発注していたDINソレノイドバルブコネクタ等の出荷連絡メールが入り、確認したところ、痛恨のミスを発見。
110V AC仕様のものを発注していたつもりが、110V DCを発注していた。
単なるコネクタなら電圧/電流の仕様さえクリアしていればいい。
AC100Vは実効値なのでピークで141V。実効値はDCだったならの電圧なので、定格電圧110VDCでAC実効値100Vでも問題は無い。
何が問題かというと、恐らくこのコネクタの場合はLEDインジケーターが内蔵されているために、AC用とDC用で回路が異なるのだろう。
ACではLEDに逆電圧がかかるのを防ぐために逆向きのダイオードを並列に接続する。DC用ではそれがないのか?
DC用のLED回路をACで使っているとLEDが逆電圧に耐えられず破壊が起きてしまう。
で、ネットを探って、他メーカーのDINソケットのカタログを見ていたのだが、実に多様な製品がある。整流して送り込むタイプもあり、様々な回路を内蔵している製品が存在するらしい。
その一つのソケット内回路と接続図。
上は単純なインジケーター付きコネクタ(誘導コイルのサージ対策のダイオード入り))だが、AC/DC両用になっている。これはLEDが無極性タイプが使われているので、ACでも、DCのプラスマイナスをどちらにつないでもOKというものだ。
今回私が購入した物は普通のLEDが使われているものなのだろう。
DCバージョンは部品点数が少ない分、若干お安くなるというわけだ。
私としては、実物を確認の上、必要があればスイッチングダイオードかLEDを追加するか、無極性LEDに交換するかすればいい。
無極性LEDは秋月電子通商で10個100円だ。
↑無極性LED 赤色3mmの例
せっかく職場が秋葉原に近い所になったので、必要があれば久し振りに行ってみよう。
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修理・レストア | 日記
Posted at
2019/10/25 23:10:54