定するボルトに共締めされた金具があり、これがカバーを取り付けるものらしい。
構造的に、エンジンに固定されるエンジン側のカバーと一体にならないと振動等でも簡単に外れるもののようだ。
あとは エンジン側の固定ボルトの確認だが、今写真がない。
ボルトを目視していて、樹脂がボルトの周囲についている様子は見えた。これがカバーの固定ボルトであれば、何らかの理由でボルト周囲を残してちぎれた可能性がある。
あとでファイバースコープを使って撮影してみようと思う。
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ちぎれたのだとすると、いくつか可能性がある。
1.単純な経年劣化と振動ストレスによる破損。
2.締め込み時のトルクと経年劣化による破損。
3.カバーをエンジンにつけたままエンジンとミッションの結合を行い、何処かにぶつけるなどストレスを与えて破損。
わずか5ヶ月程度(しかもそのうち1ヶ月半はほとんど乗っていない)で問題が無かったパーツが割れて脱落するとは考えがたいので、もし作業時についていたのならば劣化や破損を見過ごしている問題がある。
ついていなかったのであればパーツの脱落に気付かなかった問題がある。
追記:
部品と現車を見る限り、どうもエンジンやミッションは搭載状態のまま取り付けられそうである。
整備書ではカバーのみ脱着できるように読める。
しかしディーラー側は作業行程不明で、どれぐらい時間がかかるか分からないという。
つまり、すくなくともメカニックは、カバーを取り付けた経験が無いと言うことだろう。実際にエンジン脱着時にカバーの取り付け作業を行ったものなら、(整備書の通りなら)カバーのみエンジン搭載後に取り付けたはずなのだ。
そうなると、作業後に脱落した可能性は少なさそうだ。
すでに脱落していたか、外した後につけ忘れたかという可能性を考えることになる。
SVXのEG33のフライホイールハウジングカバーは他のエンジンと構造が異なるようなので、作業したものなら印象に残っているはずだ。
一方で他車種ではカバーがあるのにSVXでフライホイールむき出しであったら違和感を覚えないと言うこともあるまい。
メカニックからはどちらの話も出ていないようで、よく分からない。
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SVX | 日記
Posted at
2017/10/20 18:38:53