2021年08月02日
アネスト岩田 Kiwami RT Clear
新調したスプレーガンだけれど、少しずつ使っている。
これまで平吹きエアブラシとか電動スプレーガン(HVLP)、アネスト岩田の廉価スプレーガンを使ってきたけれど、今回「ああ、違う」と強く実感した。
平吹きエアブラシは吹ける幅が極めて狭いので小物の塗装にしか使えない。それは当然のことで、もともとイラストや小物狭範囲塗装用のツールであり、自動車や家具の塗装には向かない。
電動スプレーガンなのだけれど、霧化が雑という印象が拒めない。大きな範囲を塗るのには向くのだけれど、繊細な塗装には向かないように思う。
やはり、自動車塗装や大きな家具、扉等となると、スプレーガンが向いている。
で、アネスト岩田の廉価スプレーガンを買ってテストしたのだけれど、どうも自分の感覚とは違うなと思う。まだガンの調整の仕方、塗料の調整の仕方がよくわかっていなかったと言うこともあるが、空気がいきおいよく出る感覚が今ひとつ合わない。まあ、慣れていないためだろう。
それが今回のKiwami RT Clearで随分印象の違うものになった。
Kiwami RT Clearは1.6mmの口径で、吐出量の大きなタイプのはずだが、非常に霧が細かく、塗料が対象物にしっかりついていく割りに塗料の吐出量は多くないようだ。
一般の塗装動画ではけっこう速い速度でガンを動かしているが、コイツでは低圧で距離は15cmと比較的近いタイプで、少しゆっくり動かす必要がある。その分肌の状態が見やすく、自分の感覚には合うようだ。
低圧、近接塗装はこれまでのものと違うので、スプレーガンになれている人たちには戸惑う人もいるのかもしれない。
もっとドバドバ出るスプレーガンもあるので、そう言うものを試してみるとそちらの方がよいと思うこともあるのかも知れない。
明治のFiner Forceとか試してみたいかも。
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Posted at
2021/08/02 22:39:07
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