ThinkPadを使い続けているが、以前のモデルは16V丸形コネクタ、比較的最近のモデルは20V丸形コネクタで、互換性がない。
前者はパナソニックのものと互換性がある。
今常用するThinkPadはすべて20V丸形コネクタ(※)なのだが、これは一般の規格コネクタではないので入手が困難だ。
※ うちにあるThinkPad W530 ワークステーションモデルは電源アダプタが大容量タイプで、同じに見える20V丸形コネクタも内側に切り欠きがあり、他のものと共用できない。

うちではベッドでノートパソコンを使っていることが多く、本体を引っ張るときにコネクタにストレスをかけやすく、ケーブルの網線が断線してしまうことが多い。
一体成形なので分解不可だ。半田付け用のコネクタはないので修理不能。
規格コネクタに付け替えて、入手可能な規格コネクタからの変換コネクタを使う手もあるが、かなり長くなってしまうので、危なっかしい。
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仕方ないので、カッターナイフでコネクタを切って半田付けをし直してみた。カバーはもう一度かぶせて取りあえずビニールテープで留めている。
もとのようにまっすぐ線を出してみたが、パナソニックのもののような横出しの方が、ストレスには強い。
力がかかってもまずコネクタが回転するので、力がケーブルに集中しない。
これを考えてもう一つテストとしてコネクタから横出しにしてみた。現状はビニールテープ巻きなのでみっともないが、こちらの方が具合がいいようだ。
いずれプラリペアか何かで固めてしまうのも手かも知れない。
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Let's Note NX1を入手したときに強く思ったのだが、パナソニックはビジネスモバイルモデルの開発を重視してきたので、そのための対応にかなりエネルギーを使っているように思う。
電源アダプタのコネクタも、ケーブルにストレスがかかりにくいようにコネクタと一体のビニールのモールドを長くし、ストレスの集中を避けようとしているようだ。
背面をバッテリースペースにあてているために電源ジャックがマシンの横に付いているから、コネクタがL型なのは当然ではあるが、前述のようにこちらの方がケーブルにストレスがかかりにくい。ケーブル自体も太めだ。
レノボのものは細目でケーブルが断線しやすいような気がするし、コネクタの形状は時折変わってもケーブルの処理の仕方に改善はない。
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PC/UMPC/Smart Phone | 日記
Posted at
2018/12/01 10:00:19