接触を改善したスイッチを戻して何か引っかかった。
見てみると、パーキングブレーキレバーを引くとスイッチがオンになり、戻すとオフになる構造だ。接触が悪い場合、警告灯がつかなくなる方向になるはずだ。
実際、警告灯は点灯しっぱなしで改善していない。
テスターを当てるとスイッチはきちんと0Ω⇔∞Ωになる。
何か勘違いをしているらしい。
そこで配線図を見てみる。
パーキング/ブレーキフルード警告灯?
SVXはパーキングブレーキの警告とブレーキフルードレベル警告灯が兼用らしい。
実はSVXに限らず、一昔前の車では一般的なようだ。恥ずかしながら知らなかった。
現代の車ならブレーキ液の警告は独立して出る。
センサーが検知するギリギリのレベルで、走行で暖まると液面が上昇して消えたものと考えられる。
そうなると何処かで漏れている。そういえば塗装してあるキャリパーに錆が出ているものがあった。タイヤハウスをよく見ると、スプリング付近に液体が付着した痕がある。
ステアリングを一杯に切ってキャリパーに触れて見ると、湿っている。フルードが漏れている。
タイヤを外し目視。バンジョーボルト付近に濡れとサビがある。
車検では下回り検査に引っかかっていないが。
14mmのスパナでまわしてみると、まだ締め込める余地がある。キャリパーを取り付けたときにバンジョーボルトを締め付けるトルクが不十分だったのか?
他は問題なかった。
ここからジワジワと漏れていたのだろう。ただ、余りに微量なので目立った影響が出ていなかったのだろう。
なお、液のレベルはMINと真ん中の間ぐらいだった。車検の時には「やや少ないが範囲内なので取りあえず問題なし。時間のない中で検査に持ちこんだので、時間のあるときにフルード交換しておこう」と思っていた。そもそも漏れない限りフルード量は変わらないのが油圧システム。パッド&ローター交換で液面は上がったので、そこから減っていることにすぐ気付く余地があった。情けない。
キャリパーをOHしたのが2015年。締め付け不足なら7年かけて漏れてきたわけだ。途中2021年に
パッドとローターの交換をしていて、その時MAXレベル未満を確認している。当時の写真を見るとまだキャリパーは綺麗だ。割と最近錆を見ているので、漏れが明確になったのはここ1年の間なのかも知れない。
SVXのフルード交換も予定していたので、明日やってしまおう。ブレーキ液は格安のモノタロウのものをたっぷり買ってある。
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SVX | 日記
Posted at
2022/08/26 22:39:22